FC2ブログ

ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

2009年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

大入道とシッポ


「今、大入道がボクに」


「オイデって言ッタ!」


坊ちゃん、そのシッポ・・・


「ああ、ビックリデス!」


「むむむむむ・・・」


「もう来ないデスね?」




お隣の爺を大入道と呼ぶのやめてください。
恰幅がよく元気満々のお隣の爺は、たしかに大きな声と大きな目玉。さては達磨か大入道かといった出で立ちなのである。過去に爺から「オバチャン」と呼ばれ「ジーサンのアンタから見たらワタシャお嬢さんじゃ!」と内心口惜しく思った乳母ではあるが、そうは言っても面と向かって大入道と呼べるはずもなし。

その大入道だが大層腕の立つ庭師である。庭木はいつもキチンと刈り込まれ枯れた葉はきれいに取り払われ、温室ではサボテンやランがシヤワセそうに鎮座する。夏の間は週に一度の芝刈りを欠かさず、その芝生にやって来るムクドリ目当てにいつも庭先をのぞかせてもらっている坊ちゃんなのだ。最近ではフェンスのニオイまでお気に入りのクセして、庭の主の爺がどうにも苦手。爺の方は満更猫が嫌いでもないと見えて、行き会うと必ず手を差し伸べて声をかけてくれるのだが、如何せん声が大きくて、毎回坊ちゃんのシッポをイヌと出くわしたときよりも見事にふくらませて楽しませてくれるのである。

シッポふくらませた坊ちゃんの横では、山芋の蔓がむかごをつけて揺れている。放っておくと庭を占拠されるので毎年遠慮も会釈もなしに引っこ抜くのだが、むかごが次々落ちるのでキリがない。
いっそ今度は抜かないでむかご御飯が炊けるほど庭中茂っていただこうかと今から思案する乳母である。
091018-7.jpg




 人気ブログランキングへ

スポンサーサイト



| 庭と猫 | 21:00 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |