ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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開口呼吸猫隊長


隊長、日陰で遊んでくださいね


「むッ、隊員のクセに生意気ナ・・・」


「ボクがコッチと言ったらコッチだモン」


「・・・いナ」


「こりゃ些かアツイ」


隊長!大至急日陰で休憩してください!


「・・・そのつもりだったモン」




開口呼吸隊長、日照りの道を何故選ぶ。
たとえ真であろうとも任務は任務と言い張って、捗らざるとも欠かさずに鼻息荒く隊長は今日も炎天右左。
呆れたも居るものとお天道様がちらり見遣れば、いよいよ濃くなる木々の影。そこで遊んでくださいとお伴の余計なお節介、指図するなど生意気と逆らうように隊長は、涼やかな影くぐり抜け最初の角を曲がりゆく。
わざわざ選んだ日照り道、些かいと気づいた途端開口呼吸隊長。ついにその場にへたり込み、慌てたお伴に促され日陰で休憩むくれ顔。

・・・というワケでちょっと趣向を変えて(?)とニホンの真のお話。
休み巻物スペシャル?!)



開口呼吸
身体じゅう毛皮に覆われて四肢の肉球以外に汗腺を持たない彼らは、我々のように気化熱(汗が蒸発する)によって体温を下げるということができない。
それではいときにどうやって体温を下げるのかと言えば、の場合まず毛繕いをして毛皮を濡らし、唾液を蒸発させることで身体を冷やそうとするそうな。
実際くなるとごろ太も散歩中の毛繕いの頻度が高くなるので、この説はあながち間違っていないと思う。探してみたら過去にワタシ自身もそれについて考察していた。
(この行動についての過去記事
しかしこの方法、湿度が高いとあまり功を奏してはくれないのである。さに追いつけず必要以上に体温が上昇して来ると、猫だって大きく口を開けてハアハアと息を吐き、それで足りなければ舌をだらりと出し、少しでも体内の熱を外へ逃がそうとする。猫だってハアハアするんである。
そういえば鳥だって、くなると翼を広げながら嘴を大きく開けていることがある。

飼い主と運動することや走ることが大好きな犬ではよく見られる開口呼吸、猫ではあまり見かけないが、これは猫が基本的に無理をしない動物だからなのだそう。
になり気温が上がって来ると、猫は家の中のいちばん涼しい場所で転がったり、開きになったりしてだらだらと過ごすものである。だらしないねぇとつい言いたくなるが、暑いときは少しでも体温を上げぬようにじっとしているのがいちばんの得策ということを彼らは知っていて、ハアハアせねばならぬような無理はしない。
そういえば野良猫が真にハアハアしている姿など見たことがないが、彼らはちゃんと涼しい場所を知っていて賢くじっとしているのだろう。

もちろん犬だって真の炎天下に散歩をしたがるはずもなく、暑い日中は涼しい場所でごろりと転がって寛いでいるはずである。

ところが、無理をしないのが身上の猫たるはずの我が家の隊長は、まだ日も高いうちにどうしても外に行くのだと聞かぬ。特に今年は、梅雨が明けてもなお日中の散歩に出たがった。
気温と地温が多少下がる夜の散歩に至っては調子に乗って100メートルダッシュを仕掛けて来たが、足を縺れさせつつ必死でついてゆく乳母の耳に聞こえてきたのは、ハッ!ハッ!という隊長の犬の如き開口呼吸の大きな息遣いであった。

チミは一体何の生き物なのだ?!

