ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

2012年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年03月

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草と戯れ二月尽


坊っちゃーん!ほらっ!


「むっ!飛ぶ虫ッ?」


「むむッ?!」


「そこダッ!!」


「・・・アレ?」


「アッ!ソッチ?」


「ソッチダッ!」


「・・・むむむ」


「やっぱりソコ!」


「この草ジャマだナ」


「コレでヨシ!」


「ムググッ、草めッ」




虫を探して右左、草掻き分けて二月尽。
耳先は未だ冷たけれども春の気配をじんわりと足の裏から感じたか、浮き足立って坊ちゃんはそろそろ虫も起きる頃だと姿探して草の陰。
菅の穂ひとつ乳母が手折ってふわりふわりと振りたれば、は忽ち目を輝かせ羽虫来たかと勇み足。右へ左へ跳び廻り、草掻き分けて二月尽。
ふと目を遣れば足許で待ちくたびれたと項垂れた待雪草のそのうてな、微かに揺らした小さな風に春の匂いがしたような。


もうすぐ春ですね、坊ちゃん


「虫はドコデスカッ?」





【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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お坊ちゃんが町内雄同盟に加盟してついにの友達ができて、乳母は感無量(笑)!
そして銀次郎とごろ太の関係にはこのあと長ーい時間かけて微妙に変化してゆくのです。お楽しみに。

緊張しているごろ太にゴローンと転げて見せた銀ちゃん。
犬の場合にはお腹見せるのは『服従』の気持ちの表れ、だっけ?
猫の場合にはちょっとニュアンスが違うのですが、通常ゴロンとするのはあったかくて気持ちいい時。
でも、そこから派生して相手に自分がリラックスしているのをアピールしたい時にも転げて見せるようで、以前ごろ太が同じことをプリンに対してしている記事を書いたことがあります()。
これって猫的には「ホーラ、自分はこんなにリラックスしてるんだよ。敵意はないよ。危なくないよ。」と伝えたいという気持ちの表れらしいのです。おもしろいよね。
あるいは「オマエなんかちっとも怖くないもん、屁のカッパだもん!」だったりして。うひゃひゃ。

ワクチン、我が家の先代猫も一度も受けぬままでした。
血気盛んだった頃にはしょっちゅう脱走して近所をうろついたり、外猫と小競り合いして小さな怪我をしたりしてたけど、17年間感染症とは無縁だったのだ!
(彼は頑強で歯周病と最期の腎不全以外のトラブルはありませんでした)
ワクチンを打っとけばダイジョーブ!とも、打たないほうがいいに決まってる!とも言えないけれど、
少なくとも注射嫌いで自分が予防接種を受けるなぞ断固お断りー!と常日頃豪語しているワタシとしては、自分も予防接種を受けぬのに、猫に強制するのは極力止めようと思ったのでした。
・・・しかし5種のワクチンは・・・ちと怖いですね。ま、このお話はいずれまた。


37kw さん、こちらの町内でも1月末あたりから発情シャッフル始まってます。
しかも極最近には外飼い猫が2匹加わって、猫たちは軽い緊張状態にあるみたい。真昼間からギャーギャー喧嘩をおっぱじめることもあって、近ければオバサンは仲裁に走ってます(笑)。
といっても、馳せ参じてひたすら写真を撮るだけなのだ!これをすると猫たちドッチラケて闘う気が失せて、静かに解散していくのです。あはは。

元気猫さんのとこの元気くんは、町内の発情シャッフルには反応する?
この時期、ごろ太は散歩中落ち着かなくなって、あちこちのニオイばかり嗅いだりするんですよね。
散歩中、ウチは猫にも犬にもいちいちよく反応するけど、犬に対しては背中を弓なりにしてシッポふくらませた威嚇ポーズで迫ろうとするから困りもの(^^;)。近づきたいのはやっぱり猫なのよね。

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| 庭と猫 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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町内雄猫同盟加盟


「コ、コンニチワ」


「コレで合ってたのカナ?」


「まぁそう固くならずにさ」


「これでキミも」


「町内雄同盟の仲間だよ」


「おめでとう!」


「固くなんかないモン」


「銀兄貴、もう一回」


「自信ないのかい?」


「コ、コンニチワ」


「ちゃんと出来てるよ」


「チャンとデキテル・・・」


「町内雄同盟!」




並んで仰ぐ太陽は、こそばゆいほど眩しけれ。
仁義を知らぬ紐付きの未練未練の悶絶に一つ手本を見せようと、ひと肌脱いだ銀次郎。
の挨拶憶えればキミも僕等の仲間入り。これで雄同盟の一員なのだと励まして、寛ぎませと言うようにころり転げて見せるなぞ、げに天晴れな兄貴分。
固くなるなと促され些か緊張解けれども正しく挨拶できたのか心許ない坊ちゃんが、ぎくしゃく兄貴に近寄ればできているよと太鼓判。

西へ西へと渡ってくお天道様のその光、初めて出来た友達と仲良く並んで眺むれば、こそばゆいほど眩しけれ。


「でも・・・なんだかアイツのペース?」







【蛇足的補足】
ごろ太は外で他所のに出逢うと兎に角そばに行きたがる。
しかし猫の礼儀を知らぬ故、初見の相手に向かってオシリをぷりぷり振って駆け寄ったりする上に、駆け寄る彼の後からオバサンが紐に引かれてついてゆくので、大抵の猫は畏れをなして逃げてしまっていた。
それはごろ太にとっては残念な結果だが、できればごろ太と外猫との接触は避けたいと密かに思っていた乳母にとっては好都合の成り行きでもあったのだ。

 ● もしも外猫と喧嘩になってしまったら紐付きのごろ太は大変不利だし、
 ● 外猫に攻撃された場合、猫を怖がる猫になってしまうかもしれないし、
 ● 噛まれたり引っ掛かれたりすると感染症の恐れがあるし、
 ● 接触することによって寄生虫や伝染病をもらう恐れもあるし・・・

