ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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甘たれ猫と銀兄貴


「銀兄貴ィ~」


「遊ぼう!」


「むむッ?!」


「銀兄貴ってばァー!」


「来たッ!」                「やぁ、来たよ」


「転がりっこしよう!」              「ふぉッ?!」


「また出遅れチャッタ?」


「エト・・・転がりっこダ!」


「・・・・・・・・・・・・・」


「銀兄貴ッ」


「ンモーッ!」


「しょうがないなぁ」


「ホラ、転がるぞ」


「ふぉぉッ!ヤッター!」


「アレ・・・もう終わり?」




甘たれが駄々捏ねりゃ、聞いてやるかと銀兄貴。
草の息吹がちらほらと聞こえ始めた秘密基地。
坊ちゃんが擦り寄るは立て掛けられた脚立の上で日向ぼっこの銀次郎。兄貴兄貴とフェンス越し悶え転げる坊ちゃんを見兼ねた世話焼き銀次郎、フェンスのこちらにやって来て転がりっこに誘えども、頃合い逃した坊ちゃんは転げ損ねてふくれ面。
まだ間に合うと転げても瞑想中の銀次郎、瞼を開ける気配なし。甘たれは駄々捏ねて何とか兄貴の気を惹けぬかと地面に伏せてお尻振り。
仕方ないなと近づいて転げてくれた銀兄に甘たれは有頂天。願えば叶うと並んで転げりゃ、半回転で銀はもう良かろうと知らぬ顔。

「銀兄貴ってばーッ」









【蛇足的余談】
ちっともヒミツじゃないごろ太のヒミツキチ(だってフツーの駐車場だもん)と、銀次郎兄弟が暮らす(?)アパートとは隣同士だが、急坂に面しているのでかなりの高低差がある。
去年2月のある日、駐車場側の擁壁に大きな脚立が立て掛けられていた。詮索好きではごろ太に引けを取らぬ銀次郎は早速その天辺で日向ぼっこを楽しんでいたらしい。

そこへやって来たごろ太がフェンス越しに遊ぼうと駄々を捏ねたら銀次郎は脚立を下り、ぐるりと廻って駐車場まで来てくれた。しかも、写真はないが脚立を下りたところで実は彼はごろんごろんと転げてくれていたのである。
(フェンス際でごろ太が駄々を捏ねている4枚目の写真の上中央に小さく銀次郎が写っているが、その場所でしばらく豪快に転げていたのだ。駄々を捏ねるのに忙しかったごろ太は気づいていなかったが ^^;)
彼のホームテリトリーの目と鼻の先に毎日やって来て、石投げやら猫相撲やらと騒々しい紐付き猫とオバサンとを、それなりに歓迎してくれているのかも・・・とこの時感じた次第。

で、そのごろんごろんだが、やはり銀次郎のそれは友愛を示しているらしく、毎回顔を合わせるとまず転げて見せてくれるのである。
間髪入れず一緒に転げて同調すればいいのにと思うのだが、転げてくれる兄貴が嬉しいクセして、ごろ太はなかなかタイミングを合わせられずにいた。
せっかく傍まで来て転がりっこに誘ってくれても、面食らった様子で眺めるばかりのごろ太。
やっとその気になって自分も転げて見せると、今度は銀次郎が乗って来てくれず、ふたりの気分がそれなりに同調するまでには半月ほどかかっただろうか。
今回の転がりっこはその過程。まだいまひとつタイミングが噛み合わなかった頃のお話だが、傍観者としてはそれはそれで面白かった。

我々はニンゲン語という便利かつ不便極まりない言語を持つが、猫たちのコトバというのはより原始的で、初見の相手でもニャーと鳴けば意味が通じるというものでもないらしい。
敵意、或いは繁殖のための猫語(身振りと鳴き声)というのは初見でもお互い伝わるようだが、それ以外の気持ちや微妙なニュアンスなどは一緒に暮らしたり何度も顔を合わせたりするうちに伝わるようになるのだなぁと、彼らを観察していて感じた。