暗闇の中、リードの先で息を弾ませている生き物が犬なのではないかとホンキで思った瞬間であった。(昼間の開口呼吸時にはハアハアは聞こえない)
・・・彼はどうやら無理をするタイプの猫らしい(阿呆とも云ふ)。

無論、隊長がどんなに出たがろうと「行けません!」と宣言することはできる。
飼い猫が暑さに晒されることによる諸々の危険を回避するためには、それが飼い主として手っ取り早く賢い選択肢だということも解かっている。

されどもワタシとしては、
猫が「飼い主に楽しみな日課を奪われた」と感じることは大変不本意なので、
猫が自らの意思で「暑いから外に出るのは止めよう」と決めることを望んでいるのである。どうするべきか猫自身に選んでいただきたいのだ。

それに動物たるもの、「自分の身体が対処できない暑さの中に身を置かぬほうが良い」という判断くらいできなければおかしいではないか。

だからこそ彼がそのことに気づくまで、灼熱のアスファルトからむんむんと立ち昇る熱気に耐え、猫の身体に異常がないか細心の注意を払い、老いつつある身体に鞭打って、隊長におつき合いするという茨の道を選んだのである(笑)。
ついでに、わざわざ日向を歩く隊長に自分の影を日傘代わりに投げ掛けるのをちょっとやめてみたりしてみた(もともとそんな影にそれほど意味もないしね)。
その甲斐あって・・・



「アツイ・・・」             「アツイゾ」


「明日から昼間の任務は夏休みダ」

7月末になってようやく隊長は暑さに気づき、明日から夏休みだとギブアップ宣言をしたのである。この日(7月28日)以来、彼が昼間の任務について言及することはなく、猫らしく窓辺でだらだらと昼寝して過ごしてくれている。
猫としては珍しい開口呼吸で歩くその勇姿(?)と、ベロ出し夏休み宣言の証拠写真を掲げながら、乳母は胸の中で高らかに勝利宣言を叫んでいるのである。

ちなみに「昼散歩の時間を早朝にする」という折衷的選択肢は我が家にはない。
ワタシの活動時間帯が一般的なニホンの皆様より6時間ほど遅れている(これを国内ひとり時差と云ふ)こと、それから、どういう訳か近隣に犬をひとりで外に出すお宅が何軒かあり、特に早朝は大型狩猟犬を放している困った輩がいるので猫の散歩など危なくてとてもできない、というのがその理由。
とは言え、隊長が望めば夜の散歩時間を延長せねばならないが、今年はどうなることやら・・・。


ところで、酔狂な散歩なぞしない屋内の猫でも気温や湿度の高い室内で猫が遊びに夢中になり過ぎたりすると開口呼吸をすることがある。

前述のように、足の肉球からしか汗をかけず毛衣を纏った猫たちが、上昇する体温をなんとか下げようとする奥の手が開口呼吸。
普通の呼吸よりは効率良く熱交換ができるが、かなり体力を消耗するらしい。

ニンゲンの体表にある汗腺はエクリン汗腺で体毛とは無関係に開いて水分を多く分泌するのだそう。
このエクリン汗腺、動物の場合には四肢の裏にしかなく、体温調整でなく極度に興奮したり怒ったり緊張した場合に汗を出す働きをしているらしいので、暑いからといって左程役に立たないようである。

ついでに毛皮のある動物の中で体表に汗腺を持つ馬は汗をかくことで体温を下げられるのだそうだが、この馬の汗腺は毛の根元にあるアポクリン汗腺。通常アポクリン汗腺はあまり水分を出さず、馬のアポクリン汗腺は例外的働きをしているらしい。

だからして、ホントはその姿を見て勝利宣言などしている場合ではないのである。
実際、日陰にから出たごろ太が日照道を歩いたのはほんの数メートル。そのわずかの間に体温が急上昇したから、彼はハアハアしながら歩く羽目になったのだ。
まぁ開口呼吸できているうちは自分でなんとかしようと身体が働いてくれているワケだし、涼しいところで暫し休めば大抵ケロリと復活するのではあるが、猫の開口呼吸を見かけたら熱中症の一歩手前だと思っておくほうが良い。

猫の開口呼吸は『そろそろ限界デス』というサインなのである。

体温調節がうまくできない幼い猫や高齢の猫、高温高湿の環境が特に苦手な黒猫, 長毛または被毛が厚い猫, 逆に極端に被毛の薄い猫, 鼻面が短い猫, 太った猫なども暑さには特に気をつけてあげたほうが良さそう。
また心臓や呼吸器の按配が良くないと、暑い盛りでなくともちょっと運動したり興奮したりしただけで開口呼吸になってしまうことがあるようなので注意したいところ。