と心配を始めればキリがないからである。

ついでにごろ太が最後にワクチンを受けたのは2010年の秋なのだ。

以前何人かのかたにワクチンについて相談されたことがあり、その折に『3種ワクチンを毎年接種する必要があるとは思えないが、獣医とある程度コミュニケーションを取るためには定期的に病院に行ったほうがいいし、ついでに健康診断もしてもらえる、という意味合いでウチは毎年受けています』というような内容のお話をしたのだが、その後色々考えて方針を変えました。
獣医と相談して、とりあえずワクチンは3年に1回、というふうに決めました。あまり必要を感じないワクチンよりも半年に一度健康診断や血液検査を受けるほうがいいと思ったのです。
ワクチンの話を詳しく書くと巻きがいよいよ長くなるので、またいずれ記事にしようかと思っています。
(ああ、あれもこれも欲張って書く書く詐欺になってるかも・・・^^;)


しかし、猫に生まれて他の猫と一切接触がないというのはいかがなものか?という気持ちもなかったわけではない。しかもごろ太は他所の猫が気になって仕方ないのである。
ワタシのコドモ時代、外で何人かの友達と遊んでいてひとりの子に触ろうとしたら「バイキンだらけの手で触らないで!」と叫ばれて狼狽したことがある。
その子に悪気があったのでも、ワタシが特別に嫌われていたわけでもなく、土やら何やら触った手で触って欲しくないということだったのだと解釈しているのだが、おそらく彼女の母親が割と神経質で常日頃そういうことを言われてきたのだろう。
それからオトナの都合なのか意地悪な気持ちからなのか「○○ちゃんとは遊んじゃダメだってお母さんに言われた」と言う声も聞いた記憶がある。
うまく言えないのだが、コドモながらに自分はそういう親にはなりたくないなぁ、もっと大らかでありたいなぁと思ったものだった。

それなのにもしもごろ太に外猫と接触してはイカンと言ったら、コドモ時代のワタシの気持ちや考えは何処にいったのだということになるのではないか?
ごろ太と散歩をするようになってから、時折そんな風に考えてはいた。
前述の心配ごとに関しても、あれこれ思うところがあった。

 ● 外猫と接触すれば必ず喧嘩になるというワケでもなかろう。
 ● 本気で攻撃してきそうな猫であるかどうか、前後の様子である程度はわかる。
 ● 噛まれたり引っ掛かれたりするような状況を作らないように注意しよう。
 ● 万が一噛まれたり引っ掛かれたりしても飼い猫には抗生物質がある。
 ● 伝染病は外猫と直接接触しなくても排泄物の名残からでも伝染るときは伝染るのだ。
 ● 3種ワクチンで予防できる病気は成猫が罹っても風邪をひいた程度なのだ。
 ● 本当に怖い伝染病はどのみちワクチンでの予防が難しいのだ。

ニンゲンだってインフルエンザが大流行していても外に出掛けるし、外はバイキンだらけで危険だから出掛けてはならないとか、他所のヒトはバイキンだらけだから触ってはいけないとかいうことにはならない。病気は出掛けなくても伝染るときには伝染る。
伝染病の心配は実はごろ太と散歩をするかどうか迷ったときに既に悶絶済みでもあった。そんなに心配ならば散歩などしないほうがいい、そういう選択肢もあるのだと。
けれどもごろ太とワタシは散歩をするほうを選んだのだ。

それならば、ある程度外猫と接触してもよかろうと自分の責任において判断したのだ。
正しい猫の飼い主として、これが正しい判断なのかどうかワタシには判らない。
けれども、この判断によってごろ太には外猫の友達ができたのだ。
雄猫同盟に加盟してからと言うもの、ごろ太はうれしそうに足繁く秘密基地に通っては銀次郎と過ごすのを楽しみにしている。
もしもごろ太が何かの伝染病に罹ったとして、それが必ず銀次郎の所為とは限らないので、そのような良くない事態になっても決してごろ太の友達を悪く思わないことに決めている。
だってそんな風に考え始めたら『飼い猫の健康のために外猫は居てはならぬ』ということになってしまうではないか!そんなの間違った話なのだ。

実はごろ太が銀次郎と友達になってから、およそ1年が過ぎている。
(写真もその当時のもの。つまりブログの更新が今よりずっと侭ならなかった去年の今頃から、この話を誰かにしたくてワタシはずっと悶絶していたのだ!わはは!)
距離は縮まったが、ある程度のルールがあるのか、はたまた実のところそれほど相性が良くないのか(笑)、彼らが濃厚な接触をすることはない。
去年の夏はノミに悩まされた(これはおそらく銀次郎から譲り受けたのだろう)が、何かの病気が伝染ったということはない。

結果オーライではあるが、まぁこれでよかったかな、と今は思っている。

銀次郎の耳には直径数ミリほどの透明なプラスチックのビーズのような玉がついている。
避妊去勢手術を受けている証なのだが、彼が病院に行ったのはそれが最初で最後だろうし、勿論毎年病院にワクチンを受けに行ったりはしない。
けれども彼はとても健康的でいつも活力に溢れている。
耳ダニがついている様子もなく、お尻が汚れているようなこともなく、皮膚病もなく、その銀色の毛皮はいつもつやつやで美しい。

長年彼を(遠くから)見ているが、大きな怪我をしていたこともないのでやたらに他所の猫と喧嘩するようなタイプではないのだろう。そもそも彼はとても用心深いのだ。
そして彼は兄弟たちの面倒見が良く、3兄弟はとても仲良しである。
銀次郎は健康的で好奇心が強く学習能力が高い、大変魅力的な猫である。つまりそれが、彼とごろ太を接触させてみようと乳母が決心したもうひとつの理由なのだ。
長々言い分けした割に最後の決め手は本能的直感だったというお話(笑)。
でも、今回の記事を書くにあたって去年の写真をこうして改めて眺めると、やっぱり銀次郎は当時の見立て通り惚れ惚れするようないい兄貴なのだから、ワタシの直感もそう馬鹿にしたものでもない・・・かも?
銀次郎の魅力については、彼との親交が深まる様子と重ねて、またいずれお話したい。





【お詫び】
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そうなのです!猫ってある日突然何かをしたり何かを解かったりするのよね。
本当は彼らなりに長い時間をかけて頭の中で試行錯誤した上で、ある日行動を起こすのかもしれないけれど、我々の目には突然そうなったように見えますよね。

