ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

2010年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年03月

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爪切られ二月尽


「この展開はもしかして?!」

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「あぁ・・・」                 「ヤッパリ」

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「ヤメテ!ヤメテェーッ!」

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でも終わったら今日はトロミですよ?

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「・・・トロミ」

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「ボクの爪が・・・!」

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「でもガマンしたら」

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「トロミ!」




爪切りの日を佳き日に変えるご馳走食べて二月尽。
降ったり止んだり春時雨。午後には止んで太陽が濡れた通りを乾かしかれど、女神の開けた春風の袋が少し小さかったか北風戻って春寒し。
巡回警備短縮し温い陽射しはいつ戻るのだと文句たらたら坊ちゃんは、遊びましょうと誘っても気が向かないと退けて、そのくせどうも詰まらぬと往ったり来たり部屋の中。

それならご馳走召しませと乳母が取り出す爪切りに坊ちゃんおろおろ後退り。魔法の呪文に加わったトロミ食いたし爪切り恐しと葛藤する間も与えられずにぱちんぱちんと響く音。

爪を切られて二月尽き、トロミトロミと呟きながら涙ぐましく耐え抜いたその屈辱も口惜しさも、大事な武器と引き換えのご褒美食べれば消え去って今日も佳き日に終わりけり。

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「早く早くッ!!」





【蛇足的余談】
トロミ、とはいなばの小缶の『とろみシリーズ』のこと。とろんとしたスープの中にささみやカニカマが入っていて、ごろ太の大好物モンプチのスープシリーズに匹敵するウマさなのだそう。

呪文の効き目が薄れぬよう、これらのご褒美爪切りかシャンプーの後にしか献上しない。どちらも月に一度なのでご馳走は多くても月に2度しか食べられないという次第。それをうすうす解かっているらしい彼は、毎回乳母の囁く呪文に半ば期待の念を抱きつつ耐えているらしい(笑)。魔法には秘訣があるのだ。




【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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| 徒然猫 | 21:00 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

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カスバの密偵蝸牛


「今ボクは潜伏中デス」


「コレは極秘任務デス」


「武器を手入れしてマス」


「あ!見てタ?!」


「今、任務中だモン」


「エッ?オヤツ?!」


「まぁそういうコトなら」


「出てもいいカナ・・・」




極秘任務はオヤツだったと根城を出でる蝸牛。
物憂い雨音聞きながら夕餉の支度始めれば、寝ていたはずの坊ちゃんが足音立てずやって来てカスバの館に忍び込む。出汁と小松菜油揚げことこと煮える煮浸しの片手小鍋の火を弱め、そっと覗いて見てみれば極秘任務を遂行中だと潜伏しながら身繕い。

密偵ゴッコもいいけれど丁度鶏肉出したから一寸オヤツはいかがと問えば、忽ちその目輝いて極秘任務はどこへやら。ふたつに折った身体伸ばしてずるずる根城を出でる様、雨のぬるさに誘われて厨の隅に現れた一足早いかたつむり哉。

「ベロ~ン!」





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慈雨運ぶ南風


「今日も気を引き締めて行きマス!」

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「隊員は後に続けェー」

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「むむっ?!」

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「どうも雲行きが怪しいデス」

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「ふむ・・・」

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「フンフンフンフン」

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「なんだか」               「湿っぽい」

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「わかりマシタ」

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「ズバリ・・・」

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「これからデス」




春の最初の大風が恵みのを連れて来る。
微かに梅の香漂わせぬるく湿った南風が時折通りを吹き抜ける。コンクリートのこちら側、気づかぬ振りか隊長の気合いの入った足取りもそうそう長くは続きゃせぬ。
シッポの旗竿ぴんと立て後に続けと二歩三歩、隊長礑と立ち止まり巡回警備を中断し、なにやら不穏な雲行きとあくせく空気嗅ぎにけり。

風が一杯詰められた大きな袋を南の果てで春の女神が開け放ち、待ってましたと春一番雲運んで駆けて来る。温められた土の中天水尊が滲み渡り、木の根草の根目を覚まし再び動き出すために、なくてはならぬ慈なのだからそんなにがっかりしなさるな。

いつぞや僅かな庇の下でごきげんようと挨拶済ませ冬篭りした青虫嬢は、むくれるの頭の上で今頃きっと目を開けて、ここから出る日も近いと気づき胸高鳴らせ待っている。

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(去年の11月にヤモリと再開を誓って冬篭りしたアゲハの蛹)




↓まとめてですがお返事有(に危険な植物、他)。


【お詫び】
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| 散歩猫 | 21:00 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑

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朱鷺色野暮天猫


「・・・・・・・」


坊ちゃん、お腹減りましたか?


焼け見てたンだモン」


「でもチョット・・・」


「アーーーーーーン」


「ガブッと」


「オェッ?!」


「オェッてナッタ」


見ていたヒヨドリ高笑い




朱鷺色の失態に思わずヒヨドリ高笑い。
土の褥にくるまってはまだかと待ち侘びていた陽気の粒が、時が来たりと一斉に大気の中に顔を出しうら暖かき足の裏。遊び飽きたか坊ちゃんは物憂い横顔朱鷺に染め、見るともなしに陽見つめて座ったきりのの隅。

黙ったままの朱鷺色にさてはお腹が減ったのだろうと乳母が一声かけてみりゃ、無粋なことを訊ねられたと呆れた顔をして見せて、そう言われればそうかも知れぬと思い出したら目の前の立ち枯れ茎が何に見えたか大口開けてかぶりつく。

往来止まってひと時の静かな凪に包まれて、耳の中までひたひたと陽染み入る間暮れ。ふいにヒーヨと甲高いつんざくような鳥の声、食べられもせぬ枯れ茎に喉を押されて驚いた野暮天の姿見て、雲の近くでヒヨドリが堪え切れずに高笑い。

「今、鳥が鳴いタ?」





【蛇足的考察と補足】
そろそろお腹が減り始める時間ではあったが、ごろ太が草の茎を齧ったのは食べようと思ったわけではなかろう。手持ち無沙汰になってちょっと遊んでみるつもりだったとお見受けした。

彼がかぶりついた立ち枯れ茎はルエリア(Ruellia brittoniana)のもの。
メキシコ原産のキツネノマゴ科の半耐寒性植物で、鉢植えのものを母が地面に下ろしたら居着いてしまった。この界隈では越冬できるようである。
赤紫色の直立する数十cmほどの太い茎に柳のような細長い葉をまばらにつけ、朝顔よりは小さな紫色の漏斗型の花を毎年夏に咲かせる。

果たして本気でこの茎を食したらの身体に害があるかどうかは不明だが、枯れたものをふざけて口に入れる程度であればどうやら大丈夫らしい(笑)。
とはいえ、園芸植物には(ニンゲンも)の身体に害を及ぼすものがかなりあるので、遊びであってもやたらなものを口に入れさせないようにすることをおすすめしたいところである。これでは説得力に欠けるけれど(^^;)。

我が家ではユリ科・アヤメ科・ナス科・キンポウゲ科・ヒガンバナ科・トウダイグサ科などの植物は口にさせないよう特に注意を払っている。





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| 庭と猫 | 21:00 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

