ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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特別任務猫隊長 6


今年も終わりと太陽が西へ西へと急ぎ足


「シーバも食べたし・・・」


「臨時隊員、撮影ご苦労ダッタ」


「常勤隊員もご苦労ダッタ」


「チョット冷えて来たナ」


「うむ、後に続け!」


隊長?もう任務完了ですか?


「エート・・・」


「チョット忘れ物ダッ!」


ああ隊長ったらまたもや・・・


「うむ・・・」


「署名、ヨーシ!」


「これにて任務完了ダッ!」


「さあ帰るゾ、隊員」




最後にご署名済ませれば、任務全う隊長。
次の年へと気が急いて足早になる太陽が西へ西へと傾けば、白雲光る青空に微かに混じる夕暮れの気配漂う年の暮れ。特別任務次々こなし鼻高々の隊長の、落ち葉踏みゆく足許でいつしか伸びたる長い影。
冷たい風に頬撫でられて俄かに目覚めた里心気づかれまいとするように、悠然とした足取りでお駕籠に向かう隊長。帰りましょうかと訊ねれば、忘れ物だと引返しまたもやご署名フェンス際。
これにて任務全うと尻尾を立ててご満悦、そそくさお駕籠に乗り込んで朽葉色した陽を浴びながら即座に出せとご用命。


「早くお駕籠を出してクダサイ!」







【蛇足的余談】
冬の公園を思う存分検分して、木登りして、オヤツも食べて、したいことを一通り済ませた充実感の中、お天道様はどんどん西へと進み、時折隊長の頬を撫でる風が冷たくなり、夕暮れの気配が微かに微かに漂い始める。
遠足にしろ普段の町内の散歩にしろ、も突然に家が恋しくなる時があるらしい。
そんなとき隊長はやたらにスリスリしてきたりするのだ。
公園に着いてからここまで大体2時間強くらいだろうか。

自らお駕籠に向かったので帰りましょうかと声をかけると、やおら忘れ物だと慌ててフェンス際まで戻った隊長がしたことと言ったら、またもやご署名なんである。
実は公園の駐車場に到着した折、彼はちゃんと車の中でトイレを済ませていた。
それも大きいほう(笑)。


(車のトイレでブツを埋める隊長の背中)

だから、今日はダイジョーブだろうと隊員は油断していたのだが甘かった。
自分がココに来たという証を残したかったのか、小さいほうはしっかりご署名用に取ってあったらしい・・・。
そう、彼は新年早々真白き雪上で見事な『大小の書き初め』をしたが、大晦日には律儀に書き納めもしていたんである。・・・いやはや。

ごろ太が家に帰りたくなった折の意志表示はもうひとつある。
それは教えたワケでもないのに自らお駕籠に乗り込むことなんである(笑)。
アパートから200メートルも離れていない実家まで、今では彼はご自分で歩いてご出勤し、帰りも張り切って帰路に着くのだが、以前はお駕籠で行き帰りしていた。
そういえばその頃も、帰りたくなるとお駕籠に飛び込んでいた。

動物病院の診察台の上でもしきりにキャリーに戻ろうとするけど、それは帰りたいというよりむしろ「今置かれている状況から離脱したい」という意思の表れっぽい(笑)。

普段の町内巡回ではお駕籠は使わないのでなかなか気づかないが、こうしてお駕籠で出かけると『帰るときはお駕籠』なのだと教えなくとも彼は解かっているらしい。
こちらも、が自らお駕籠に入れば「ああ帰りたいんですね」と気づいて帰路に着く。
からすれば「こうすれば目的を達成できる(この場合はお駕籠に入れば家に帰れる)」という結果になり、そのことが彼のアタマの中で「お駕籠に乗る=帰る」という連想をますます強め、進んで同じ行動を繰り返すようになる。
これを『行動の強化』というんである。