尻尾こそふくらませていないけれどちょっとだけ背中をイガイガさせて緊張していたごろ太だけど、銀次郎兄貴の見事なリードで猫の挨拶を習得できたようです。ふふふ。

外猫とお近づきになるときの話ですが、ちょっと補足~。
まず猫への声かけだけど、普段見かける猫に通り掛かりにちょっと声をかけるというのはいいと思うのです!
外猫たちは我々が思うよりも我々をよく見ているし、ニンゲンをひとりひとり区別しているようなのです。
なので『いつもここを通るとき何か言って行くけど自分たちに悪いことはしないヒト』と思ってもらえれば、いずれ仲良くなる可能性も出てくるんじゃないかと饅頭は思います。
近寄る必要があるときにはあまり声をかけないほうが上手くいくことが多いのだけれど、これも相手の猫によりけりで、全く怖がっていない人馴れした様子の猫であれば声をかけたら自分から寄って来ることもあるしね。
大事なのは真正面からグイグイ迫って猫を追い詰めたりしないこと。
散歩中に猫好きらしいヒトに会うとごろ太に対してこれをされることがあるんだけど、飼い猫のごろ太でも逃げるし、逃げ場がないような状態になるとパニックになるのだ。
ワタシだって知らないヒトが突如グイグイ迫って来たら不愉快だしビビります。ははは。

ごろ太と紐でつながっていなければ(そして写真を撮りたいという欲望がなければ)ワタシは近づく必要はなかったワケで、そういう状況だったら自分からは無闇に猫たちに近寄らないかも。猫のほうから近寄ってくれて初めて、その猫と友好関係にあると言えるのだと思います。

カニ歩きはちょっとわかりにくかったかもしれないけれど、登山のときに急斜面を直線で登るのではなく、ジグザグと九十九折に歩いて頂上を目指しますよね。
あんな要領で、横に移動していると見せかけて何気なーくちょっとずーつ猫という頂上を目指すのだ(笑)。
ただ、あと1メートル以内という距離まで近寄ったらあとは動かず騒がず、ゆっくりしゃがんでソッポ向いたりして、その先は相手の猫の出方に任せたほうが吉。
何もしないヒトだとわかってもらえれば、段々猫と仲良くなれるかもしれません。
(そして一連の動きは普段使わない筋肉の鍛錬だと思うべし!うひゃひゃ)

飼い猫も外猫も、ひとりひとりよく見ると顔の造作も結構違っていて個性豊かだなぁと思います。
飼い主にべったりの家猫と、色々なことを自力で解決している外猫とはどうしても顔つきが違うけど、ワタシは外猫たちの引き締まった表情もいいなぁと思います。
仲良くなった外猫の表情が時間をかけて和らいでいくのを見たりするのもまた嬉し。
でもどう見ても野良猫なのにすっごくおっとりした表情の猫もいるんだよね(笑)。

外猫と仲良くなれると猫好きはウレシイ。
だけど、外で暮らす猫たちはあまりニンゲンに馴れ過ぎると酷い目に遭わされることもあるから、ホントは用心深くて近寄らせてくれないほうが安心して見ていられるのかも。なんだかフクザツな気持ちです。



alpenkatze さん、外猫や他所猫に図々しく寄っていってしまうのはごろ太も同じ(笑)。
紐付きニンゲンとしてはあれこれ葛藤したり気を揉んだりさせられますよねぇ。
でも、ついにごろ太にも猫の友達ができたのだ!alpenkatze さんにお話したくてしょうがなかったのよ。

mogu07 さん、そうなの、そうなのっ!!
相手の猫のほうから、それも自由に生きてる外猫のほうからごろ太に近寄って来てくれたことにビックリ。
そして、もしもごろ太じゃなくカノくんだったらどんな反応するんだろう・・・とか、小梅ちゃんだったら(!)・・・とか妄想するとなんだか楽しくてニンマリ(^^)。

| 散歩猫 | 20:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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拝辞致すと銀次郎


「さっきこの辺に何か投げてたよなぁ」


「・・・それで」


「勝負はどうなったんだい?」


「それどころじゃないデスッ」


「エーット、チョット失礼」


「コンニチ・・・」


「ワッッ?!」


「エ・・・」


「アッチ行っチャッタ」


「ヨシ、もういっぺん行くゾ」


「だけど・・・」


「どうすればいいんダロ?」


「ま、悪いヤツじゃなさそうだし・・・」


「僕がひと肌脱ぐか」




ひと肌脱ぐかと銀次郎、まこと漢の誉れ也。
と人とで何するか感興そそられやって来た銀色の銀次郎。
その輝ける毛衣で投げた石ころ点検しつつのらりくらりと近づいて、相撲の勝敗ついたかと緊迫顔の坊ちゃんに訊ねる如く腰下ろす。
此処で怖気ちゃ漢が廃る、逃げたりせずに堂々と挨拶こなしてみせようと、その意気込みとは裏腹にぎくしゃくとした足取りで銀の許歩み寄る。
そろり鼻先近づけたれば突如銀身構えて、拝辞致すとご退場。
暫し失意の坊ちゃんなれど挫けるものか漢だと仕切り直してみたものの、の礼儀も為す術もわからぬ自分に困り果て、頼みの綱の車輪止めどうしようかと寄りかかる。

それを見ていた銀次郎、ひと肌脱ぐかと腰を上げ、物を知らない坊ちゃんに自ら挨拶ご教導。まこと漢の誉れ也。


「やぁ、こんにちは」








挨拶できるか?!・・・また次回に続く
【蛇足的補足】
の銀次郎とはごろ太が我が家にやって来るより前からの顔馴染み。
おそらく7~8歳と思われる彼は非常に用心深い賢い猫で、こちらが近寄るより先にサッと物陰に隠れてしまう。写真を撮ることすらできず馴染みと言ってもこんなに近くでその姿を眺めるなどということはなかった。
その銀次郎が自ら駐車場に現れたときの驚きと嬉しさといったら(笑)!

勿論、彼の警戒はそんなに容易く解かれたワケではない。
ごろ太と秘密基地(駐車場)に通うようになった始めの頃、アパートの階段でくつろいでいた銀次郎兄弟は目を剥いてこちらを見ては隠れていた。
もともと駐車場も彼らのテリトリーの一部であろう。毎回申し訳なく、彼らと顔を合わせる度「お邪魔します」と乳母は毎回丁寧なお辞儀だけは欠かさなかった。

彼らは地域猫ではあるがゴハンはボランティアさんではなく決まった家のヒトにもらっている。それはどちらかというと飼い主との関係に近く、ニンゲンをよく知っている猫であればひょっとしたら丁寧なお辞儀のニュアンスを少しは解かってくれるかもしれない、というアホらしい期待から(^^;)。


幸いその当時ごろ太は彼らに気づいていなかった(!)。ついでに秘密基地で石ころ遊びをしたり相撲を取ったりすることに夢中だったので、ワタシが直接彼らを刺激するようなことがなかったのがよかったか、いつの間にか(2~3か月ほどかかった)彼らは我々を警戒しなく(階段から石投げや相撲をのんびり眺めるように)なっていったのである。

そして我々の『遊び』に多大なる興味を寄せてくれた銀次郎がやって来たこの日、何を隠そう乳母は坊ちゃん以上に大変緊張していたのである。
もしも驚かせたらこれまでのすべてが水の泡になってしまう。
でもまたとないこの機会を是非カメラに収めたいというスケベ心は止まらないワケで、決して銀次郎を驚かせぬよう、警戒心を思い出させぬようにと、

  ● うっかり物を落とさぬよう最新の注意を払い
  ● ひとことも声を発さず
  ● 彼には微塵も興味がないという顔で
  ● 銀猫とは決して目を合わさず
  ● 腕などを急に大きく動かさず
  ● ウエストバッグの脇ポケットからそっとカメラを取り出した。

ごろ太は猫なので猫なりのフツーさで銀次郎に近寄って行ったが、ワタシは伸縮リードの長さの限り遠巻きに位置して、前進する折には銀次郎の真正面からではなく彼と平行になるよう横方向にカニ歩きで、ゆっくりゆーっくり移動しつつ距離を詰めたのである。
よく猫が『だるまさんが転んだ』のようなコマ送りのような動きをするが、まさにアレ!オバサンによるそのカニ歩き版である。わはは!
ニンゲンとしてはマコトに奇妙奇天烈な動きであるが、初対面の外猫をできるだけ怖がらせずにある程度近寄るには効果的なんだな、コレが。

もし自分が猫くらいの身体の大きさの動物で、意志の疎通も図れない知らない大きな動物が近寄って来たらどんなに怖いかという想像力を働かせるべし。
近寄る折には相手の猫が必ず2方向以上に逃げ場があるようにしてあげるとヨシ。片方は猫がもと来た方、もう片方は突然ダッシュしても車が走ってきたりしない方向がベスト。猫の安全が確保できないと判断したら近寄るのは諦めませう。
勿論、声をかけたりじっと見つめたりはご法度。知らない猫同士が出会ってお互いが近寄るようなときに猫が声を出すとしたらそれは大抵警戒や威嚇の声なので、無闇に声を出すと勘違いされて怖がられる可能性大なのだ。
(うっかり目が合ってしまったらすかさず瞼を閉じて見せるべし。そっぽ向くのも効果大)
ただ、人様に目撃されるとかなり恥ずかしいことを覚悟すべし。

兎にも角にもそんな風にしてなんとか残した銀次郎とごろ太のファーストコンタクト。なので日光がどちらから照っているとか、自分の影が写り込んでしまうとかいうゼイタクは言えなかった。ま、常日頃もカメラ任せのテキトー写真なんだけど(^^;)。

乳母が緊張していたのには実はもうひとつ理由がある。
そもそも外猫とごろ太を接触させていいのかどうか決めかねていたのである。たまたま外猫たちは紐付き猫を訝ってそのような機会に恵まれなかったので、どう判断すべきか悶絶することもなく未定のままできてしまっていたのだ。
何故に外猫との接触を躊躇するのか、そしてそれならば何故に銀次郎と接触してもヨシ、と思ったのか・・・というお話は次回に。
最近蛇足があまりにも長すぎて巻物化が著しいので蛇足も次回へ続く~(笑)。
でも、銀次郎、すっごくいいアニキでしょ!





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身体張っての猫相撲、土の上だと転がされてもふかっとしているからかごろ太の奮闘にも拍車がかかります。
写真には写せないけど鼻息フーンッフーンッと大興奮(笑)。
簡単に勝たせても「ツマラン」と不満顔されるし、こちらが強過ぎても拗ねちゃうし、猫相撲はメンドクサイ!
猫はそれなりに手加減しているつもりがいつの間にやらホンキになるので、ワタクシの黄金の素手には無数の傷が刻まれ穴が穿たれますとも!それもまた猫と遊ぶ愉しみ(本当か?)。

遊びながら写真撮るのは難しいけれど、相撲はある程度動きを予測しやすいので慣れると結構いけまする。
うっかりすると同じアングルばかりになってしまうのが一人二役の難点だけど。
この間の石ころ遊びのほうが撮影難易度は高かったかも。
だって相撲は左手でも取れるけど、石投げは左手じゃ何処に飛んでいくかわからない~!

シータさんのおとうさん、わざわざお知らせくださって恐縮です。うれしいですーっ!ありがとうございます。
こう寒いとシータさんはますますお茶の間のシータさんになっちゃいそうですね。ふふふ(いいなぁ・・・)。

めんまねえさん、うはは!ソフトなのは見た目だけなのです。
なんたって決まり手がガブリなもんだから、この間なんて手のひらのド真中に穴を穿たれましたとも。
ラテンなオトコのめんまさんが気が昂ぶるほどに無表情でガブリ!って想像するだけで可笑しい。うぷぷ。
でもさ、遊びの攻撃だったら多少痛くてもいいよね。それならハートに穴はあかないのだ(笑)。

| 銀次郎 | 20:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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勝敗持越猫相撲


「石ころも飽きタナ・・・」


それじゃ相撲しましょう!


