ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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迎え盆の藁の馬


「なんだか今日は・・・」


「いつもと違うニオイがシマス」


「何のニオイダロ?」


「コッチから?」


「むむ、コレじゃナイ」


「アレは何ダロ?!」


迎え盆の馬ですよ、隊長


「ナルホド!」


「それじゃ手紙を読みに行きマス」


「ダレが帰って来たんダロ?」




盆の迎えの藁の馬、も乗るやら乗らぬやら。
それは昨日の午後遅く、ひっそり曇った町内のあちらこちらで迎え火焚かれ風はぴたりと立ち止まり、燃えた苧殻の名残の匂いが通りにぼんやり残りけり。
いつもと違う匂いがすると鼻ひくつかせ隊長、何処から匂って来るやらと其処此処嗅いで確かめるうち迎えの馬にぞ行き当たる。遥か遠くの彼岸からご先祖様が戻るならの先祖も着いたかと置き文読みに向かえども、置かれた文が多過ぎて誰が戻って来たのやら何度嗅いでも判らぬと、困惑顔をするばかり。

秘密を隠しているような斑雲透かして彼岸から、はてどの馬に乗ろうかといたずらそうな顔をしてらが覗いているような。


「・・・よくワカンナイ」





【蛇足的余談】
残念ながらにはお盆なぞ関係ないのでごろ太はご先祖様を探していたワケではなかろう(笑)。ただ、苧殻を焚いた匂いに常ではないものを感じて、それが何なのか彼なりに確かめようとしていたらしい。

我が家の界隈では8月13日が迎え盆。ご近所の何軒かのお宅で毎年迎え火が焚かれる。
去年送り盆の名残をご紹介したが、この界隈では胡瓜の馬や茄子の牛ではなく藁の馬や牛をお供えするらしい。・・・いや、送り盆の折には藁の馬と牛の横に刻んで蓮の葉に包まれた茄子や胡瓜が置かれていたから、供える場所が違うだけなのか?不信心なワタシにはよくわからないのである。それでもわからないなりに、死者がお盆に帰って来るのを迎えたり送ったりするニホンの風習というのはいいなぁと毎年思っている。

そういえば大家さんが「動物の殺生は生きるためで邪念がないから、動物はみんな極楽に行くのよ。そのためには身体は土に還してあげないと成仏できないのよ。」と、先代の骨壷が未だに実家の母の手元にあると話したときに笑われたことを思い出した。
現代の飼い猫は文化的だからして、生きるため食べるためではないのに殺生してしまうこともしばしば。もちろんそこに邪念はないけれど、そういう猫たちは案外と、自分が暮らしていたあたりに向かう他所様の迎えの馬にちゃっかりと乗って帰って来ているかもしれない、などとニヤニヤしながら考えてしまうワタシはやっぱり不信心モノなのである(笑)。





【お詫び】
現在、コメントへのお返事はできる範囲でですが翌日の記事の最後でしています。
コメントのお返しもできたりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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*毛繕いや顔洗い、上手な猫とヘタクソな猫がいるようだという気がするのですが、もちろんごろ太は
  ヘタクソグループに属しています。はははは!
  毛繕いもなんだか一生懸命やった後かえってボサボサになっているのだけれど、顔を洗ううちに
  空を舐めているのを初めて発見したときには必死で笑いをこらえたっけ。
  これだけ思いっきり間違えるなら、手を濡らすべきときにベロが出ていないことがあるんじゃないかと
  期待しているんだけど、今のところさすがにそれはないようです(笑)。

  野良猫などもよーく見ていると空を舐め舐め顔を洗っているのが居て、きっと少々ぼんやりした所の
  ある(気立ての良い?)猫なのだろうなとニマニマしてしまうワタシです。


  昨日の記事のコメントへの個別のお返事、簡略版だけどありまーす。

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| 散歩猫 | 21:00 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

昨年の記事も読ませていただきましたけど、うちの方(九州)ではそういうのは一度も見たことないです。
お盆は…、盆踊りがあって…、うーん、他に何かあったかな^^;
あ、そういえば、お団子を作って仏壇にあげてたけど、これは全国共通かしら^^;

