ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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慈雨降って花開き


朧月夜の後で2日も


降り込められて拗ねれども


お日様戻れば上機嫌


巷の土手にゃ菜の花輝き


イヌノフグリや


ペンペン草や


レースのようなホトケノザ




無慈悲にも予定を変えぬ慈悲の春。
不安含んだ雨落ちて、気づけば巷に春満ちる。ニンゲンどもの思惑なんぞ知らぬと春がやって来て、慈愛の陽光投げかけりゃ隊長のヒミツ基地でも忽ち野の花微笑んで、乾涸びたような鉄線の蔓がふたたび芽を伸ばす。

春は幾度もやって来る。冬の寒さに悴けても幾たびとてもと萌え出でる緑の両手頼もしや。


幾たびとても伸びるぞと天を目指す鉄線の芽





【蛇足的戯言】
大地震から10日余りが過ぎて、放射能という不安を含んだ雨降って、ふたたびお天道さまが顔を出せば其処此処で春が微笑んでいた。
何事もなかったように花を咲かせる陽光は無慈悲でもあり、しかし変わらず幾たびも訪れてくれる慈しみ深い懐かしき友のようでもあり、無邪気な雑草の花たちや庭で萌え出た鉄線の芽の両手を合わせて腕を天に伸ばしたような姿を見れば自然と口元がほころんでしまう。
何が起こっても起こらなくとも、幾たびでも春は訪れてくれるのだ。
鉄線に負けぬよう、幾たびでも芽を伸ばそう。

不安がないと言えば嘘になる。たとえば、お日様が戻って来たと喜び勇んで通りへ駆け出す隊長が、今まで通りに

庭のバラの枝で顔を掻いても大丈夫なのか


ペンペン草に頬寄せて


戯れながら転げても大丈夫なのか


露地物サラダを召し上がっても大丈夫なのか

過保護と言われるかも知れないが、身体の小さな生き物にとって健康に害を及ぼす放射線の量がいかほどのものなのか、ワタシは知らない。
心配ならば散歩を止めればいいのだろうが、毎日の散歩は既にごろ太の生活の一部になっている。それを無しにしてしまったら別の方向で彼の健康を害すことになりかねない。

因みに露地物サラダを齧る写真は地震以前のもの。原子力発電所が不穏になってからは、少なくとも露地物は都度阻止して、唸られつつもガマンしていただいている。
散歩の後にはこれまでよりも念入りに、あったかいオシボリで身体じゅう遠慮会釈なくゴシゴシと拭かせていただいている。
ワタシの住むあたりの水道は安全だという話だけれど、お水は震災前にペットボトルに汲み置いた水道水があったので、ごろ太にはそれを飲ませている。

今のところニンゲンは大丈夫、とワタシは信じている。だからホウレンソウも喜んで食するし水道水だって美味しくいただいている。放射能が今の測定値であれば、CTスキャンを1回受けるほうが余程危険なのだそうである。過剰な反応は宜しくない、と思っている。
でもほかの生き物たちは大丈夫なのか?
我々にとって地震は天災だけれど、それによって起こった諸々の事故はニンゲン以外の生き物たちにとっては人災以外の何者でもない。
外のたちが雨水を飲んでも大丈夫なのだろうか?
目に見えぬ不安な塵をまとった植物を食べている、よりもっと小さな生き物たちは大丈夫なのだろうか?
放射性物質を含んだお乳を出した牛たちの身体は大丈夫なのだろうか?
農家のヒトが臍を噛む思いでトラクターで潰したホウレンソウが漉き込まれたその地面の土や、土の中の生き物たちは大丈夫なのだろうか?
大丈夫でなかったとしたら、我々はどうやって彼らへの責任を果たせばいいのだろう。

家族も家も村も流されてしまって悲しみの中途方に暮れている人々のことも、
原子力発電所で危機的状況をなんとか食い止めようと尽力してくれている人々のことも、
もちろん気懸かりなのだが、ニンゲン以外の生き物が犠牲になるのは厭だ。
厭だ厭だと駄々をこねながら、それでも雨風凌げて安心できる我が家に居られることや、遊んで食べて満足そうに眠るが目の前に居ることや、毎日電灯のスイッチを入れれば明かりが灯ることや、寒ければ灯油の入ったストーブにあたれること、そういうことに感謝しつつなんとか日常的日常を暮らしている。
そのささやかな日常的日常が、こんなにも脆弱なものだったとは。
この先月日が流れても、今感謝しているこの気持ちを忘れずにいられるだろうか。
そんなことを考えながら、今日も隊長と町内を歩いたワタシであった。

それでも、安全なところでこれまで通り猫と散歩できるのは、目に見えぬ放射能の中がんばってくれている人々のお蔭なのだ。
危険に近寄ることもなく好き勝手に不満を漏らしているばかりの己を恥じつつ、
本当にありがとう、と大声で言いたい。





【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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あり~?なんだか柄にもない記事になってしまった(^^;)。

少しずつ、たまにはコメントのお返し(あるいはメール)がしたい!とがんばっていますが、計画停電も
あってなかなか侭ならず・・・(泣)。
代わりにと言っちゃアレですが、最近考えているツマランことを記事にしてみました。ははは。
もう少し楽しい話をしたかったのに、なんだか途中でヘンな方向に行っちゃってゴメンナサイ。
直接のおつき合いはなかったけれど、津波で猫とともに彼岸へ渡ってしまったかたのことを知ったり、
地震とはまったくの無関係に、遠い異国で突然彼岸へ渡ってしまった猫さんもいて、誰も悪くはないの
に何故だ?!と怒りにも似た遣り場のないかなしさに意気消沈。

それでも、外を歩けば道端で雑草の花が微笑みかけてくる・・・。小さな花にそっと微笑み返すうち、
すこしずつみんなが笑顔になれればいいなぁと思っておりまする。

ところで、思わず微笑みながらちとベソかいてしまいそうな↓この写真!