「ハッキヨーイ・・・」


「ノコッターッ!」


「ガブリ寄りッ!」


「?!」


「また転がされタッ」


「ぐぅーッッ」


「まだ勝負は決まってないモン!」


「あッ?!」


「銀が来タ?!」


「僕、どうにも気になるんですよね・・・」




ここ一番の大勝負、忘れては振り返る。
お天道様に照らされて今日もひねもす秘密基地。乳母が遊びに誘っても石ころなんざ飽き飽きと、の坊ちゃん寄り添うはぬくぬく白い車輪止め。
それなら相撲はいかがかと構えてみればハッキヨイ。四股も踏まずに跳び掛かるごろ太錦の決め技はガブリ寄りだと攻め相撲。
そう簡単には勝たせぬとひらり躱した乳母の山。自称横綱ごろ太錦はころりころりと転がされ、歯を食いしばる草の上。負けるものかと息巻いたここ一番の取り組みを、瞬くうちに忘れさせるは音も立てずにやって来てじっと見つめる銀の

「この勝負は持ち越しダ」








坊ちゃんどうする?!・・・次回に続く
【蛇足的余談】
石ころ遊びも秘密基地の隣のアパートにいる外たちの興味を引いたけれど、突然始まる相撲は更に彼らの注意を引きつけた。
ニンゲンと猫とが枯草土俵で転げまわっている様子に彼らは身を乗り出して「何?何?何が始まった?!」と見学していたものである。どうやら闘っているワケではないらしいと徐々に理解はしても、それなら何をしているんだとさぞ不可解だったに違いない(笑)。

幾度となく我々の遊びを見学するうちに、頭の中いっぱいになった疑問符をどうにかしたくてたまらなくなった銀猫が、ついにある日秘密基地にやって来たのである!





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狩りの稽古だったりオヤツ目当てだったり、猫の数だけ隠れんぼのバリエーションがありそうですね。ふふふ。
猫は日々の生活の中に色々な遊びを見出しているのでせう。隠れんぼに限らず、我々は彼らの遊びの誘いに気づかずやり過ごしてしまっていることもあるのかもね。
おそらくいかにしてそれに気づいて反応できるか、常に猫たちに試されているのだー。

相手の起こしたアクションに気づいて反応する、というのはコミュニケーションをうまく取るためにも大切なことなんだろうなぁとワタシは思います。
ニンゲンの子だって、何かしたときに相手が反応してくれると嬉しいものだし、ニンゲンのオトナだって、例えばダンナに話し掛けているのにテレビの画面を見たままで知らん顔されるとガッカリするもんね。ははは。

隠れんぼなのかどうかは別として、窓もドアも開けていないのに家の中に猫の姿が見当たらない瞬間って背中が冷たくなった気がするよね(^^;)。絶対家の中に居る!ってわかってても!
散散名前を呼んで探しているのに、実はよく見える場所で知らん顔してたりすると「ンモーッ!返事くらいしてよ!」と思うのはワタシだけではなかろう(笑)。

ところで咄嗟に身を隠したいときにペッタンコになる彼らだけど、Gaviちゃんの言うことには猫というものはペッタンコになると透明ニャンコになって見えなくなるらしいよー!うひひ。

myaumyau さん、ルーさんが隠れていることに気づかぬフリで探してあげているつもりでいて、たまにあらぬところから飛び掛って来られてホントにビックリさせられることないですか?うっしっし。

リヴさん、案外とかえでくんのクローゼット遊びは一種の隠れんぼでもあるのかもよ?
そしてさくらちゃんの玄関でムッツリ攻撃も然り・・・むふふ。
ポッケからオモチャ作戦は大成功ですね。そのうち猫使いになれるかもよ~。

| 銀次郎 | 20:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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喜色満面隠れん坊

120212-1.jpg
あれ?坊ちゃん何処ですか?

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「ココデス!」

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あっ!そこだったのか!

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「んっふー」

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「ボクは隠れんぼの」

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「天才なのダ!」

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「ボク、どーこダ?」

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「ココデス!」

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「むっふー」




小塀の陰から覗いたは喜色満面隠れん坊。
早く早くとドアを出た坊ちゃんひょいと飛び乗るは玄関前の小塀哉。
乳母が余所見をするうちにふいと消えたるその姿、何処に消えたと声かけりゃ顔覗かせて立て看板。わからなかったと大袈裟に感嘆の声上げたれば、忍びの妙こその技、隠れることなら任せろと、何度もお隠れあそばして喜色満面大得意。
120212-1.jpg
「ボク、天才デス!」






【蛇足的余談】
は隠れんぼが案外と好きである。
じーっと隠れていて傍らを通りかかった折に「ワッ!」と飛び掛って来てこちらを驚かせたりするのは、獲物を待ち構えて躍り掛かる狩りの練習でもあるのだろうと思う。
でもそれだけじゃないのだー!
コソコソと隠れて「何処?」と探されることも、少なくともごろ太は好きなのだ。家の中でも何かにつけて物陰に潜んでは発見されるのを待ち侘びている。

そのご期待に応えるべく「ごろ太は何処に行っちゃったんだろ?」と彼の名を呼びながら家じゅうを探すフリをするのだが、隠れ場所には気づかぬ顔で通り過ぎねばならない。
何度か通り過ぎたのち「あっ!こんな所に居たんですね?!」と感嘆の声を上げるとは大得意で、スリスリスリスリとそこらじゅうに身体を擦りつける。
隠れんぼして探して欲しいときというのは大抵、構って欲しい甘えたい気分のとき。何かの拍子にそんな気分になればパトロール中であろうと隊長は忽ちお坊ちゃんの顔になる。

ところが隠れたがる割に、というのは間抜けな隠れ場所を選ぶこともしばしば。
どうやら彼らは自分のほうから相手が見えなければ上手く隠れられていると思っているフシがある。ときには床にペッタンコに伏せただけの状態で隠れたつもりでいるらしいのだ。
丸見えの状態で座布団の向こうからコソコソと覗いたりしているのを見ると吹き出しそうになるのだがそこをぐっと堪えて、何処だ何処だと乳母は家じゅう練り歩くのである。