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佐保姫何処に


「ふんふふんふふ~ん」


「む?」


「エート・・・」


「ソッチだったっけ」


「イヤ、待てよ・・・」


「アッチでイイんだっけ?」


「むむ・・・???」


「やっぱりソッチ・・・」


ソッチに戻りますか、隊長


「む、アッチが正解デス!」




春の女神の呼びかけに右往左往の隊長。
桃に染まった鼻先を東の風に撫でられて、春の匂いを感じたとご機嫌よろしく隊長は鼻歌混じりで歩みゆく。巡回コースの3つ目の角の手前で隊長は立ち止まり、誰かに呼び止められたと言って今来た道を引き返す。

前の角まで戻ってみると今度は向こうで声がして、ふたたび歩き始めた途端またもや後で声がする。東の風に乗って来た春の女神の呼びかけがコンクリートにこだまして姿は何処にあるのやら。佐保姫探していつまでも往きつ戻りつするに、戻ってみたらとご助言するとお気に召さない顔をして、ようやく行く先定めける。

隊長が繰り返し往復していた塀の隙間に小さな白いアリッサム。優しい春の呼びかけは此処から聞こえたのではないかとお伴はひとりほくそ笑む。

こんなところに小さな春が・・・




↓まとめてですがお返事有(の好意的ゴロンについて)。


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| 散歩猫 | 21:00 | comments:19 | trackbacks:0 | TOP↑

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アピールゴロン


「アッ!」


「プリン姉さんダッ」


「見ててクダサイ」


「ボクはァ~、ホントはァ~」


「ウーザクないッ!」


「・・・何やってんのかねぇ」


「い~つかァ~、並んでぇ~」


「歩きたぁ~いィ~」


「そォ~れがァ~・・・アレ?」


「エ?!」







*余寒もようやく弱まった2月下旬、大家さん宅の門前にて ( #16/100 ) 



ウザくはないと訴えるゴロンがウザくて寒暖差。
追いついて来た春の陽気で氷のマントが溶けぬよう、そろそろ手持ちの道具が尽きてゆっくり坂を下り始めた冬将軍の後姿を見送った後坊ちゃんが、ほこほこ温い西日を浴びて向かった先は駐車場。いつもの席を仰いでみたが女帝はどうやらお留守のようだとふと目を遣ったその先に、女帝プリンのお姿見つけあまりの近さに動転したか、坊ちゃん転げて踊り出す。

吟遊詩人を見習って即興曲までご披露するうちついつい力が入り過ぎ、肝心要の大事な部分を歌い終えないそのうちに呆れた女帝は立ち去った。慌てて体勢立て直しても女帝がお掛けになっていた空席の上ひんやりと日陰が漂うばかり也。

「エエーッ?!」




という生き物は、気分がいいとゴロンゴロン実によく転がる。
その転がりっぷりを100回分集めてみたら、何らかの法則が 
みつかるんじゃないか?という、いい加減かつ無計画な試み、

それがこのゴロン百景』である。



まとめてですが、↓昨日のコメントのお返事してみました~。

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| ゴロン百景 | 21:00 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

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拗ね猫にご奉仕


「なんだかツマンナイ」


「乳母がいつも忙しそうデス」


「ボク、邪魔しないデスよ」




坊ちゃんのつむじ曲がって臨時休業。
昨日2月22日分の更新を急遽お休みしたワケはこの坊ちゃんの拗ねた顔。
彼は我慢強く押しの弱い性格。あまり無理に邪魔をしたりせず、ワタシの手が空くまでずーっと待っています。
最近パソコンの前に座っている時間が段々長くなりがちで、気にかけて遊ぶ時間を設けたりスキンシップを図ったりしてはいたのですが、このひと月ほどの間にこの顔でぼんやりしている時間が長くなってきたように感じられたので、昨日はほぼ1日パソコンの電源を落としたままで過ごしました。

ごろ太は基本的に身体が丈夫なようですが、打たれ弱いと言うか甘えん坊で淋しがり。ベタベタするほうではないけれど、自分の存在を忘れられている時間が長いとストレスを感じるタイプなのです。
ついでに最近連れ合いの勤務時間帯が変更になったばかりで我が家の時間割がまだ安定せず不規則になっていることや、寒の戻りが厳しく雨が続いたことなどがたまたま重なってしまったことも関係しているかも。

考えてみればひとりっ子の彼には遊び相手も甘える相手もワタシしかいないので、気をつけていたとはいえ可哀相なことをしてしまいました。
今のところまだ散歩したり木登りしたりする意欲はあるので(笑)大丈夫とは思いますが、早めにケアしておこうという判断でお休みしました。
お陰さまで今彼はゴキゲン上々です。いやはや。
ご心配してくださった方、ありがとうございました。

本日定刻の21時より、また毎日更新を再開するつもりです。
日々楽しみに拝見しているみなさんのブログにも、またぼちぼちとお邪魔いたしますが、これまで通りにはコメントを残せないかもしれません。
でもどうか、時々ごろ太の様子を見に来てやってくださいまし(^^;)。





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| お知らせ・お願い | 01:12 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑

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ニャン法十字術


「ヨシ、上手くいッタ!」

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「見てる?」               「行くゾー」

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「トリャッッ!!」

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「はッ」

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「ニャン法十字術デスッ!」

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「おっと!」               「危ない」

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「今日は大成功デス」




お天道様に励まされ華麗なニャン法十字術。
冬が土踏みしめて残していった足跡もお天道様に温められてようやく薄れて消えかけて、シッポを立てて歩みゆく足の裏にも心地良い。いつぞや登り損なった決まり悪さもようやく晴れたか春の兆しに後押しされたか、突如跳びつく隊長。

取り付く位置もぴたり決まって上手くいったと為たり顔。木登り教室受講したからもっと上まで登ってみせるとちらりこちらに合図して、まさかのニャン法十字術。
華麗な十字のフォームよろしく背筋も伸びてお見事と、褒めた矢先に足滑らせて思わずひやり舌を出したが今日はなんとか持ち堪え、お天道様に見守られ口尖らせて勝ち誇る。

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「ソッチに下りてイイ?」






【蛇足的考察】
ソッチに下りていいかと訊ねるごろ太への答えは勿論NO。長さ120cmしかないリードは木の幹の向こう側で、彼の見ているほうに飛び下りられたら彼が宙吊りになるか、リードを絶対に離さぬワタシが腕を折ってしまうから。

幸いごろ太はこういう場合、指差した場所に下りることを憶えてくれたので安全な場所をこちらが指示させていただいている。
木の登り下りくらい自由にさせてやりたいのだが 『安全に楽しく』 が大前提の散歩だからして、多少の不自由は致し方ないと考えている。

指示した場所に下りて来るのならリードを離せばいいかと考えたこともあるが、

  ●さらに高く登って下りられなくなるかもしれないし、
  ●途中で気が変わってお隣の屋根に飛び移るかもしれないし、
  ●首尾良く自分で下りても離したリードがひっかかるかもしれない

などと思い巡らせてその案は我が家では却下となった。

手元で伸ばすことのできるリードを使ったらどうだろうとも考えたのだが、長く伸びたリードが木の枝に引っ掛かればどうにもならなくなるし、やはり迎えに行かれないほど高いところに登られるとワタシが対処できない。

にとって木登りは楽しい運動のようで、ごろ太は上りたい欲求が高まるとご法度を破ってご近所の門柱に攀じ登ろうとする。それは困るので時々登ってもいい実家のの木で楽しんでいただくという次第。
木登りひとつとっても、他所様に迷惑をかけず 『安全に楽しく』 遊んでいただくというのはマコトに難しいなぁと常々考えさせられる。

ところで、これまで彼が習得して来たニャン法は詰まってみたり伝ってみたりと少々お粗末なものばかりであったが、今回の術はなかなか華やかだと親ばか乳母はニンマリ顔である(笑)。




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| 庭と猫 | 21:00 | comments:19 | trackbacks:0 | TOP↑

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二進も三進も


「春のニオイヨーシ!」

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「蕾はどうなったカナ」

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「ムム、進めマセン!」

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「エート、押して駄目なら・・・」

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「引けばいいんダッケ」

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「チョット引いて・・・」

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「ムッ?引けない?」

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「ナンカ変デス・・・」

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屋根の向こうの夕映えに一際高く富士の屋根




背中に夕陽映し取り、つかえたは立ち往生。
長く続いた隠れん坊にもそろそろ飽きた太陽が、顔のぞかせれば地面の下に蓄えられた雨水は温められて木の根も目覚め俄かに春めく其処彼処。
辛夷の花芽はまだ目覚めぬが点検道具の鼻の先、春の匂いが届いたと隊長は上機嫌。

それでは辛夷を見に行こうかと石またいだ隊長のチョッキが小枝に捕まって、どうにも前に進めぬと背中に力を入れたとて、進めぬものは進めない。
こないだ乳母に教わった押しても駄目なら引くのだと、一瞬知性の電球が彼の頭に閃くが、どうしたことか今度は身体を引こうとしても下がれない。

住宅街の屋根の向こうの黄昏てゆく色の中、一際高い富士山の三角屋根の見事さにお伴が見とれるその間、引くに引けぬがどうするのだと二進も三進もいかなくなったは夕陽を背中に映し首を捻って立ち往生。

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「みんなには内緒デスよ」





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| 庭と猫 | 21:00 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑

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ド真ん中ゴロン


「フンフン」                 「コッチ?」

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「ココデス!」

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「むっふ」

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「ふ~~~ん」

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「うっふ」

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「ふ~ん」

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「あドッコラ」              「セッ・・・と」

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「ヨシ、絶好調!」







*久々に晴れた如月半ば過ぎ、アパートの前の通りのド真ん中にて ( #15/100 ) 



如月通りに顕れし大福もをかしけれ。
立春過ぎてこのところ最後の寒波が粘り粘って雨や霙に邪魔されて見廻り休む日もあれど、やっと朝からすっきり晴れてカラリ乾いた空気の中に勇んで飛び出す隊長。
今日はそちらを調べますかとお伴の言葉にゃ知らん顔。道の真ん中立ち止まり、いと真剣な面持で此処か其処かと回転しながら嗅ぎたる黒いアスファルト。

一体何を調べているかとお伴が地面を覗きこみゃ、突如ゴロリとその身横たえ左に右に転がって大福顔を披露した後またもや突如立ち上がり絶好調だと荒い息。

少し下れば燦燦とお天道様が温めた誂え向きの場所があるのに何ゆえ通りのド真ん中、日陰の中で転げるか皆目見当つかぬまま、毛並み乱れた背中をみつめお伴は後をついてゆく。

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(因みに真冬の夜にもこの辺りで転げました。ニオイテイクアウトと見た。)




という生き物は、気分がいいとゴロンゴロン実によく転がる
その転がりっぷりを100回分集めてみたら、何らかの法則が 
みつかるんじゃないか?という、いい加減かつ無計画な試み、

それがこのゴロン百景』である。



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空翔ける影法師


雲突き抜けて陽が射して

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「むっ!大きな?!」

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鴉ですね                 悪戯してる

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「むむっっ!!」

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「ナニか持ってマス!」

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「アッ?!」

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「飛んダッ」

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「飛んでッチャッタ」

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「むむ・・」                 「むう~」

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「飛んでッチャッタ・・・」




みつけた宝見せびらかして飛び去る黒い影法師。
霙降らせた凍雲をお天道様が貫いて、光る孔から久方振りに青空のぞいた午下がり。青き空見て浮かれたか向かいのフェンスに舞い降りた大きな黒い影法師。白いフェンスをがちゃがちゃと爪で弾いて鳴らしては、何かいいもの見つからないかとプランターの中覗きけり。

ばさばさ翼の羽ばたきに目を奪われた坊ちゃんはアンテナ全て稼動させ、一挙一動見逃すものかとのフェンスのこちら側から鴉の様子覗きける。
何かみつけた鴉殿こちらをちらり一瞥し、不敵な笑みを微かに浮かべ翼広げて飛び去った。

帽子の中から鳩を出したとインチキ手品で喜んだのも最初の頃の数回で、乳母の奇術はまやかしと皮肉を言われたこともあったが、為す術もなく見送ったが頭を項垂れて続きを見せろと言いたげに不満ぶつけるものだから、また来ますよと出任せをついつい口から漏らしけり。

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「ホントに?」





【蛇足的補足】
鴉殿がみつけた宝はおそらくプランターの中の固形肥料。どうも化学肥料のような色をしているが玩具にするのか食べるのかは解らなかった。
遊ぶ生き物は知能が高いと言われるが、実際鴉は遊ぶし大変頭が良い。を突付いてからかう鴉もいる上、仔だと食べられてしまうこともあると聞いたことがある。あな恐ろしや鴉殿。

鴉の仲間にはオナガというきれいながいるが、昔動物好きの知人がオナガの雛を拾い育て上げたことがある。成長したオナガはそのことを憶えていて、知人が呼ぶと公園から飛んで来て挨拶していた。
賢いねぇと感心したのだが、このオナガ、何故かワタシが気に食わなかったらしく右から左から低空飛行して来ては厭と言うほど頭を突付かれた。
頭を怪我するほどの痛さだったので今もオナガを見ると少々腰が退ける(笑)。

  #本当は野の餌付けは良くないという見解もあるし、野の雛を
   拾っても育ててはいけない。それは助けることにはならないそう。

オナガにしてそうであるから鴉に突付かれたらさぞかし痛いであろう。
ちなみに鴉を追い払おうとしたり、大声を上げたりするのは逆効果だそう。
刺激すると憶えていて仕返しに来たり、攻撃してくることがあるらしいので、鴉は無視するに限るのだとか。
外で出会ってしまえばが鴉を凝視してしまうことは避けられないが、大きな黒いにごろ太はなんとなく一目置いているのか、動かずに見つめているだけで今のところ追いかけようとはしない。
まぁ、静かに眺めている分には鴉殿も悪さはしないだろうと思いながらも、こちらをちらりちらりと見遣る黒い影法師に内心冷や冷やしている(^^;)。





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暮六つ刻は猫の刻


そろそろ寒くないですか?


「平気デス」


「だってこの辛夷だって」


「・・・ふむふむ」


「ズバリもうすぐ咲きマス!」


「ズバリだモン」


「トオォッッ!!」


「ばびゅーーーん」




暮れ六つ刻はの刻、寒跳ね返す心意気。
ゆうべも霙ちらほらと凍ったままの空の下、寒冴え返る夕で坊ちゃんひとりはしゃぎ出す。暮れ六つ時刻の薄闇がその足許から立ち昇り、次第に色が褪せてゆく夕間暮れこその刻。

漂う薄闇嗅ぐうちに寒さ忘れて意気揚揚、楽しくなった坊ちゃんは石の上跳び乗った。
柔毛のコートに包まれた辛夷の花芽に頬寄せて、誰も訊ねていないのにもうすぐ咲くと得意な顔で当てずっぽうに言い放ち、核心ついたと鼻息荒く身を躍らせて跳び降りる。

ひりつく寒気に耐えかねてもう帰ろうと声を掛けても魂に火が点いて躍る心は収まらず、一寸待ってと草の陰から居ない獲物を狙う顔、眺めて震えるお伴掠めてそよと吹く風冷たけれどもその風向きは東寄り。春よ来い来いすぐに来い。

「チョット待ってクダサイ」





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埒明かぬ探し物


「手紙の続きは」

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「ドコダロ?」

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「上にあるかも?」          「ムッ何か来る?!」

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「エート」                「ココだっけ?」

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「あ、上だったっけ」

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「あるカナ~」

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「ムッ?誰か来る?!」

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「・・・エーット」

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「ココだっけ?」



せっかく通りが乾いても水を差されて捗らぬ。
行ったと思えば戻った雨に濡れた地面が乾く頃、今日は巡回せねばならぬとやたら張り切る隊長は余寒の通りに躍り出る。積み重なった瓦礫の隙間に魑魅魍魎が潜んでいるかと様子うかがうそのうちに、誰かの手紙の切れ端みつけ何やら大事な情報が書かれていると思ったか、残りの切れ端探そうと夢中になって嗅ぎ回る。

どうやら上にありそうと思った途端に通りの向こうで何かが動く気配して慌ててそちらに向き直り、安全確認した後で再び探し始めるが、どこまで見たかすっかり忘れ最初の場所からやり直し。上を見ようとしていたのだとやっとのことで思い出し背中伸ばして覗き込んだら、陽が射し始めた通りの向こうにまたもや誰かがやって来る。

度々水を差されるうちに隊長は混乱し、どこを探せば良いのやら見当失い困惑中。

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「ワカンなくナッタ」





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鈍ら窓際猫隊長


隊長、パトロールじゃなかったんですか?

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「そう思ったケド・・・」

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「雨だし寒いしナ~」

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「どうしよっカナ~」

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アレ?隊長ベロが!

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「またベロですか」

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「放っといてクダサイ」

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「どうしよっカナ~」

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「なんか・・・ネムイ」




天津の水に引き込まれ、鈍らも御簾の中。
朝になってもお天道さまは御簾の向こうに隠れたままで、足音もなくひっそりと毛雨がやって来て、やがてぽつぽつ戻り雨。なんのこれしき町内の治安の維持のためならば、濡れてゆくのもまた乙なのだと玄関先で急かすので、慌ててチョッキ着せた途端にタワーの上に駆け上る。
この期に及んでそんな処で勿体ぶった顔をして、行こか止めよか思案するなら何故にチョッキをお召しになったと乳母が横顔覗きこみゃ、倦怠顔のしまらぬ口からチョロリと出でた桃の

隊長しまりがないですと一言ご助言差し上げたとて、物憂い雨に誘われてはけだるく受け流し、出したまま弛み続けて思案の件も忘れ去り、鈍ら気分で目を瞑る。
途絶えることなく空から降りる天津水の演奏が通りを静かに満たしてく。

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まだ出てる・・・





【蛇足的余談】
毛づくろい中のを見ているとでもって器用に毛皮のお手入れをするものだと感心するが、もうひとつ感心させられるのはそのの長さ。
ごろ太の口からがはみ出しているのは珍しいことではないのだが、あるとき彼の舌が衝撃的に長いことを知って大変驚いた。と共に、これじゃ口に仕舞えなくとも仕方ないねとヘンに納得。仕舞える方が不思議なくらいである。
彼に限らずは舌が長いそうだが普段口の中でどんな風に収納されているのだろう。たたんであるのか丸めてあるのかと想像してみるとなにやらをかし。
彼の場合、舌を出しっ放しにしてしまう理由

  ●毛づくろい中に他のことに気を取られた
  ●暑さにうだってダレた
  ●何かに気を取られるうち口元が弛んだ
  ●寝ている間に口元が弛んだ
  ●鼻を舐めた後完全に収納できなかった

などなどあるようだが、前歯を失ったなども舌が出しっ放しになってしまうことが多いらしい。はみ出した舌は乾いてそのまま張り付いたようになってしまって、ますますしまえなくなるのだとか。




【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
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頭振るえば春怒涛


「むーん・・・」

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「ヨシ!行くゾ!」

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「トリャーーー」

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「ムムッ?!」

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「何もナイ・・・」

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「む!耳に」              「何かついタ」

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「ぶるるるる~ん」

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「・・・ふむ」




が路傍で頭振りゃ、その毛衣に春怒涛。
余寒続いて冷たい風は北と東を往ったり来たり。せっかく時雨が止んだのに午睡と決めたかお天道さまは、空にかかった薄雲の御簾の向こうに姿隠して冴ゆる通りに春わかず。
土の深くで温もって動き出す日を待っている陽気の中に気が急いて顔を出すものいないかと、探し求めて隊長は西のきざはし駆け上り、浜姫榊の生垣に三角頭を押し込んだ。

浜姫榊の根を包む斜面の土は静やかに黙ったままで固まって、その懐に抱いた陽気を野に放つにはまだ尚早と寝たふり決めて知らん顔。
隊長の収穫は耳こそばゆい木の葉屑。取り除けようと頭を振れば毛衣の上春怒涛。
それでは次を探そうとしゃんしゃんとした足取りで、きざはし下りる足許をそっと掠める夕東風が春の兆しを告げている。

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「次、行きマス!」





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精進潔斎明けて


吸い込まれそうな瞳のWeedy爺からもらった

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素敵なお皿と一緒に空を飛んで来た異国のモンプチ

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坊ちゃん、これをいただこうか!

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「おいしそうデス!」

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「いただきマース」

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Weedy爺とお揃いのお皿で

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優しい彼に見守られながら

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「コレ、ものスゴーク」

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「ンマイ!!」

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「なくなっちゃッタ・・・」

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「ごちそうさまデシタ」

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こんなにたくさんありがとう

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ニンゲンにはチョコレート、美味しかった!




オレンジの国のWeedy爺の49日の精進明けて。
お正月に坊ちゃんが猫御節を頂いたときのクリスタルのお皿。来歴はいずれお話すると申し上げていたが、このお皿は遥か遠いオレンジの国から空を飛んで、クリスマスの頃我が家にやって来たsariさんとWeedy爺からの贈り物。

夏の始め頃から心臓を患って何度もしんどい状態になりながらもずっとがんばって、家族としあわせなクリスマスを迎えることができた彼とお揃いのお皿が嬉しくて有難くて、そしてお正月も一緒に迎えられるよう、ご馳走を遠く離れた爺と同じお皿で食べられるよう、願いをかけてお正月におろそうと決めた。
爺は少しでも長くsariさんと一緒に居たくてとてもがんばったのだけれど、残念ながらお正月を待たずに彼の岸へ渡っていってしまった。

クリスマスまでだって充分にがんばってくれたのに、欲張り過ぎたと訃報を知って泣いた。sariさん、Weedy爺、ごめんね。

Weedy爺の病気が発覚したのは、ワタシがsariさんのブログ『南の国のねこぐらし』で彼と初めて出逢って間もなくのこと。病院に行くと恐怖で発作が起こってしまう彼を、sariさんは安心できる家で、ご自分で出来る限りの方法で看病しながら穏やかに暮らしてもらいたいと仰った。

口で言うのは容易いが、それは本当に心身ともにしんどいこと。

ついつい余計なお節介をしたくなり、あれはどうだこれはどうだと思いつくことをあれこれ並べては、爺の容態に一喜一憂しているうちに、なんだかもう我が家の猫のような錯覚を起こしてしまって、彼が今でもとても愛しい。

お皿はお正月におろしたが、いただいた贈り物はWeedy爺の49日まで手をつけず大切にしまっておいた。
そして今日、ささやかだけれどごろ太も一緒に49日の精進落とし。
(時差がわかってないから1日早くなってしまったかもしれません)
キッチンでゴハンをねだってsariさんを見上げるWeedy爺の可愛い顔を見つめながら、ごろ太は舶来モンプチを、ニンゲンはチョコレートを美味しくいただいた。
sariさんとWeedy爺には本当に大切なことをたくさん教えてもらった。

本当に本当にありがとう。

何もできなかった上頂きものまで頂戴しておいて烏滸がましいかもしれないけれど、先代猫と一緒に爺はずっとワタシの心の中に居る。今頃あちらでなかよく遊んでいるといいなぁ、せめてご挨拶できていればいいなぁ、と思う。

ところで、モンプチは我が家ではごろ太のシャンプーの後のご褒美。モンプチと呪文を唱えればシャワーをかけられても耐え抜くほどの大好物なのだ。
それをご存知のsariさんがお皿をくださる折に
「風呂上りのモンプチをこれで食べて」
と言ってくださったお言葉通り、この素敵なお皿、これからはスペシャルご褒美用お皿として活躍していただく所存である(笑)。

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手皿もお揃いだったね





(13日の記事はこの下、通常の記事は本日21時の定刻に更新します)




【お詫び】
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猫相撲臨時場所


「むむっ?!」

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「不意打ちとは・・・」

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「卑怯者デスッ!」

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「そんなら」               「鉤爪閂っ!」

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「顔面ばっかり」             「狙うなんて」

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「ンモー、頭来たッ!」

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「極め噛みダッ」

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「・・・参りマシタか?」

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「コレでドーダッ?!」




形勢不利と見た途端、横綱ガブリ喰らいつく。
昨日薄日が射したのにまだまだ席を譲るものかとなかなかしぶとい冬将軍が次の時雨を連れて来て、雪になったり戻ったり縷々降り続く窓の外。呼んでも春は応えない。

手持ち無沙汰のを見て坊ちゃん一緒に遊びましょうと突如ミーコのご登場。ハッキヨイとも言わないで不意に張り手を食わされて、四股も踏まない無礼者だと自称横綱ご立腹。
奇襲攻撃かけてきた金星狙う前頭、ぶつかり稽古の相手欲しくばやってやろうと息巻いて横綱気取りのごろ太錦は次々技を繰り出すが、顔面ばかり狙われて形勢不利と思ったか、ついにガブリと喰らいつく。

明日は晴れるか窓の外、余寒の雨はまだ止まぬ。





【蛇足的余談】
ごろ太錦の本日の取り組み相手は乳母ではなく連れ合い。の勝負は「ヤァヤァ我こそは」という挨拶から始まるという掟を悉く無視して不意打ちをかける上、顔面ばかり狙うので、しばしばごろ太の怒りを買いヌイグルミ手袋をしているにも関わらず流血したりしている(笑)。
しかし、猫の側からの不意打ちはお咎めなしなのだからマコトに不公平。

こうして写真に撮って改めて眺めてみると相手によって遊び方を変えていることがよくわかって面白い。遊びはどうしてもパターン化しやすいので、たまには相手が変わるほうがの側も面白いのかもしれない。

ところで、怒った猫はを伏せるが、不意打ちされたごろ太がを折り畳むようにしているのはを守るため。攻撃されないうちからをこの形にするときは怒りと恐怖と弱気が入り混じった心持なのだとか。
逆にこちらからいくぞという気分になったときには下の写真のように立てたまま後方にねじった形になる。
をこの形にすると頭が最大限に大きく見えるという点も興味深い。
これは遊びだが、本気で怒ったり怖がったりしている猫がこのになったときには、大怪我させられることもあるので手出しなさらぬようご用心。

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「負けるモンか!」





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毛衣重ね梅の花


「ちょっと休憩しようカナ」

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「むーん・・・」

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「ドッコイ」                「ショッっと」

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「・・・・・・・」

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隊長、寒くないですか?

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「あったかいデス」

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「寒くないモン」

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「まだまだ」                「帰りマセン」

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「むっ?アレは何ダロ?」




冬将軍が粘っても白梅弾けて春を呼ぶ。
銀の時雨が立ち消えてそろそろ地面も乾いた頃と、隊長と連れ立って寒さ残りし通りに出でて今日も巡回午下がり。雨の糸巻き片付けた根気自慢の冬将軍は寒風喇叭を吹きながら少し東へ移動して、まだまだここに居座ると大きな雲に腰掛ける。

お伴がその手を悴ませ赤く染まった指先をズボンで擦っているというのに、ひと回りした隊長はちょっとここらで休憩するとコンクリートに座り込む。
春は名のみの如月にチョッキ着込んだその中で毛衣さらにふくらませ、寒くないかと訊ねれば否あたたかいと嘯いて、シッポを巻いて縮こまってもまだ帰らぬと意地を張る。

雑木林でがさがさと木の葉の動く音がすりゃ、あれは何かと立ち上がりまだまだ続くパトロール。と一緒に目を遣れば、枯草粘るその奥に春光まだかと待ちきれず弾けた白い梅の花ポップコーンの如くあり。霜焼け除けに足踏みし、垂れた鼻水袖で拭ってお伴は毛衣恨めしや。

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【蛇足的余談】
雨が上がってほんの少し陽がさしたが、最高気温は6℃ほどまでしかあがらずこのあたりでは真冬の寒さ。
毛衣を膨らませたごろ太はいかにも寒そうだが「あったかいデス」はあながち痩せ我慢ではなかった。彼の座ったコンクリートに屈んで触ってみると驚くほど温かだったのだ。岩盤浴というか行火というか。

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お陽さま行火でオシリを温めるとはたいしたものだと感心したのに、それじゃワタシもと腰を下ろそうとした途端、雑木林が気になりすっくと立って勇んで歩き出すの自由さが恨めしいやら頼もしいやら。





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宥め賺せば春隣


「どうせボクなんていいんデス」

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まぁ坊ちゃん、そう言わずに

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ほらほら、お背中揉みますよ

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「むふん、まぁ」            「そういうコトなら」

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「許してあげない」          「コトもナイデス」

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「あ、そーりゃっ!」

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「あ、ドッコイ!」

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「むむむ?なんだか・・・」

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「楽しくなってきマシタ!」




寒の戻りを追い返そうと宥め賺せば春隣。
立春寒波の手土産は時雨もたらす低気圧。日がな一日愚図ついて降ったり止んだり銀の糸。
一度は外に出てみたがなんだか気分が乗らないとすぐに安居へ引き返し、手持ち無沙汰を持て余し昏昏まどろみ続けるうちにいつしか夜が垂れ込める。

