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ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

2009年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年11月

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肩凝り解消法


「イイデスか、こうやって」

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「アタマの重さを預けるんデス」

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「コレが結構」                「気持ちイイ」

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「ン?ちょっと待って」            「アレはナンダ?」

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坊ちゃん、それで続きは?

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「ンモー、後にしてくだサイ」




勝手に始め勝手に終わるが猫の講釈の仁義。
このところぐっと冷え込んだお陰で肩凝りが酷いとこぼすのを聞いていたのか、唐突に坊ちゃんの講釈が始まる。彼曰く「アタマが重いから肩が凝る」のだそうで、まずは頭の重さを何かに託してしまえばいいのだそうだ。ふむふむなるほどと頷くと気を良くしたか坊ちゃんは朝陽を浴びて蒼に染まった庭を眺めつつ、肩凝り解消法を実演してくれる運びになった。

最近すっかり丸くなった小さな頭をカーテンに預けて牽引タイム。そうしているうち気持ちよくなり講釈のことを忘れかけたところで、大きな烏がやって来た。
お向かいの車庫の屋根の上、爪でガチャガチャタップダンスを楽しむ影法師のような烏の姿に坊ちゃんはクギ付け。乳母のことなどすっかり忘れ烏のショウに夢中である。

ヒトの頭がカーテンで牽引できるワケでなし。肩凝りなんぞは湿布を貼ってなんとかするが忘れられたことがいささかおもしろくない乳母は続きを催促することにした。
声をかけると坊ちゃんはくだらぬことで邪魔するなと今度は頭にカーテンのせて迷惑顔。
窓の外へと目をやれば恨めしいほど眩しい朝陽。烏の羽には翠の色した光の輪。
いずれアナタが化けたなら、カチコチになったこの肩を厭と言うほど揉ませてみせる。その日が来るまでナニがあっても死ぬものかと、歯軋りしながら誓った乳母なのだった。





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| 徒然猫 | 21:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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