阿呆らしいと言えばそうなのだが、ワタシは最近あることを思い出した。
ワタシ自身が幼い頃、母に連れられて出かけたデパートで、よく隠れんぼをしたのだ。
早くオモチャ売り場に行きたいのに、いつまでたっても洋品店などで洋服を眺めている母親につき合うのに飽き飽きしたワタシは、ふと自分の横に立っているマネキン人形と手をつないで、「ママッ!」と呼びかけて次の瞬間、マネキン人形になりきってまばたきもせずにポーズを決め、コレぞ究極の丸見え隠れんぼ!母はワタシが何処にいるかわかるまいと得意になっていた。大変頓馬なコドモだったのである。
母は「あら、どこかしら?」と毎回つきあってくれていたが、今思えばそれこそ吹き出しそうだったに違いない。猫のことを笑っている場合ではないかも(笑)。


120212-1.jpg
これはオマケ。一昨日の見事な夕陽。






【お詫び】
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『持って来い』をしてくれない猫相手の投げ遊びの苦労、共感してくれるヒトがいてウレシー!
しかも、石投げ遊びを楽しんでる猫が他にもいるなんてウレシー!
そして『持って来い』をしてくれる猫との投げ遊びを楽しんでるヒト、うらやましー!!
石、最初の頃は咥えてました。飲み込んでしまうんじゃないかと焦った。ははは。
でもどうも咥え心地が良くないのか、今では得意顔で触ってみせるだけになりました。
風で飛んだ葉っぱなども追いかけるけど、強風で勢いよく飛んでないとダメらしい。ただ、葉っぱが飛んでるのは大抵アスファルトの通りの上なので、車が心配でストップをかけることもしばしばかな。
こういう遊びは屋内であれ屋外であれ、写真撮るの難しいですよね。投げとカメラの両立は大変なのだ。

ごろ太は『持って来い』は一生できなそう。
何故なら、ご幼少のみぎり屋内でのネスミのオモチャや紙玉の投げ遊びのときに、ワタシがそれらをポケットに1ダース以上入れておいて次々投げていたから。
彼はわざわざ持っていかなくてもオモチャが無限に投げられると思っているのだ。
ついでに、ワタシのポッケからはいいものが出て来ると信じているらしく、ポケットに手をやるとワクワクした顔で凝視されます。そこにガムとか出すとガッカリされます。

投げた石を他のとどうやって見分けているのか判然とはしないのですが、目視で追いついたときは目、見失ったときはたぶん石についたワタシの手のニオイを鼻で嗅ぎ分けてるんじゃないかと思います。
今度そこらじゅうの石をべたべた触りまくった中に投げてみようかしら。うひひ。

水切り、低い姿勢からアンダースロー気味の横投げ(ドッヂボールの『円盤投げ』みたいに)すると、よく弾みます。水面相手だと落ちたときの角度によっちゃボチャンでお終いだけど、地面なら必ず弾んでくれるので投げ甲斐アリ・・・ってそれはどうでもいいか(笑)。


ふわころ本舗さん、猫はツボにハマりさえすればかなりシツコク遊んでくれます(笑)。
ただ遊びにはブームがあって一時的に同じ遊びばかりしたがって盛り上がるんだけど、ある日飽きて見向きもしなくなったりするのよ。犬の場合は同じ遊びをコンスタントに続けてくれますか?

Kotora さん、スルドイッ!
はて、何が鋭いのかはお後のお楽しみ~。むっふっふ。
ところで記事を探してくださってありがとう!早速記事中のリンク張りなおしたよー。

| 散歩猫 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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枯草蹴って冬日和

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「むむッ」

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「そこダッ!」

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「見切ったッ!!」

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「・・・アレ?」

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「そっちダ!」

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「ヨシ、次来い!」

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「石ころめ・・・」

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「韋駄天ダッシュで」

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「追いつくゾッ!!」

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「そこダッッ!」

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「ヨシ、次来いッ!」




枯草蹴って冬日和、細れ石なぞ追いにける。
お天道様が温めた枯草積もる秘密基地。日向ぼっこもいいけれど、韋駄天のご自慢の鍛えぬかれた御足を、日脚も伸びた冬の日和に使わぬなんざ罰当たり。
乳母が小石を手に取ればは忽ち身構えて、石ころなんぞに負けるものかと自慢の俊足見せびらかして、跳んで走って大騒ぎ。捕まえる度得手顔で、次を投げろとご催促。

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「面白かッタ!」

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隊長、みんな見てますよ

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正確には見てるのはひとりだけど(笑)







【蛇足的余談】
日向ぼっこに探索に、はたまた相撲の土俵にとごろ太気に入りの秘密基地は大活躍。
そして借り主の車が出払ってしまう昼間、ここは格好の運動場にもなるのである。
突然車やオートバイや自転車が走って来る心配のないせっかくのドッグランならぬキャットラン、日向ぼっこばかりでは勿体無い。石ころ遊びで大いに走り回っていただきたい。

実は石ころ遊びは偶発的にできた遊び。放っておけば1時間でも日向ぼっこを続けるにつき合うのに飽きた乳母が、平たい小石を拾い上げて「どれ、ひとつ水切りの練習でもするか」と投げてみたところ、ごろ太が大喜びで追いかけたのが始まりだった。
水切りの要領で投げた石は地面に落ちて何度も弾む。そしてその地面には同じような小石やら枯草やらが積もっていたり雑草が生えていたりするので、弾んだ石がガサガサ音を立てたり草陰に隠れたりすることが興味を引いたらしい。
屋内でレシートを丸めた紙玉や固く結んだビニール袋などを投げて似たような遊びをしているが、秘密基地での小石遊びは格別な楽しさらしく盛り上がり方が違う。

ちょっと見えにくいのだが、1枚目の写真の右下にワタシの投げた白い石が写っている。2枚目はもう少し石が見えやすいように周囲を暗く加工してみた。
不規則にバウンドする小石を追って走るは、石が完全に停止するまで目は離さぬが手は出さない。捕まえるというよりも同じような小石だらけの駐車場の地面から「今投げた石はコレだ!」と当てっこしているようにも思える。
で、よーく見ていると彼は毎回ちゃんと投げた石を探し当てていた。コレだ!と触って見せてドヤ顔をしているので「正解!スゴイですね!」と褒めてみたら益々遊びに熱が入る。
本当に石当て遊びなのかどうか定かではないが、遊びながら自分なりのルールを拵えたりストーリーを考えたりしている様子が大変興味深く面白い。
そしてとにかく動物と小さなコドモというのは褒められるのが大好き。
何か憶えて欲しいことや教えたいことがあるときも褒めると断然学習能力が上がるのだ。褒められる嬉しさを忘れぬよう、何かにつけ日々褒める理由を探すようにしている。