死者が帰ってくるお盆、それから、法事もいいと私は思います。こちらは、死んだらお葬式が最後かな、その後、亡くなった方がメインの行事なんて聞いたことなくって。
「父の法事があるので日本に帰ります」ってこちらで言った時に、法事の簡単な説明をしましたが、「そういう風習、いいわね~」と言われたことがあります。

| alpenkatze | 2010/08/14 22:02 | URL | ≫ EDIT

昨日はぼっちゃんおかりしました(笑)
好評でしたよ~可愛いよね袋イン!
そうか
御実家に猫の骨が
きっとおうちにも戻ってますね
隊長不審物?発見&匂いかぎお疲れ~

| blue | 2010/08/14 23:17 | URL |

わたしもこっちでお盆の説明をしたけど、死者が帰って来るというのはすごく興味深いことみたい。
イタリアには11月に死者の日があって、お墓参りにいくけれどそれ以外は
特に死者を祭る行司ってないかなー??
確かきゅうりの馬は死者がいち早く家に帰れるように、なすの牛は
お盆が終わってゆっくりと帰っていけるように・・・ということなんですよね。
そういう計らいの気持ちって、すごく日本的でいいなぁーと思います。
隊長の家付近にも里帰り中の型の手紙があったとか?

| ズッコのマミィ | 2010/08/14 23:23 | URL | ≫ EDIT

日本人は、世界中で1番スピリチュアルな人種だそうで。
特に昔の人は素晴らしくそうだったらしいです。
現代人は残念ながら、物欲にまみれてしまった為に
かなりものすごく程遠い人種になり下がってしまったとか・・・。
でもやり直しはまだきくそうです。
たぶん、そういった文化が残っているうちは大丈夫なんですかね。

| Mimy | 2010/08/15 00:22 | URL |

@@! ごろ太ちゃんち方はいきなりわらのお馬さんがいるんだね!
7年前に越してきた今のお家のご近所は階段つきの箱庭みたいなの作って、その中になすときゅうりのお馬さんと牛さんだよ!
迎え火と送り火の時は向きが変わるにゃ!
静岡は古いお家は火だけ・・・
千葉にいたときは・・・なすときゅうりさんのお馬さんと牛さんはいたかにゃあ・・・
地域によって違っておもしろいよね!
ささみのお馬さんとかある地方もあるのかにゃあ?(* ̄ー ̄*)

| Gavi | 2010/08/15 01:06 | URL | ≫ EDIT

8月は・・・

11日が母の命日で、13日迎え火を焚き・・・
14日又、お墓参りに行きました。
お墓は近くなので助かっています。

猫の遺骨は手元には置いていません。
私の場合、未練がましい自分が嫌なので
ペット霊園で全員眠っています。
今年のお盆には行けそうも無いな。
(お盆休みは全然ありません。)
ごめんね、ここで手を合わせるよ・・・
ペット霊園までは、片道40~50分くらいかな?
もう少し近いといいのですが。


| 元気猫 | 2010/08/15 01:13 | URL | ≫ EDIT

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| | 2010/08/15 02:55 | |

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| | 2010/08/15 07:00 | |

私も宗教に関係なく日本のお盆の考え方はいいなぁって思います。
(だって宗教に関係なく、会社もお休みになっちゃうくらいだものね)
よくワカンナイふりして、じつは坊ちゃん
ペンスケちゃんとお話してるかも~?
Jamも実家のリビング、BostonとWeedyも相変わらずここにいます。
その土地により、風習も違い興味深いですよね~。

| sari | 2010/08/15 10:56 | URL | ≫ EDIT

13日だものねゴロ太ちゃん
ゴロ太ちゃんには何か見えたかもしれないね^^
古いお友達とお話してるかもしれないね。
だっちゅのような集合住宅では
その匂いはありませんが
義母宅に行くとその風習は忘れられていません
なぜかホッとするところもあります。

| だっちゅ | 2010/08/15 12:26 | URL |

うちも先代の骨はまだ持っています。
(先代どころか、母の骨も納骨してない・・。 父の気の済むようにさせてます)
今はペットと一緒に入れるお墓があるので、それを買って一緒に入るつもりです。 マックもメイも先代の骨壷のある所に潜りこんで何かしてますよ。 多分、先代から我が家の猫のあり方を習ってるんでは。

マミィさんが書いていらっしゃる様に、うちの方でも胡瓜の馬に乗って帰ってきて、ナスの牛に乗って戻ると言われてる様です。
坊ちゃんとはちょっと違うけど、14日の朝に窓を開けたら焦げ臭い匂いがしたんだけど、何だったんだろう・・・。
坊ちゃんには我々が見えない何かが感じられたのかな。

オーストリアにも死者の日があるそうです。 お墓参りをする日なのでお彼岸の様なものらしいです。

こんなに暑いと帰ってこられた方々も大変そう。
あっ、暑いの関係ないか・・・。


| REI | 2010/08/15 14:28 | URL | ≫ EDIT















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