ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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猫隊長の暗黒面


「次はドコに行こうカナ」


「ムッ!銀兄貴!」


「マグロッ」            「やぁ、カツオ」


「アレ?」         「僕ァちょっと急ぐんだ」


「オバさ~ん」


「・・・オバじゃなくてボクの乳母ダ!」


隊長?銀ちゃんとなかよしですよね?


「合言葉は言ったよ」           「なかよくできるッ」


「僕ァ気にしないよ」           「できるケド・・・」


「今ジャナイモン」


「あ、僕もそっちに行こうっと」


「ついて来ないでクダサイ」


「僕ァ部屋に戻るだけだよ」




お伴に擦り寄る銀兄に、隊長忽ちふくれ面。
お天道様に励まされ雪解け水を踏みゆけば、車の陰から銀次郎。
気合いを入れた合言葉交わしたまではよかったが、僕は急ぐと銀次郎、隊長を通り過ぎお伴の膝に擦り寄れば、隊長忽ちふくれ面。
眩しい陽光曇らせて暗い気持ちが湧き上がりゃ、なかよくできると言いながらその裏腹な足取りで兄貴に背を向け歩き出し、後に続く銀兄について来るなと耳を伏せ。







【蛇足的考察と余談】
隊長はオモシロクナイんである(笑)。
銀ちゃんが自分への挨拶もそこそこに乳母のほうに行ってしまったことが。
そして「ボクの乳母」にスリスリしたり撫でられたりしていることが。
そのことによって散歩に水を差されてしまったことが。

(動物)はヤキモチを妬かない』と記されている本を結構みかけるのだが、実際のところはかなりはっきりとヤキモチを妬くと思う。ごろ太はご幼少の頃から連れ合いにヤキモチを妬いて拗ねていた。
ブログを毎日更新していた頃はパソコンにもヤキモチを妬き、やっぱり拗ねていた
次のヤキモチ相手は散歩中に道端で会うご近所さん。立ち止まって話などすると、最初のうちこそ近くで座って大人しく待っていてくれるが、話が長引くとワタシの脚に何度も擦り寄って抗議の鳴き声を上げたり、リードの届く範囲をダッシュしては戻ったりして、なんとか自分に注目を向けようとなりに工夫するのだ。
しばしば長話してしまう相手というのは大抵決まっている。その相手をごろ太は憶え、困ったことに次からは姿を見ただけで「アッチに行くゾ!」と反対方向にワタシを引っ張るようになるんである(^^;)。
散歩中によく出会う犬とワタシがなかよくなると、勿論その犬にもヤキモチを妬く。
そんな我儘隊長は、せっかくトモダチになってくれた銀次郎や雉ノ介が徐々にワタシに懐くにつれ、彼らが姿を現した途端に踵を返して反対方向へ走り去るような仕草を見せるようになってしまった。

はヤキモチを妬かない』といろんなエライヒトが言っているので、ヒトから見るとヤキモチのように見えても実は別の理由があるのではないかと、ごろ太のそうした行動をかれこれ1年以上つぶさに観察(銀次郎と雉ノ介が大家さんちの車庫に引っ越すよりずっと以前からこの行動は頻発していたのだ)してきた。
いの一番に思いつくのはナワバリの主張だが、以前からお互いの最重要域にはどちらも出入りさせない工夫をしていて、銀次郎と出くわすのは共用エリア。
共用エリアでは先にいたほうの猫が優先というのが猫の世界のオキテの基本らしいので、ひょっとしたら自分が先にいたと主張したいとか、相手が先にいてちょっと面白くないとか、そういう理由も考えられなくはない。

置き去りにされた銀次郎と雉ノ介にゴハンを差し入れるようになった直後と、昨年晩秋の彼らの引越し直後に特にエスカレートし、ごろ太は時に挑発的な鳴き声まで発したりしたので、これはイカンと乳母は思った。
ワタシが銀次郎たちにゴハンをあげたり世話をしたりするようになったことは、おそらくごろ太にトモダチと競合することがあると教えたようなものだったのかもしれない。
(その時点ではそれでもまだヤキモチで済んでいたのだろうと思う)
更に引越し後には、飼い主ばかりか気に入りの場所も競合せざるを得なくなったワケだから、そりゃオモシロクナイんである。
(この時点からナワバリを主張せねばという気持ちも生まれたように思う)
それでも銀次郎たちは此処で暮らすしかないので、少しでも心の負担を減らしながらごろ太に馴れてもらうしかないと始めたのが「なかよし大作戦」。
彼らと出くわすたびにごろ太に「なかよくしてくださいね」と声をかけ、挑発的な行動を取らずに挨拶できたら褒めちぎりつつオヤツのシーバを2~3粒あげるんである。
彼らと出くわすと褒められたりオヤツを貰えたり、イイコトがあるのだと思い込んでいただき、彼らの姿=イイコトという思考回路によって不快さが消されるという作戦だ。