気づいてみれば楽しいことがないまま暮れてしまったと、ペチカの前で愚図愚図とはひとりで拗ね始め、放っておけばますますねじけて動くはシッポばかり也。
これはいかんと立ち上がり乳母は慌てて太鼓持ち。陳ねこびのこわばって冷えた気持ちをほぐそうとシッポのつけ根たたいたり、背中を揉んで機嫌取り。
宥め賺され温もったはその身を横たえてニンマリしながら顔洗ううち風向き南に変わったか、ゴロンゴロンと転がって愉快になれば春隣。

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腰パン最高デス」






【蛇足的オマケ】

因果応報ナポリタン

ズッコのマミィさんが見目麗しく笑いもこなすバン兄妹とイタリアはナポリでキャット・ショーに出陣と聞いて、思わず迂闊に口走ってしまったのである。

ナポリにナポリタンがないと知ったときは衝撃だった、と。

この一言がなぜかウサギとスカンクが庭先で戯れるアメリカの片田舎に暮らすお人形のごとき三毛のお嬢さんのお宅に飛び火して早速作られたナポリタン
具はタマネギと安物のソーセージのみ、スパゲティは茹で過ぎること、とナポリタンにかけては一家言も二家言もあるお料理上手なanemoneさんによれば、美味しくいただくには斜に構えるといいのだそう。

キャット・ショーで見事な凱旋を決めたイタリアチームのマミィさんは、ナポリタンを食べるという人生の目標を新たに定めたそうだが、イタリア伊達男のとうちゃんに知れてはならぬというジレンマに苛まれているらしく、ちょっとした愉快なナポリタン因果が生まれてしまったのである。

なんだか自分もナポリタンが食べたくなった出火元が責任取ってナポリタンをこしらえてみた。ピーマンやマッシュルームも入れてしまったので叱られそうではあるが、スパゲティはイタリア人も垂涎のマ・マーです(笑)。





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野遊び遠征-7


「向こうに行ってみようカナ・・・」


「やっぱりコッチ」


「エエート」


「ソッチにシマス」


「むむっ!ダレか来ました!」


「コッチに来ない?」


隊長、そろそろ帰りましょうか


椋鳥眺めて帰り道


ドウダンツツジが悴みながらお見送り


「アー楽しかった」




辿る家路のうれしさに目出度く終わる野辺遊び。
腹ごしらえをした後でまだまだ遊ぶと隊長。行きたい場所は定まらず往ったり来たりを繰り返す落ち葉の上と土の上。の向くまま行脚するうちお天道様も歩を進め段々影が長くなり、柔毛を揺らすそよ風のいと柔かき指先も次第に硬くなりにける。

午後の散歩に繰り出した人の声やら足音が長閑な空気を伝わって少し賑わう通り道。カメラ担いだ初老の紳士が丘の向こうに顔出せば、つい今しがた我が物顔でうろついていた隊長の背中に緊張走り抜け姿隠して憂慮する。

楽しい野遊び遠征もここが潮時引き揚げ時とお駕籠に乗って来た道戻れば、春まだ浅き野辺の上仲睦まじい椋鳥や悴けてその芽を真っ赤に染めたドウダンツツジのお見送り。
また行きたいと言いながら辿る家路のうれしさよ。

「また行きたいデス」





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野遊び遠征-6


「ナンカないカナ・・・」


坊ちゃん、ハクセキレイが居ますよ


「ドコに?!」


「今ソッチに行きマス」


「どっか行っチャッタ」


「・・・・・・・」


坊ちゃんどうしました?


「エート、ボクは」


「お腹減りマシタ!」


「オベント食べマス」


「イタダキマース」




佇む春が微笑めば、日脚草の芽伸びる丘。
木登り教室消化して勢いづいた隊長、何処かでキジバト鳴いたとかこちらにセキレイ見たと言っては冬の麗に温もったふかふか落ち葉の絨毯を、浮き足立って闊歩する。
かさこそ落ち葉踏む音もまこと長閑な午下がり、縦横無尽に歩き回って緩やかなりし丘の上、隊長礑と立ち止まり気の抜けたような眼差しで宙を見つめて黙り込む。

どうしたのかと訊ねれば俄かにその目見開いて、お腹が減ったと擦り寄るの目当てはカリカリ手弁当。再びベンチに鎮座してどうぞと出された手皿から待ってましたと召し上がる。

丘の向こうに立つ春がその手で凧糸手繰っては、まだ空高くに居なされとお天道さまを引き止めて、日脚伸ばしてにっこりすれば落ち葉の下で息づいて草の芽少し伸びたよな。


「ウマウマッ!」






【蛇足的考察】
というのは縄張りの外に出ると大変緊張するというお話を以前したが、その圧力は相当のものらしく好物などを差し出しても口をつけようとせず、一時たりとも気が抜けぬのだと見向きもせずに周囲を警戒している。
気が張り詰めていればおちおち食事などしていられぬというのは、おそらくに限ったことではないのだろう。

常日頃、出先で何か食べ物を出しても車に戻るまでは口をつけないごろ太が昼弁当をご所望になったのは、往来のほとんどない静かな公園ですっかり緊張が解けたのであろう。散歩も板についてきたものだと感心したり、これだけ落ち着いていられれば安心してまた遊びに連れて行くことができそうと思ったり。

実際、この公園を訪れた後の何日か、身支度をする度にやたら期待に満ちた顔で見つめられたので、彼も遠征野遊びが楽しかったに違いないと、自ら仕事を増やしてしまったことなど忘れてほくそ笑む乳母なのである。





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野遊び遠征-5


「そろそろ降りマス」


「大きいからラクチン」


「自分で降りられるのに」


「ノド乾きマシタ」


「早くクダサイ」


「む~ん」


「甘露ーッ」


「コッチ!コッチに行きマス!」


「ダレの手紙ダロ?」


「今度はアッチにも行きマスッ」




甘露に酔った勢いか、隊長のご登場。
そろりそろりと木から降り再び地面に足が着き、喉の渇いた坊ちゃんは早く早くと乳母を急かしてキャップのお酌で水を飲む。ベンチにちんと腰を下ろして真昼の太陽浴びながら木登りした後飲むは是格別の甘露也。透明な飲みながらは思わず目を瞑る。

木登りを成し遂げた達成感に酔ったのか甘露に酔ったか判らぬが、気を大きくした坊ちゃんは隊長の顔になり、ゆるゆるとした丘の外れで誰が書いたか判らない笹に書かれた文を読んだり、その足裏に心地良くかさかさ積もった落ち葉踏みしめ果敢にあちこち調べ出す。


向こうの木々の梢では椋鳥たちが屯って、見慣れぬチョッキを着たはこれから一体何をするかと思い思いに予想して、ぺちゃくちゃわいわいがやがやとお喋りの花咲きにけり。





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野遊び遠征-4


「乳母ァーッ?!」

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「あそこダッ!」

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「・・・どうしよう?」

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「ヨシッ!」                「ボクもっ」