しかしこの遊び、乳母にとっては結構キツイ遊びなのだ。
ごろ太は石を追いかけて「コレだ!」と触りはするがこちらに持って来てはくれない。しかも、その日にコレと決めた石に拘っているらしく、手元にある別の石を投げても知らん顔。
つまりワタシは「本日の石」を水切りの要領で投げて、追いかけて「コレだ!」と言うの元へ駆け寄り褒めちぎって、また投げてみろとワクワクして待っている猫のために同じ石を拾い上げて再び投げるということになる。
興が乗ると1時間近く延々と繰り返すのでヘロヘロ。どちらが運動させられているのやらと苦笑いしながらも、坊ちゃんに喜んでいただこうと今日もご奉仕する乳母なのである。

ところで、秘密基地の隣には古ぼけたいい味わいのアパートが建っている。
急な坂の途中でアパートのほうが下がっているため、外階段にいる猫たちの目線は丁度こちらと同じくらいの高さである。
この遊びのブームが始まったばかりの頃、外猫(地域猫)3兄弟は「アイツら一体ナニを盛り上がってるんだ?」と興味津々顔で石ころ遊びを見学していたものだ。
今ではすっかり見飽きたのかこちらを見てくれるのは一番好奇心旺盛な銀猫ひとりだけ。
それもなんだか少々呆れ気味の面持である(笑)。
因みに銀猫のすぐ下の段で昼寝を決め込んでいる猫は以前登場した雉ノ介ですよ。





【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
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アロエの花、でっかくてリッパですよね。ははは。
あんな南国情緒あふれる風貌のクセして、なんと真冬(12~2月)に咲くなんてビックリでしょ?
比較的古い住宅地である我が家の界隈では3~5軒に1軒くらいの割合で庭先にアロエが植えられていて、どれも毎年花を咲かせているのだ!おそらく昭和30~40年代の頃、庭にアロエを植えるのが流行ったのではないかと思います(コレ植えておけば医者いらず!とかね)。

滅多に咲かないから咲くとフキツなことが起こるのは竹の花ぢゃなかったっけ?
いや、もしアロエだったらウチの町内ってものすごいフキツな町内なのかもー!!うひひ。

赤やピンクのオモチャが好きな猫、やっぱり割と多いよね!
オモチャで遊ぶ場所の背景によって、コントラストが高い(白い壁に真っ赤なオモチャとか)ほうがよく反応してくれるというのが一般的なパターンみたいだけど、旋毛曲りの猫は背景とオモチャとのコントラストが低かったり似たような色だったりして捕まえる難易度が高いのを好む場合も。

昆虫は複眼で目の構造が哺乳類とまったく違うから、色だけじゃなくて全く違った世界が見えてるんだろうね。
白い花は夜行性の昆虫に愛されるらしいんだけど、その白が虫らには鮮やかな暗青色に見えるのか!
驚くべきは、花は受粉してくれる昆虫のために、その花弁に「ココに蜜があるのよ」という目印の模様をつけているのだとか。ええと、花には目なんてないのにナゼ虫が目印を見て行動するとわかるのだ?!
視野が広くて最もカラフルな色の世界にいると言われている鳥たちの見る世界とか、見てみたいです。
猛禽類なんて高い上空から小さな獲物の姿がクローズアップされて見えるって!!うひー。

ニンゲンが辛うじて識別できる虹の色環なんてホンの一部。それに動物たちは我々が見たら同じ1色に見えるものの色をもっと細かく見分けているかもしれないしね。
どっちが優れているとか劣っているとかではなく、色の見え方ひとつ取ってもそれぞれが違う(色は脳で処理されるから同じニンゲンだってかなり個体差があるみたい)ということ、その違いを否定することなく認め合うことでお互いを尊重できるといいなぁとワタシは思ってます。
違いを認めてそのまま受け容れるというのは、実は動物たちのほうが得意なのかも。

猫や犬の瞳に世界はどう映っているのか? 他の生き物たちはどうなのか?
我々にはわかるはずもないのだけれど、色はさておき彼らの目の前にある世界が『いい世界』であるよう、ニンゲンは謙虚にがんばらねば、ですね。

| 散歩猫 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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松明燈す蘆薈哉


「チクチクするナ」


「むむっ?!」


「アヤシイ花めッ!」


「・・・届かナイ?」


「うむ、仕切り直しダ」


「狙いを定めて・・・」


「エイヤーッ」


「捉らえたりッ!!」




狙い定めた左腕、見事捉えし花松明。
寒波胡座をかきたれば昼尚寒し如月の、通りの端の植え込みに蘆薈の松明燈りける。
警備と称して他所様の植え込みの中上がりたる、隊長は鼻の先チクチク葉先でくすぐられ見上げてみれば目の前に、燃ゆるした松明が風に揺られていと怪し。
捉えてみせると手を伸ばしゃ、のらりくらりと躱されて口惜し恥ずかし隊長。
仕切り直して狙いを定めエイヤと出した左腕、なんとか届いた花の茎、見事松明捕らえたと勢いづいて階段の上まで一気に駆け上がり、得意満面勝ち誇る。


「ボクッてスゴイ!」


「ヨシッ!ドンドン行くゾ!」






【蛇足的考察】
蘆薈とはアロエのこと。アロエというコトバはアラビア語らしいのだが、当てられた蘆薈は『ロエ』と読む。それをニホンでは『ロカイ』と読むようになったのだとか。
お腹のトラブルにも虫刺されにも火傷にも効く『医者いらず』はキダチアロエ。
若かりし頃、海で日がな一日スノーケリングをしていたワタシの火ぶくれになった背中を治してくれたのもアロエのジェルであった。その有難きキダチアロエは江戸時代には『木立蘆薈(キダチロカイ)』と呼ばれていたのだそうな。