自分の要求を通すために経験から学習して行動するの学習能力はかなり高い。
が、必ずしもこちらの思惑通りとはいかないことも多くて、たとえばして欲しくないイタズラをしている時に気を逸らそうとうっかりオヤツを出したりすると「このイタズラをすればオヤツがもらえるな」と『行動を強化』してしまったことになり、猫は同じイタズラを繰り返すんである。うひひひ。
そのことを踏まえて、して欲しいことをした時に猫の望む結果(=ご褒美)を繰り返し示すことができれば、前回お話したクリッカーのあるなしに関わらず、猫は自ら色々なことを学習してくれる。ご褒美はオヤツばかりではないんである。

長々続いた隊長の特別任務のお話もこれで(やっと!)お終い。
毎回とても喜ぶので、次の大晦日と言わず時間が取れたらまた隊長と公園に行きたいんだけど、いつになることやら。
(そもそも時間が取れない理由の大半は隊長自身なんである!)


「次はいつカナ・・・」

たくさんのかたが見に来てくれて、お返事できないにも関わらず愉快なコメントもいただいて、とても嬉しゅうござったんである。ありがとうございました!
調子に乗ってこの先も週2回ペースで・・・と言いたいのは山々なんだけど、パソコンに向かっている時間が増えると隊長が拗ねるのでそろそろ限界(笑)。
次回からはいつものペース(できるだけ週1回更新)に戻りまーす。
そろそろ隊長の繁忙期(笑)に入るから、もしかしたら週1回も間に合わなくなるかもしれないけれどガンバリまっす。


(関連記事>特別任務猫隊長 12345・6




【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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次回からいつもの更新ペース(できるだけ週1回, たぶん木曜日あたり)に戻ります。
コメントのお返事は絶賛(?)お休み中。読み逃げは常に大歓迎中~。

この下にオマケの追記(ウニ玉持って来い!について)があります。(無駄に長いけど)よかったらどうぞ。



【蛇足的オマケ(ウニ玉持って来い!について)】
投げ遊びが好きなの飼い主にとって『ウニ玉持って来い』はひとつの憧れ(笑)!
『持って来い』ができる子って最初からできるんだよね。
「持っていけばまた投げてもらえる」って解かってるから。投げてあげることがひとつのご褒美として成立しているんである。
でも、ウチのごろ太や某かえでくんのように「飼い主のポケットからは無尽蔵にウニ玉が湧いてくる!」と思わせてしまったに『持って来い』を解からせるのは結構難しいのだ。

リヴさんもワタシも、家で過ごしている間上着のポケットに大量にオモチャを入れて、のリクエストがあると喜び勇んで次々投げてしまう、という生活を送っているのです(^^;)。

投げたものを持って来る、という行動には

   ①投げられるのを待ち

   ②投げたものを追いかけて

   ③口にくわえて

   ④投げたヒトのほうまで戻り

   ⑤くわえたものを口から離す

というように、結構たくさんの要素が含まれています。
これら一連の行動が順に起こった状態が『ウニ玉持って来い』なんだけど、意識して教えようとする場合、上記のように分割して考えると吉。
投げ遊びの好きなにとって①と②は教える必要すらない行動
でも③のくわえるというのは普通に遊んでいる状態では必ずするとは限らない(前足で転がして遊んだりもするからね)不確定な要素なのだ。

なので、まずは④の投げたヒトのほうまで戻るというのを憶えていただくのです。
これはいわゆる呼び戻し(オイデ!というヤツね)なので、投げ遊びをするしない関係なく『呼んだら来る』ことができればヨシ。
名前を呼んで自分のほうに来たら褒めて(クリッカーならカッチンして)ご褒美。
家中の色んな場所から呼んでも来てくれるようにしておきます。

それができたら、ウニ玉で遊んでいる最中にがウニ玉をくわえたらカッチンしてご褒美。これは偶発的に起こるのを待つしかないので、憶えるまでに時間かかるかも。
くわえることが解かってもらえたら、次はくわえたときに「オイデ」と呼びます。
あるいは最初からくわえた瞬間に「オイデ」と呼ぶ方法もアリ。
くわえたまま走って来てくれたらシメタモノ!