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「行くゾッ!」

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「エイッ」

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「デキタ!」

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「できマシタッ」

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「スゴク遠くまで見えマス!」




その大らかな懐で腰抜けも胸を張る。
するりするりと木に登り枝の間に間に見え隠れする乳母の姿を見逃すまいと坊ちゃんたまげて目を見張る。乳母はどこだと呼ぶ声に枝の陰から顔のぞかせりゃ、腰抜けも踏ん切りつけてボクも行くぞと鼻舐めて、大地を蹴って跳び上がる。
本気を出せばやはり。お次はここと指差すままにひらりひらりと身も軽く忽ち乳母に追いついた。高みの枝から睥睨すれば遠く連なる木の梢、枝を広げて空から注ぐ柑子色した陽を受けて、枝葉伸べる日夢に見てどの木も春を待っている。

同じ柑子の陽を浴びて、達成感に酔いしれながらヒゲとシッポに力を込めて坊ちゃん眺めを堪能し、満足そうに鼻息ついた横顔笑っているような。
青き空へと差し伸べたその逞しき腕の上、とヒトとを受け止めて木は大らかに春を待つ。

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「ボク、自分で登りマシタ!」





【蛇足的無駄話】
木登りはコドモの頃から得意だったワタシだがまさか四十路でご披露することになるとは、大変お騒がせいたしました(^^;)。お散歩の犬たちや遊びに来るコドモたちに出くわさぬよう、平日の真昼間を狙って行ったので残念ながらギャラリーはなく人目を憚る気遣い要らず(笑)。
思いの外するすると登れたのだが、ごろ太を連れて降りるときのことを考えるとあまり高く登るワケにもゆかず少々消化不良?

あ、木の上のごろ太のリードが妙に張っているのは強く引っ張っているのではなく短く持っているから。思わぬところに回り込まれたり血迷って飛び降りられたりするとややこしいことになるので用心のため。

兄弟も母も居ないごろ太にタワーや棚への上り方を教えたのもワタシだが、いかんせんニンゲンが教えたからか飛び上がるよりも攀じ登ることが多い彼。だから門柱にしがみついて二進も三進もいかなくなるのだと時々として心配になることもあるが、登ろうと思えば大きな木に登れると判ってひと安心。
しかし、無理強いはイカンと言っておきながらこれって無理強い?!

ちなみに小学生の頃大きな柿の木に登って立派な枝をへし折って落ちたことがある。木登りをしてみたくなった方、材がやわらかく折れ易い柿の木はおすすめできない。どうか他の木でお試しあれ!




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野遊び遠征-3


「どの木がイイかココで占いマス」

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「ふんふん」               「アッチ?」

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「いや、ソッチ?」

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「むむむむーん・・・」

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坊ちゃん、あの木にしましょ

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ほれ、よっこら

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せっ、と・・・

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「遠く、ヨシ!」             「地面、ヨシ!」

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「でも、ボク下でいいデス」




地に足着かねばなんとやら、は屁理屈捏ね回す。
大きな木だとはしゃいでいたのにいざ目の前に木を見たらもじもじ躊躇う坊ちゃんは、どの木に登れば験が良いのかも一度ここで占うと、広場の大きな切り株でニオイ占い再開す。
占いなのだと言いながらあちらこちらを見回して、一向結果が出ぬままで似非占い師は立ち尽くし終わりの見えぬ易断。

占いなぞに頼らずに自分で決めたら良かろうと痺れ切らしたお附きの乳母が1本の木を見繕い、それでは坊ちゃんこの木が吉と試しに抱き上げ乗せてみりゃ、地面と遠くを見比べて、と謂えども地に足が着いてなければ落ち着かないと坊ちゃんすぐに飛び降りた。
情けないやら面白いやら、そんな意気地のないことを言うからこないだ柿の木に取り付く場所を間違えて困ったことになったのだ。

登らぬなら登らせてみようぞお坊ちゃん。乳母は一念発起して、さてどうなるかお楽しみ。

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ならば、登る気にさせてやろうぞ・・・





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野遊び遠征-2


「あっ!」                 「アレは?」

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坊ちゃん、まだお駕籠に居てください

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「むーん・・・」

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この辺りで遊ぼうか

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「ヨシ!」                「行くゾ」

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「土のニオイがシマス」

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「大きな木、見たいデス」

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「登れそうかナァ」

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「むーん、どうカナ・・・」




躍る気勢はどこへやら、気後れと木の根っこ。
明るい真昼の公園の何処で遊ぶが安穏か、見繕うのがお附きの任務とお駕籠の坊ちゃん首から下げてひとまず土を踏んでゆく。飛び交う鳥に気を取られ焦れて乗り出す坊ちゃんを、まだとお駕籠に戻しては何処が良いかと選りすぐり、乾いた地面のあちこちで萌え出た草の芽見出して、ここらが良いかとお駕籠降ろせば待ってましたと躍り出る。

見知らぬ土を嗅いでから、あの大木を点検すると草の芽踏んで威勢良く近づくまではよかったが、いざ大木に対峙して威厳に満ちた枝振りに些か気後れ感じたか、登ってみようか登るまいかとニオイ占いするばかり。

陽光浴びて大木は大きな腕を空へと広げ、まこと長閑に春を待つ。気後れは後れた気持ちが追って来るのを待っているのか耳伏せ佇む木の根っこ。

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「どうしようカナ」






【蛇足的補足】
まだお駕籠に乗っていていただきたい折には乗り出し過ぎたごろ太を中に戻すが、降りていい場所に到着したときに降りるかどうか決めるのはごろ太自身ということにしている。出たくなければ無理に出さないし、出たくないのには理由がある(=怖いから)だろうという考えから。
これは普段の散歩のときも同じで、彼が自ら行きたいと意志表示しなければ無理強いはしない。(ま、これは自分が無理強いされることが厭だからということが多分に関係しているのだろうけれど)

恐怖や脅威を感じたはパニックになることもあるので、にとって少しでも不安な要素があるのならキャリーの中で隠れておいていただくのが吉。
ごろ太の場合お駕籠行脚の際にも怖くなると中に隠れる習慣があるので、これは彼の気持ちを知るひとつのものさしでもある、というワケ。

ただ、家の中からの脱走防止のためにせっかく抱っこで出入りする習慣をつけたのに、キャリーからは自分の判断で出てもいいと思っているフシのある彼が、道中身を乗り出し過ぎて困ることもままあったりするのだが(^^;)。



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野遊び遠征-1


「オウチがだんだん遠くなる」


「ドコに行くんデスか?!」


楽しいところですよ、坊ちゃん


「大きな箱が追いかけて来るゥ」


坊ちゃん、もう着きましたよ


「・・・着いタ?」


「大きな木がいっぱいダ」


「あ、エートエート」


「チョット待ってクダサイ」




遠征先の景色見て、は憚り武者震い。
立春寒波が来ていると天気予報が告げてはいたが庭の椿も花盛り。たまには大きな木のあるところで散策するのは如何かと、今日はお駕籠を牛に積んで公園目指しひと走り。

流れる景色に気を取られ暫し窓に首っ丈。ふと気がつけば流れ流れてオウチが段々遠くなる。何処へ運ばれゆくのやら訊ねることにも飽きた頃、ついに現地にご到着。
此処は何処かと眺むれば、立ち並びたる木々の梢に鳩やら椋やら雀やら。乳母がお駕籠の準備すりゃ、ちょっと待ってと武者震い慌てて憚る隊長。