語彙の少ない猫の『ニャー』はその時々で色々な意味に変化する。
そして『ニャー』と文字にしてしまうと何の抑揚もないが、

  ● 声の大きさやアクセントの位置
  ● 発声している際の体勢
  ● 耳や尻尾の様子
  ● 瞳孔の開き加減

などで、彼らはその時々の感情を表現しているのである。

こういう言語の理解は母親が赤子の気持ちを感じ取ることに似ている。理解したいという気持ちでつぶさに観察し、より長い時間猫と接して親しくならないとなかなか解からない。
が、解かり始めると色々類推することもできるし、あまり馴染みのない猫の感情も知っている猫と比べることで大まかに解かったりする場合もあって非常に面白い。
そして、猫の気持ちがある程度わかってくると、互いの気分が同調するようになるのだ!
(これを感応的同調と言います)
猫のほうもこちらの気持ちをなんとなく察したり、同じことをしたり(アクビやトイレなど)、個体差はあるがある程度の協調性を見せるようになる。
長く一緒に暮らすほどに猫が懐くのも、齢を重ねるほどに猫が甘えん坊になるのも、おそらくそういうことが関係しているのだろう。一緒に居れば居るほど猫は可愛くなるのだー!

しかし猫語の理解云々なぞ、思い上がりも甚だしい僭越な言い方なのかもしれない。
異種の動物の言わんとしていることや気持ちを理解しようとしているのは我々だけではないのだ。猫だって我々の考えを理解しようと、観察したり考えたりしているのである。
猫に限らず、ニンゲンと暮らすことになった動物たちはみんな、自分より身体が大きくて無神経な我々と何とかうまくやっていこうとノーミソをフル回転させているのかもしれない。
そして彼らは実際、我々の言いたいことをそれなりに理解してくれるではないか。
動物の感情の理解というのは、一方通行ではなく相互理解なのだ。
ニンゲン的言語に頼らない彼らは、より純粋な部分で理解してくれているのかもしれない。

相互理解が深まると、彼らにとって我々はただ餌をくれるだけではない特別な存在になり、お互い掛け替えのない親密な関係になれるのだ。
勿論、他ならぬ己が生きていく上で必要だからこそ、生存本能としてニンゲンの言うことを理解しようというのが最初の動機なのだろうけれど、もしも逆の立場に置かれたら我々は彼らのように努力できるのだろうか?
ニャーじゃワカランなどと言わずに今後も精進致したいと強く思う乳母なのである。

ところで、ごろ太はワタシにニャーと言うが銀次郎には言わない。銀次郎もワタシに向かってニャーと言うがごろ太には言わない。平和であれば彼らはお互い無言である。
猫はお互いを観察することのみで理解を深めてゆくのか、無言のうちにテレパシーで何かを伝えることができるのか、実は感情にはそれぞれニオイでもあるのか、それは解からないのだが、コミュニケーションを取るために何を使うのか、相手によって手段を使い分けているということもとても興味深い。
ニンゲンは、いちいち声に出してやらなきゃ解からないニブイ生き物だと思われてるかもね。
猫語については何かと面白いので、またいずれ別のお話もしたいと目論んでいる次第。

以上、大型連休最終日の巻物でした(笑)。





【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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tieta4u さん言うところのピーメール(即ちシッコ便り)には勿論もっと激しく反応するけれど、外猫や他所猫が触れた残り香がありそうな場所も猫にとっては情報の宝庫みたいです。
しっかし、野生の本能のカケラもなくなってしまった我々からすると、ニオイでかなりのことがわかる彼らの世界ってなんと楽しそうなこと!しかし隠し事もあんまりできなそうかも(笑)。

蛾の幼虫が危ないよーとか言いながら、ごろ太と一緒にヒサカキの茂みにカメラ持った手を突っ込んでいるワタシ・・・。今に腕がかぶれてヒドイ目に遭ったりしてね。
毛虫にも生きる権利はあるんだけど、天幕毛虫がつくと植物の見た目も汚らしくなっちゃうから、今後別の方向に進化していただけないものかと願っています。ははは。

ウチの場合、紐付きだということを忘れるというよりはお伴が自分の動きに合わせてくれると思っているっぽいのよね・・・。逆手に取ってごろ太がこちらに合わせることも、最近は教えたりしています。
ご近所さんと立ち話なぞ始めまって長引くと、散歩を続けたいというよりむしろヤキモチを妬くらしくて、ワタシのまわりをぐるぐる回ったり、紐の距離分だけダッシュして見せたりして駄々を捏ねるごろ太。
鬱陶しいので抱き上げちゃうんだけど、最近は抱かれながら文句タレたりしてますよ。うはは。



mogu07 さん、手紙気になるよね~!
履歴書みたいな感じなんだろうか?猫にはニンゲンのような文字の言語がないから、内容はやっぱりイメージとして頭の中に浮かんでくるんだろーか?1度でいいからその感覚を味わってみたい饅頭です。