・・・なんだけど、
これって結局が「次々投げてくれるほうが面白い!」と思っているとうまくイカンのよ。
だいたい、モノを投げて遊びつつ絶妙のタイミングでクリッカー鳴らしてオヤツあげて・・・とかメンドクサイんである!ははは。
一時期ごろ太には投げたものをくわえるブームが来て、その時は教えなくても持ってきたから褒めちぎったら、しばらくは『持って来い』遊びができたんだけど、結局それほど面白くなかったらしくて持って来ない遊びに戻っちゃったのだ。
ま、猫が気に入っている遊びは、猫が遊びたいように遊ぶのがイチバンかなぁと思いつつ、ワタシも相変わらずポケットから次々レシート玉を取り出しては機関銃のように投げているという次第(笑)。

猫のモチベーションも大事だけど、教える側がどれだけ憶えて欲しいと思っているかという熱意によってもうまくいかないことも多し。
うまく教えられなかった熱意の足りぬワタシが言っても説得力はないんだけどね。
ま、でもいくつかの動作が組み合わさった複雑な行動を教えたいときには、一連の動作を細かく分けて考えるといいですよ~というヒントの代わりになるかな?と思い、長々書いてみましたとさ。

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| 外出猫 | 20:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ご苦労サマのごっつんこ、可愛いな〜
楽しかったねってお話してるみたい。
署名はしてもウンチョスはトイレではゴロ太君のこだわりを感じるわ(笑)
また公園での冒険が近々あります様に〜

カノは待ち構えて飛んで来たオモチャを襲うのが好きだから、持って来いは
難しいだろうな.....
大きめのボールだとサッカーの要領でこちらに蹴り返してくれるけど。

| mogu07 | 2013/03/29 05:38 | URL | ≫ EDIT

家も時々もってこいができていたのだけれどそれはあまり面白くないと思ったみたいで、投げてはどっかに持って行ってしまう…、そしてそれを人間が持ってくる、という遊びになっています…。

猫の学習能力というか…動物のこういう能力って、知れば知るほど興味深いですよねえ。
最近「動物に魂はあるか」という本を読んで、昔の哲学者の人たちが文字通り、動物に能力があるかどうか以前の話で、動物に魂があるかということを真剣に考えていたことを読んで、ああニンゲンって…なんて傲慢なんだろう、と改めて思いました。今でもそういう文脈ってありますよねえ…。動物なんて所詮…みたいな。
分からない人はな~んでわかんないのか、それが私には不思議ですけどね~。

| kotora | 2013/03/29 08:52 | URL |

わ~なるほどね~
饅頭さんの説明を読んで、ひとつ、ウチの問題点が分かった!
かえでは本当のところ投げられたウニ玉を捕まえて、ひとりでガブガブしたいのよね。
たまーに、途中までくわえて持って来て、頂戴っていうとポロリと落とすってことはできたの。
(私が立ちあがらないと拾えないという絶妙な位置。)
ただ、何回かやると、結局ウニ玉取られてツマンナイ、みたいな態度になっちってね~
食べちゃうのが心配で私も早めに取りあげに行っちゃうからダメなんだわね~
ってことで、投げるのをウニじゃなくしてみよう!と思った。
饅頭さん、どうもありがとう。

ポッケの中さ、いつも手探りでおもちゃを取りだすんだけど、
あんまりにカオス過ぎて、目視できないんだよね~

| リヴ | 2013/03/29 12:13 | URL | ≫ EDIT

隊長!特別任務、ご苦労様でありました!!!
うひひ、まさか書き納めもしていたとはね♪
お駕籠に入る → 移動
と、きっと隊長の中で図式が出来上がってるのね。

Weedyの昔の飼い主さんが撮ったビデオを2年位前
偶然発見し、じゃらしの持って来いをしているところを見て
ビックリしたことがあるよ~。
そういう遊びができるとは知らなくて・・・
遊んであげればよかったと・・・
しかし実家の犬も持って来いは苦手で
くわえたら誰にも邪魔されず楽しめる場所へ運んでしまうタイプだった・・・
Simbaもそんな感じでウニ玉を投げるとトイレに隠しに行っちゃいます。笑
トイレ掃除をしていて、砂の中からウニ玉を見つけること、多々・・・涙

| sari | 2013/04/02 03:58 | URL |















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