もちろんシーバはその場の全員に配るので、銀次郎や雉ノ介にとってウチの隊長はオヤツを運んで来るイイヤツということになる。

この作戦が功を奏したか、最近ではごろ太のナワバリ主張は消えてヤキモチだけが残り、写真でお伝えした程度のソフトなものに変化した。
ごろ太のご機嫌上向きシッポは車の陰から銀兄貴が近づいて来た姿を発見したときにもそのままなのに、銀ちゃんが真っ直ぐワタシに近寄って足許にスリッとした直後には見事なまでにふくらんでしまっている。
シッポがふくらむのは感情的に興奮したからではあるが、必ずしも負の感情ばかりを表しているワケではなさそうだというお話を随分以前にした憶えがある。
が!ごろ太のふくれっ面や銀兄貴を睨むジットリした目つき(笑)!
背中の毛までおっ立てて自分の意に沿わぬ出来事に対して威嚇的体勢で処そうとする、甘えん坊猫の暗くて深ーい暗黒面なんである。
それでも「なかよくしてくださいね」と声をかけるとなんとか自分の感情を抑えようとするあたり、いじらしいっちゃいじらしく、そんなごろ太の行動もまったく意に介さない自由なオトコ銀次郎の様子もまたオモシロオカシイ。ふふふ。

ちなみにこの時ごろ太は立ち去ってしまったのでオヤツは出してない。なかよく一緒にいるときに出さないとオヤツは意味を持たないんである。

ごろ太は銀兄貴のことが嫌いなワケではないはず、むしろ好きなのだと思う。
好きなはずの銀兄貴に対してオモシロクナイという気持ちが何故起こるのか、言語を持たず「ヤキモチ」というコトバなど知らない猫は、突然沸き起こるその感情に自分でどう折り合いをつければいいのかわからず余計に苛苛するのかもしれない。
斯様にして猫の感情というのは結構フクザツで、彼らがその心の機微を様々な表情で示すことに改めて感心させられたり面白がったりしつつ、結局は後でご機嫌取りに苦労したりしている乳母なんである。

ごろ太よ、暗闇に溺れず常にフォースと共に在れ(笑)。


ところでこの日は大雪の3日後。
そこいらじゅうに雪が残っているわ寒いわで、外を歩いても大して面白いことがなかったらしい銀ちゃんはオモチャで遊びたかったのである。
オモシロクナイ気分の隊長の目の前で遊ぶと大変お怒りになるのでその場では一旦諦めていただいたが、後からきっちりフォローしに行くんである。


雉ノ介だって一緒に遊ぶのだ


「ムググッ、楽しーい!」


「ワーッ!楽しいッ!」


「どっひゃぁーッッ!!」

と、車庫小屋で待ち構えていた宿借り義兄弟には心ゆくまでお楽しみいただいた。
こんなことをしているから自分の時間がいよいよなくなるんである。

ちなみにこの義兄弟、ごろ太に対してはヤキモチを妬かない(そういうものだと思っているらしい)が、お互いに対してはやっぱりヤキモチを妬く。
どちらかばかり構ったりするとイジケたり間に割って入って転げて見せたりする様子は、面倒臭くもやっぱり面白いんである。


巻き気味なので切り上げたいんだけど、もうひとつ余談。
(37kw さんたらスルドイなぁ!)
銀次郎と雉ノ介には12月半ば過ぎあたりから首輪をご着用していただいている。
何故なら、彼らの毛色では夜になると近くにいても全く見えないことがあるから。義兄弟の新しい住まいは駐車場の端の小屋なので車の出入りが多く、万が一の事故を少しでも回避したいと思ったんである。

なので、オバサンは反射素材で出来た首輪を調達し、首輪などしたことない彼らに練習をしていただいた後、少し早いクリスマスプレゼントとして首輪を進呈したのだ。


雉ノ介は青色


銀次郎のは赤

彼らは思いのほか首輪を厭がらないでくれたし、何かに引っ掛けて無くしたり自分で脱ぎ捨てて来る(引っ張ると外れる安全首輪なのだ)ということもなかったので、兄弟揃って今は首輪猫なのである。
首輪に関しては色々な見解がおありだろうけれど、外に出歩く猫の場合、首輪をしているのといないのとではお邪魔させていただくであろうあちこちのお宅での扱いも結構違う(首輪がないと野良猫だからと邪険にされる率が高くなる)のだ。

ついでに迷子札には饅頭の携帯電話番号が書き込まれている。
地域猫、とは言うけれど住まう処と食餌とを提供していれば他所様から見たらそれは「飼い猫」なんであるからして、首輪は「彼らの行動の全責任はワタシが負う覚悟があります」という意志表示でもある。

家には入れて上げられないが、夕方と深夜の食餌どきには小屋に戻って待っているし、呼べば姿を見せるし、昼間は駐車場で日向ぼっこをし、大家さんの庭で遊び、隊長の散歩の邪魔をし、時々饅頭とオモチャで遊び、毎晩小屋の中の寝床で寝て、大家さんから朝ゴハンを貰って、彼らはこの生活を結構気に入っているように見える。
大雪の日、小屋で夜食を食べて眠りにつく彼らの姿を見て、もしも引越しできていなかったら彼らはどうしていたことかと考えると、本当に引越せてよかった、これでよかったのだと改めて胸が熱くなった饅頭だったのであった。
(嗚呼、巻物御免!写真も多すぎた?)