お駕籠に乗り換えいざゆかん。さあさ何して遊ぼうか。

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「むむっ?!ココは初めてデス!」





【蛇足的考察】
の頃からドライブに馴れているごろ太であるが、なぜかに乗り込むと必ず最初にトイレ。さっき家の中で済ませたばかりでもやっぱりトイレ。こちらが急いでいるときなど彼の用足しを待たずに走り出してしまうのだが、出るなり坂道だわ揺れるわの状態でも諦めずにトイレ(笑)。

そういえば実家にも別荘ならぬ別雪隠を持つ彼だが、実家に着くとやはりまずトイレなのである。膀胱が空っぽでもなんとかしてチョロリと絞り出すところを見ると、何かトイレを使わなくては気が済まないのではないかと思えてくる。

乳母思うに彼は、久々に訪れた別雪隠に残った己のニオイを嗅ぐと「ボクのニオイがなんだか古くなって薄まっている」と感じているのではないだろうか?
慌ててトイレに駆け込む様子は、これはマズイ、早くフレッシュなにほひを追加せねばと強迫観念にかられて焦っているようにしか見えないのである。

真相のほどは謎のままだが、大きい方が滞りがちなときなどもに乗せたり実家に連れて行ったりすると出るようなので、別雪隠は便秘対策にも役立っているという次第。

ちなみに彼、今回に乗った途端の出発前に一度トイレを済ませているにも関わらず、現地に到着したら再びもよおして大きいほうをお出しになった(^^;)。

年に1~2回一緒に旅行することもあり、ポータブル雪隠が必要な我が家のトイレは粒が大きめの固まる紙製を採用。
軽いので持ち運びに便利なのだが、掘り魔のごろ太にかかると摩擦で大量の微塵が発生するという難点もあり、完璧とはいかない。
が、天変地異などでどこぞに避難する必要があるような折にも紙は持ち運びやすいので、今のところ別の素材の採用は考えていない。





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鬼より怖い大入道


「大入道が通っタ!!」


「もう居ない?」


「別に怖くなんかナイケド」


「ウチに入ろうカナ~」


「もうホントに居ない?」




炒り福豆を抱えて来たのは鬼より怖い大入道。
節分前に雪連れて来た鉛の色の凍雲を、寒の明けだとお天道様がその腕伸ばして押し退けて、青空のぞく午下がり。寒さは依然居座るが小さな春を探しにゆくと隊長が玄関出ると、目の前に現れたるは鬼より怖い大入道。抱えた買い物袋の中から孫と撒くのか炒り福豆をちらりちらりとのぞかせて、やあちゃんと元気な声で舌を鳴らしてご挨拶。

咄嗟のことで不意を突かれた隊長は逃げ場を失くし思わず毛衣ふくらませ小塀に上がってみたものの、追い詰められて困窮し間一髪と身構えりゃ、大入道は破笑してこりゃ失礼と言いながらお腹抱えて歩き出し、やがて隣の門の中。高笑いしたその声だけが通りに久しく残りける。

怖いわけではないのだと隊長は負け惜しみ。出鼻挫かれ二の足踏みつつこれで戻るも口惜しや。どうしたものかと玄関の閉じた扉に尋ねてみても扉は黙っているばかり。

「もうゼッタイ来ない?」





【蛇足的注釈, そして余談】
節分と言えば豆まき。鬼にぶつける豆は関東・東海・西日本・北九州では炒った大豆だが、北海道・東北・北陸・南九州では 落花生なのだとか。落花生は殻ごと撒くので地面に落ちても食べられて、なるほど合理的。
その昔は豆のほかに、米や麦, かちぐり, 炭なども撒かれたそう。
豆が定着したのは五穀の中で収穫量が多く、鬼にぶつけたときの音や粒の大きさの按配がよかったからだとか。
節分は旧年の厄災を負って払い捨てるための行事なので、撒いた豆から芽が出ると具合が悪いと炒り豆になったのだそう。

ところでごろ太が鬼より怖がる大入道は、恰幅が良く気さくでお達者で、いつも元気に庭仕事をしているお隣の家のお爺さん。
ギョロリ大きな目玉とよく響く大声の持ち主でもある。
広い庭の芝生の椋鳥をのぞかせてもらったり、フェンスのニオイをいつまでも嗅がせてもらったり、最近ではご法度破りの門柱登りまでしたのだから、もう少し愛想良くしていただけないかと思うのだが、どうにもこうにも怖いらしくいつも毛衣をふくらませて笑われる。

憮然とした顔で見送るごろ太の耳に残る高らかな笑い声もまた、からしてみればあまり愉快ではないのかもしれないが、見ているこちらは密かに愉快。
ただ、怖がるは一触即発なので大入道と遭遇すると大変緊張しているのは乳母とて同じとは坊ちゃんは気づくまい(笑)。
怖がればそれ以上近寄らないでいてくれるのでありがたいのだが、これがもしも見知らぬヒトでグイグイ押してくるタイプだと話は別。ふくらんだごろ太を抱き上げてどう思われようと走り去らねばならなくなるので、猫好きなヒトとの遭遇も案外と危険な場合があったりして(^^;)。





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押して駄目なら


「乳母ーーッ!」


「コレッ・・・」


「取れないデスッ!!」


坊ちゃん、頭を引いてご覧?


「アタマをウシロに・・・?」


「ウーーーン」


「エイッッ?!」


「・・・やっぱり取れナイ」




押して駄目なら引いてもみたが、とかく袋は儘ならぬ。
天気予報がピタリと当たり夕べの雨は霙に変わりやがて雪へとなりにけり。坂の途中のアパートは坂が凍れば兵糧攻めと、残った雪を掻きに出て重たくなった腕をさすってやっとお茶なぞ飲もうとすれば、なにやら部屋の片隅でもぞもぞ蠢くもの居たる。

退屈していた坊ちゃんがひとつ袋で遊ぼうと飛び込んだまではよかったが、飛び込むを間違えて、自分で開けた小さなに頭が嵌まって苦戦中。
いつもの遊び方ならば穴突き破って脱出するが、今宵は入口間違えた故押しても押しても抜けられぬ。押して駄目なら引いてご覧と助言だけして見ていたら、鼻をひと舐め考えてエイヤと後に下がったが、やはり抜けない紙袋は疲れてうずくまる。

「・・・くたびれチャッタ」





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毎度目出度し


「また足拭かれてるケド」


「ガマンしてマス」


「ホントはイヤだけど」


「ガマンだ・・・」


「ウヒィ~」


「みょーーーん」


「もうチョットだ・・・」


「もうチョットでご褒美ダ!」




褒美につられ我慢すりゃ今宵も目出度く終わりける。
夜廻り終えた隊長は鼻息荒げてご帰還するが、すぐに身柄を拘束されて今宵も全身ゴシゴシと拭かれる儀式は外せない。温いお絞り冷めぬうちにと素早く手早く手際良く。
拭かれる方は不服でも、終わればご褒美待っている。今宵も褒められ誤魔化され、ガマンガマンと呟きながら終わりが見えたその時にご褒美の味浮かんだか、はペロリと舌を出す。

窓の外では夜の時雨が庇の小太鼓ぽつぽつと奏でる音も小気味良い。これから雪の予報だがどうなることやら明日の空。按じてみてもは夢中でご褒美食べて舌鼓。

「シーバおいしいデス!」





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| 徒然猫 | 21:00 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

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