ふわころ本舗さん、犬のほうが更に嗅覚が優れてるから、きっと猫とは別の方法でシッコ便り以外の置き手紙を読んでいるんぢゃないだろか?!今度散歩の犬をよーく観察してみようっと。
猫はとにかく詮索好きで、怖がりのクセに物音がしたほうに行きたがったりします。物音を立てたのが知らないよそのヒトだったりするとビビッて逃げたり暴れたりするので行かせたくないのに、自分の目で確かめないと気がすまないらしい・・・。その好奇心ゆえに命を落としてしまうこともあるんだよねぇ。

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| 銀次郎 | 20:00 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ことしのGWのお天気はあまりよくなかったとか!?
「感応的同調」か、またしてもベンキョーになりました。
私がトイレに行くと、ルーさんも連れションのごとく自分のトイレに行き、水を飲んでいると、自分の水が入ったボウルを眺め、という頻度が多い気がします。
いつの日か、文のやりとりができるといいなぁ、などと思う猫のニンゲンの親であります。(笑)

| myaumyau | 2012/05/07 01:51 | URL |

銀次郎はロシアンブルー系ですね。いつも面白い仕草な猫!
ころころしてますね。近所の飼いネコに見えます。
猫同志の行動(やりとり)が面白く見入ってしまいます。

| Sabimama | 2012/05/07 03:19 | URL | ≫ EDIT

坊ちゃんテンポずれてます~!
今は銀兄とも同テンポで遊べてるのかな~?
ごろんごろんと楽しそうだね~。
坊ちゃんうれしいね~!

それぞれの子にも表現の仕方がいろいろあって。
小虎はよくしゃべるから声のトーンなんかで会話ができたんですが。美梅や藍はあんまりしゃべらないんで、これはどうしたものか…と思ってたんですが。しゃべらないならしゃべらないなりにもいろいろ表現方法があって。尻尾とか、目とか、耳とか…。あるんですよね。
でも私の美梅語と藍語はまだまだなんだろうな~。

| Kotora | 2012/05/07 05:46 | URL |

坊ちゃんと銀兄ぃのやり取り、お互い好意的で見てるとホッとしますね~
お外のお友達だから、かえって仲良しなのかなって思ったり。
ウチのかえさくさ、特にさくらがすぐにシャーってかえでを怒るけど、
結局ヤツラは仲良しなの。
ずっと一緒に住んでる夫婦だったり、姉弟だったりするのかな~って思うの。

| リヴ | 2012/05/07 12:25 | URL | ≫ EDIT

ごろ太君たら甘えん坊だな~
フェンス越しの離れた所でじゃなくて、すぐ側で一緒にゴロゴロ
して欲しかったのかしら?
銀次郎さん、優しい~~
近づいて遊んでくれてるわ。
おちり突き出して甘えられたら仕方がないなってなるよね~
ごろ太君の事を可愛いヤツ~って思ってそう(笑)

| mogu07 | 2012/05/07 20:24 | URL | ≫ EDIT

モッコモコのゴロ太くんとやっぱりモッコモコの銀兄ぃのツーショットはなかなかいい雰囲気ですね^^

甘ったれのゴロ太君を、優しく迎えてくれる銀兄ぃは素敵な兄ちゃんだわ。日だまりでのひと時、いいお散歩でしたね~

| coonumber1 | 2012/05/07 22:15 | URL |

銀兄貴とごろ太君の掛け合いゴロゴロ?
あまりにも可愛らしくて、思わず笑ってしまったわ。

うちの元気は家の中に猫がいるせいか
外で猫を見かけると、いきなり追いかけたり(♀の場合)
どちらかというと出会うのが、犬の方が多いので
ごろ太君のような態度取った事が無いかも・・・

| 元気猫 | 2012/05/08 13:47 | URL | ≫ EDIT

こんなに一緒にゴロゴロしてくれる子がいるなんて、ごろ太くんも嬉しいだろうなあ。
うちはもう、ネコチャンがいなくなって、他のご近所猫さんからは逃げられてばかりで、他所の猫とのふれあいがなくてちょっとだけ太郎が不憫に感じたりで^^;
まあ、会ったら会ったで、しつこい追っかけが始まるから、会わないのも楽と言えば楽なんですけどね(笑)。
ごろ太くん、なんだか銀兄貴に求愛してるようにも見えちゃうわ(笑)。

| alpenkatze | 2012/05/09 04:36 | URL | ≫ EDIT

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| | 2012/05/30 20:28 | |















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