【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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ふくれっ面続きの隊長だけど、なんだかうっかり巻物書いてしまった饅頭はお返事間に合わず(^^;)。
これぢゃ漫画ブログはとっても無理だよねぇ・・・。
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| 銀次郎 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

銀次郎君が薄皮饅頭さんに甘えてムゥッとしてる(笑)
どちらにヤキモチ妬いたのかしら?
お散歩中は隊員との楽しいパトロールだから邪魔されたくないし
遊びたいのにご挨拶だけだったら切ないものね〜
猫もヤキモチ妬く!
怒ったりせず(怒る場合もあるだろうけど)負けじと主張したり
意識を自分に向けようとするのが可愛い。

雉ノ介クンも銀次郎君も首輪猫ちゃんになったのね〜
ジャラシで遊んで微笑ましいわ。

| mogu07 | 2013/01/31 23:26 | URL | ≫ EDIT

雉ノ介&銀次郎さんお二方、首輪が色が毛色とマッチしていて、お似合いです♪
私も猫はヤキモチをやくと思います。クールでツンデレなルーさんでも兆候あり、ですぞ。

| myaumyau | 2013/02/01 02:45 | URL |

暗黒坊ちゃん(´∇`)
シッポがボッとなって、ヤキモチ焼いてなんとかわいいことか!

ウチのヤツラというか、さくらがヤキモチ焼きね~
かえではヤキモチを焼くっていうより、かえも一緒にお願いします~って感じかしらね。

かえでの腰をポンポンすると、シッポの付け根と背中がボッってなりますよ~
いつか写真を撮る努力をせねば・・・

| リヴ | 2013/02/01 11:11 | URL | ≫ EDIT

こんばんは

銀次郎&雉ノ介きょうだいを見守るみなさんの気持ち、
乳母殿の精一杯の気持ちを感じて、私もなんだか胸が熱くなりました

出来ることだけ、でもそれを精一杯、それでこの子たちが日々満足した猫生を送ることができる、
簡単なことではないですが、この子たちと同じく、お世話をして見守ってくださる皆さんもまた日々満足した素敵な共存生活ではないかと思います

丸丸と健康そうで、いいお顔で遊んでいますね
いつまでも元気で!

| ぐーやま | 2013/02/01 20:24 | URL |

久しぶりの巻物~。
読み応えがあって面白かったです~!
猫は焼きもちを焼かないって!?
どこにそんなこと書いてあったんですか?
うちは2にゃんともりっぱに、焼いてますよ!
薄皮さんが取られた行動はまさに、模範的ですね!
良いことが起こると、おやつで覚えこませる方法。
藍のとき美梅でやろうとしたんですけど、なんっかうまくいかなかったんですよね…。

首輪、そういうわけでしたか~。
車を運転する側として、そうそう、それ、とっても役立つと思います!
2にゃん。幸せだねえ~。

| kotora | 2013/02/03 09:56 | URL |

こんにちは。
お初にお目もじを願い奉りまする、猫様初心者若葉マークの
八朔かーさんと申します。

ふとした行動や表情を読み解く…ん〜深い!深すぎます!
などと、唸りながら拝読させて頂きました。
当方、やっと共同生活半年になろうかと言う、前後左右、東西南北
見事に不明のセルフ迷子状態でございます。
過去記事を遡り、巻き物を拝読するにつれ、ふむふむ…と呟く唇が
ひょっとこ並みに尖って参りました。
時間の許す限り、こっそり巻き物を紐解きに参上仕りますゆえ、夜中に
ドッテリと座っているオバサンを見かけられても、どうぞ箒で叩いたり
なさらぬ様、お願い申し上げまするm(_ _)m

| 八朔かーさん | 2013/02/03 15:38 | URL | ≫ EDIT

どうもです。

銀次郎さん、雉ノ介さん、首輪お似合いですよ。
ボッチャンのヤキモチ、なんだかカワイらしいですね。
穏やかな春が待ち遠しいですね。
ではまたー

| 37kw | 2013/02/04 01:05 | URL |

こんばんわ

ヤキモチ・・・
妬かないと言うエライ方もいますが
やっぱりヤキモチ妬きますよね~!
我が家でもいろいろヤキモチだろうと思われる経験が・・。

隊長のふくれっつら・・・かわいいです。
ふくれてヤキモチしてると思います(^^;)
しかも色んな感情が入り混じって葛藤してるご様子もかわいい・・
乳母さまの愛情とシーバ作戦で暗黒にはのまれないけど
でもちょっとヤキモチふくれっつらなんですね(^^)

銀次郎さん、雉ノ介さんシアワセそうな顔してますね!
オモチャで遊んでる姿なんてウキウキしてますね~
ステキな首輪も安全対策も兼ねてプレゼントしてもらって
お似合いです。よかったねぇ(^^)



| うずら母 | 2013/02/05 18:40 | URL | ≫ EDIT















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