熱中症とは高温高湿下で起こる体の異常の総称なので、症状を起こす原因によって手当ても少しずつ異なる。ただしいずれの場合も症状が現れてしまうと命に関わるし、運良く一命を取り留めたとしても脳や内臓に大きな損傷を残す可能性も高いので、決してあなどってはイカンのである。
そこで、隊長が真夏の昼間は家で過ごすに限ると気づくまでの間に何かあってはイカン!と乳母が必死で調べた、熱中症とその対策についてお話したい。
・・・のだが、例によってここまででかなりの尺を使ってしまったので次回に続く(笑)。





【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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隊長が気づくまで随分時間がかかったけれど、今年もお暑うゴザイマス。猛暑お見舞い申し上げまする。
ワタクシもお蔭様でやっとこさ、「熱中症の危険を冒して炎天下にほっつき回って無駄な汗をかき、隊長の体調を気遣ってハラハラし冷や汗までかかせられるという不毛過ぎる昼の任務」から目出度く開放され、そのあまりの開放感に酔いしれてうっかり巻物に手をつけてしまいました(^^;)。

うっかりついでに本日はこの場でちょっとだけ個別にお返事。


myaumyau さん、ダジャレ早速使わせてもらったよー!ウヒヒ。
適正体重がナンダと云うのダッ!ルーさんの生命力に乾杯(笑)!・・・けど、あまりお肥えになると諸々の病気に罹るリスクが増えてしまう(ボーコー近辺も多少関係あるし)から、うまいこと調整できるといいね。
カリカリを1回の食餌につき1粒ずつ減らしていくくらいのゆるさで、1年くらいかけて行うダイエットがおすすめよ・・・って、ルーさんそこまでお肥えじゃないよね?

mogu07 さん、お祝いのコトバをありがとう!
アナベラ姉さんに見守られて、カノくんもリッパに健やかに育ってくれてるよね。このまま健やかにmoguさんの側でずーっと齢を重ねてゆけますように。
涼みながら進むはずの隊長、ペース配分をマチガエタのかついにギブアップしてくれたよ(笑)。

Kotora さん、2週間で終わる夏というのが逆にウラヤマシイ饅頭です。
ついに昼間の任務からは開放されたけど、この暑さがまだ1ヶ月以上続くかと思うとウンザリ・・・。暑いのは年に半月で充分よ!できることならドイツに引っ越したい~。
毛色を薄くする遺伝子って、その毛色特有の性格的な特徴(があるらしいよね)も薄めるんだって。ふんわりした薄茶トラも悪くないけど、なんかそれって茶トラダッシュ(')ってこと(笑)?!

リヴさん、暑さが年々堪えるのは齢のせいばかりぢゃなくて、年々暑さが増してるから(笑)?
ヒーヒー言いながらごろ太と炎天下を歩くことで、首と肩の痛みが良くなるってのも皮肉なのだ。
でもさ、本格的な暑さが来る前から日中の気温が高い時間帯に動くように心掛けておくと、身体が暑さに慣れて耐暑性能がアップするらしいのです。
リヴさんの徒歩通勤も、きっとそういう効果をもたらしてくれたに違いない!

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| 無病息災願えども | 20:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

あ、ドイツの夏、戻ってきました。(爆
先週から暑いんですよ。
といっても先週の金曜日の38度をピークにまあ30度を行ったり来たりの程度ですが…。
それでも暑くて…。
ちょっと体調を崩したりしてました。(私が
にゃんずは涼しいところを見つけて廊下に落ちていたりベットでぐで~んとなったりしています。
口呼吸は…小虎がやっぱり良くしてましたから…。
でも彼の場合は心臓のせいであったので…。
あれ以来、猫の口呼吸はたま~にしか見ません。
美梅が歯磨きのときとかにたまにやるんですよ。
興奮して。
藍の口呼吸は見たことが無いです。