真冬の寂しい庭や植え込みの中にニョキッと伸びた大きな赤い花穂はいかにも暖かそうで、松明が燈っているみたい、と毎年思う。花のひとつひとつをクローズアップしてみるとユーモラスでありながら繊細な蝋細工のよう。

植物の講釈はいいとして、本日はの見え方のお話。
冬の住宅街で燦然と咲くアロエの花の朱赤のは、補である葉の緑によく映えて大変目に付く。これはにしてみてもさぞかし眼に障るだろうと思いたいところであるが、聞くところによるとは赤識別できないのだそうな。


それならば何ゆえにアロエの花がごろ太の目に止まったのか、考えてみたい。
あ!の話の前にまず大前提として、ごろ太がアロエの花に注意を引かれた理由として
大きな花穂が風で揺れていたからということを挙げておく。
何てったっての目というのは動くものに敏感に反応する。
追いかけていたヤモリがじっと動かずにいると、途端に何処に行ったのかわからなくなってしまうくらいだからして、この理由は外せないという次第。

夜行性の肉食獣であるところの、その活動が最も盛んに行われるのは早朝や日暮れ時の薄明の中なのだそう。その時間帯の少ない光の中では世界は思うほどカラフルではない。
猫や犬はモノトーンの色彩の中で暮らしているのだと一般に言われている。
そんな世界でモノを見極めるには前述の動きの他に明度の差が重要。
白っぽい場所の中で黒く見えるものや、黒っぽい中に白く見えるものは目立つ、というのが明度の差による見え方。確かにごろ太が真っ黒いものに対してよく反応するというお話を以前したことのあるワタシとしては、この話は大いに納得できる。

が、近年では彼らは青や緑を識別できるらしいという研究結果が出ているそうな。と言うことは、ごろ太の目からは植え込みは↓こんなふうに見えているということになる。


うむむ・・・。花はちっとも目立たないではないか!
ここで「実は猫は赤系の色が判るのではないか?」という長年のワタシのギモンが炸裂。
何故そう考えるのかというと、

  ● ごろ太は赤系の色の猫じゃらしによく反応する し、
  ● 鮪が大好物だった先代猫はトマトを切ると毎回「くれ!」と騒いだ から。

赤系のおもちゃが好きだという猫は他にもいるし、何より肉が主食の猫の目に肉の赤い色が判らぬなどおかしな話ではないか!と悶々としていたのである。
以前その話をして「肉の色が見えなくても匂いでわかるジャン」と言われたにも関わらず、それでは何故先代猫は鮪の匂いがするはずもないトマトを見て毎回騒いだのだ?と、内心譲れぬ思いでいたのである。

口惜しがっても猫が赤い色を識別できる!と証明する術もなし。
考えみれば濃い赤というのはモノトーンにするとかなり黒っぽくなるはずである。となれば明度差によって濃い赤は黒として識別可能になるから、あたかも赤色のものを選んでいるかのように見えるのかもしれぬと思い直して、無理に納得することにした。

しかし、今回のアロエの花のような濃くない赤系の色というのはモノトーンの中でちっとも目立たぬではないか!ほーらやっぱり、猫は赤色を判っているんだモンッ!と勝ち誇りたい気持ちをぐっと堪えて、頭を冷やして今一度猫と色との関係についておさらいしてみることに。
(>猫は色を識別できるのか?

結果、猫は赤系の色を黄系としてとらえていると判明。
そうでした。たしかKotora さんにも教えてもらったんだよなぁ。
『赤を識別できない=赤はモノトーンに見えている』と勝手に勘違いしていたワタシ。
そうではなく、どうやら猫には赤は黄色に見えているらしい。
実際に猫の目を通して世界を眺めるというのは不可能だが、脳波を調べると赤色を見たときと黄色を見たとき、猫の脳は同じ反応を示しているのだそうだ。

というワケで、それを再現するとアロエの花は↓こうなる


なるほど・・・これなら目立つね
これで一見落着。納得せざるを得ないのだが、鮪(やトマト)や肉が猫には黄色く見えているかと考えると未だフクザツな心境である。いや、どうでもいいっちゃいいんだけど。

我々の感じている色が猫の目にはどう見えるのかと考えを巡らせることは愉しいし、それを知っていればおもちゃなどを選ぶときに役立つやもしれぬ。
どのくらい信憑性があるか判らぬが、たしか「猫は赤い色を識別する潜在的能力は持っているが、必要がないのでその能力は目覚めない」と聞いたことがあったような・・・夢?
真実は猫に訊ねてみなければわからない。が、仮に猫に訊ねることができたとして、気紛れな彼らが本当のことを言ってくれるかどうかアヤシイ。
結局真実は藪の中かもしれないけれど、それをつきとめるための研究なぞ行われぬことをワタシは祈る。・・・だって、脳波をどうこうするために罪のない猫は一体どんな目に遭わされることやら、考えることさえオソロシイ。
なので、科学的根拠は全くないけれど、これからもワタシは「猫は赤色が判るんぢゃないか?」という一抹の希望的疑いを胸に抱いて生きてゆこうという所存である(笑)。

最後に、写真の加工がメンドウだったのでごろ太の毛皮の色はモノクロのままだけれど、薄い赤茶の彼の毛色は他の猫たちから見たら薄い黄土色に見えるのかしらん?





【お詫び】
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霜柱ってしみじみキレイですよね。あんなものがひっそり一晩のうちに土の下にできるかと思うとフシギ。
コドモの頃、霜柱だらけのグラウンドでの朝礼でできるシモヤケが辛かった!
今でもそういう場所に長い時間立っていたらすぐにシモヤケになるけれど、いかんせん土の地面というものが絶滅しつつあるこの界隈では、霜とは無関係の冷えで結局シモヤケになるのだ。はは。

ところで寒い寒いと言ってるのはニホンジンだけ?!海外組はなんだかあったかそうですねぇ!

元気猫さん、寒さのお蔭で元気くんの散歩サボれてうらやましいー!

Gavi ちゃんのおねえさん、こちらこそご無沙汰しちゃって大恐縮してます。まだちょっと時間がかかりそうだけど色々とご報告したいことがあるのですよー!

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