津波のあとで瓦礫の中から救出された茶白の猫さんの、知らないおじさんに助け出されて緊張しつつ
も安堵した表情。よくがんばったね!(ひろみさん教えてくれてありがとう!)
生きていてくれてありがとう!助けてくれたおじさんもありがとう!

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| 未分類 | 23:05 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

薄皮さん、隊長、元気そうで何よりです。病気になったり、望まない出来事に遭遇した時、当たり前にできていた当たりと思っていた日常的日常にとてつもないありがたさを感じ、感謝しますよね。宮城から研修で訪米していた知人は、不安といくばくかの食料を携え、宮城へと戻って行きました。被災地はいまなお困難なことが続き、また被災していないのに不調を訴える人も増えていると聞きます。でも、薄皮さんも仰るように、ハルはみんなにやってくるのだ。こちらは雨が続いていたのですが、アメにもマケズ、カゼにもマケズ、桜が咲き始めています。

| myaumyau | 2011/03/26 02:34 | URL |

薄皮饅頭さん おはようございます。

色々と不安の種が後を絶ちませんね~
目に見えぬ放射能の中で一生懸命仕事をされてる方には
感謝の言葉しかないです。

瓦礫の下から救助されたネコちゃん幸せになって欲しいです。

| 紅葉 | 2011/03/26 06:13 | URL | ≫ EDIT

わかんないけどきっと動物たちも虫たちもだいじょうぶ。
大丈夫じゃないのはきっとヘタレな人間だけかも(**
わかんないことに一喜一憂して胃潰瘍になっちまうかもね(笑)
なんというか、とにかく1日も早く事態が収集にむかいますように。
ストレス大きすぎるよね。
特にお子さんがいるお母さんは、落ち着けっていわれてもむずかしいよね。
平穏無事で暮らせる日が1日も早くきますように。

| anemone | 2011/03/26 10:23 | URL | ≫ EDIT

カエルとか、水のなかで暮らしてるのがいるので
(ツリーフロッグもいるけど)、そしてカエルは
環境汚染に非常に敏感といわれてて、さらに寿命も
長めだから心配...っていいながら、
元気そうな姿を今日も見て、御飯タイムのときはほっとします。

ともかく、最前線でがんばってくださってるかたたちに
感謝、感謝...

| めんまねえちゃん | 2011/03/27 17:08 | URL |

こんにちは。
地球ができたときはものすごい放射能が出ていたらしいです。
そこから生物は対応しようと進化してるし、
日本よりも地質的に放射能がたくさん出ているメキシコなんかでも動物はたくましく生きてます。
もちろん、日本より露店サラダも不衛生ですし(笑)

動物が救出されたニュースを見ると、ほっとしますね。

| ふわころ本舗 | 2011/03/29 14:10 | URL |

3枚目、下からのアングルの写真、とっても好きです。
今の騒動が信じられないような平和な写真でいいなあと思いました^^
いろいろと不安はあるけれど、その不安を煽るようなことをせずに冷静に行動することも大事でしょうね。
こちらの新聞に日本人教授の方のインタビューがあったんですが、放射能を恐れて日本を去る外国人の方は、そんなに怖いのなら飛行機ではなく船で帰るべきだと仰ってました。
原発に近い所にいらっしゃる方々が心配するならともかく、ドイツみたいに遠く離れた国の人間がヨードを買いあさってるという事実、原発の所で働いてらっしゃる方々に対して失礼だと思ってしまいました。

救出された猫さん、長生きしてくれるといいなあ。

| alpenkatze | 2011/03/29 18:46 | URL | ≫ EDIT

おはようございます

放射能の動物への影響というのは
まだはっきりとした文献がないようなので
それがまた不安になる要因ですよね(´д`)
でもアタシは信じたいです
地球の生き物はそんなにヤワじゃない!!と
どんなに辛い事があっても
それでも前に進むしかないし進めるもの

救出されたニャン子に幸多かれ!!!

| Aたん | 2011/03/30 10:51 | URL |

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| | 2011/03/31 04:18 | |

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| | 2011/04/03 16:09 | |

お元気ですよね?

月一更新、そろそろですか?

| REI | 2011/04/23 19:20 | URL | ≫ EDIT

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| | 2011/05/07 21:47 | |

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| | 2011/05/19 09:21 | |

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| | 2011/06/01 07:38 | |

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| | 2011/08/02 13:30 | |

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| | 2011/08/07 13:38 | |

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| | 2011/09/10 00:11 | |

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| | 2011/09/11 06:40 | |















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