坊ちゃんそこまでして外に出たいか!?
う~ん…。
やっぱりたのしいんですねえ~。
朝方とかにお散歩できたらよいのでしょうけど…。
そうですか~。
犬さんねえ~。
うちも藍を散歩させたいと思っている公園、それがネックですね。犬さんがリードなしで散歩している。
しつけがいい子が多いんであれですけど。でもやっぱり猫が嫌いな子もいるだろうし。まさか猫が散歩してるとか思わないだろうからどんな行動に出るかわからないですもんね。

薄皮さんが熱中症にならないようにお気をつけて~!!

| Kotora | 2012/08/03 23:45 | URL |

 お散歩しばし中止ですか?

 うんうん、その方がいいと思いますよ~隊長さん

暑いときには働いてはいけません。命の関わりますよ~

 って、発想が人間社会にも広がらないかな~^^;

| まめはなのクー | 2012/08/04 18:47 | URL |

毛皮族の夏はシンドイでしょうね。
薄皮さん共々、なんとかこの夏の暑さを乗り越えてくださいね。
体重増加に対するダイエットのアドバイス、ありがとうございます。来春の健康診断目指して、気長に気長に頑張りまっす。

| myaumyau | 2012/08/05 08:59 | URL | ≫ EDIT

アハアハ、坊ちゃんと饅頭さんの根競べ、饅頭さんに軍配ね(´∇`)
坊ちゃんが分かるまで付きあってあげるっていう饅頭さんの考え方好き~

去年まではハァハァいいながら遊んでたウチのヤツラも、
今年の家ではあんまりエアコンも入れていないので、すっかり寝技中心になったわ~
ちゃんと分かって遊んでるのね。
濡れタオルで毛皮を拭いてあげるのも、余計なお世話だけどいいのかな~なんて思ってみた!
本当は暑くなりすぎたら、シャンプーしようと思ってたんだ。
命拾いしたな、ヤツラ( ̄ー ̄)

| リヴ | 2012/08/06 11:46 | URL | ≫ EDIT

いつもご訪問ありがとうございます。
初コメさせていただきます。

夏場の日中に散歩ですか?
人でも暑い。ましてや猫となると地面からの輻射熱でかなりの熱さになってると思いますよ。
大人の猫でも口呼吸になってもおかしくはないでしょう。

実はうちのまりんも昨年口呼吸になった事がありまして。
丁度今頃じゃなかったかと思いますが、あさっぱらから2匹でドタバタやってると急に口呼吸しだして、すぐに濡れタオルを体に掛けて冷やしてあげたら落ち着きましたけど。
まだ子猫でしたから自分をコントロール出来なかったんでしょうね。
大人でも(人も猫も)無理は禁物です。
散歩は涼しくなるまでガマンしましょうネ。

| ましゃ治 | 2012/08/06 13:26 | URL |

人時差!しかも不規則正しいの。(笑)
口呼吸...ごろたくんは、猫じゃなくて「ごろた属」よね。
うちは...冬でも日の光を避けるのになあ、
ほんとにひとそれぞれって...
うちはわたしを追いかけたりして勝手に興奮しすぎて
口呼吸っていうのは時々あります。限度をわきまえよ、めんま。

ミルクティ色、しかもロイヤルミルクティーのごろたくん!
お手柔らかにね。ギブアップもいいことよ。
赤猫さん、えらい迫力だわ。別の生き物にしか見えない。
むろんあのときのぷりけつおかりします。
走り方からしたら、猫って言うよりか犬よね...

ハンストもゆるやかになってきたとのことで、
よかったです。
うちもあんなに食べないのに体重はあまり変わらず...
まあ...体質かな...
わたしも、こないだどうも軽い食あたりになっており...
カンピロバクターもだけど、わたしのばあい
バチウスセレウスやらウェルシュ(たぶんこれかと調べたらいろいろ...)
やら...ほかのひとが当たらなくても私には当たるとかトホホです。

| めんまねえちゃん | 2012/08/07 23:23 | URL |















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