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ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

2009年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年11月

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雨の止み間に


足が濡れてもなんのその


階段ダッシュも軽やかな


散歩猫の心を捉えたるは


配水管の水琴窟


雫の音色を楽しんで


足跡残してご帰還す




風流でもアリ酔狂でもアリ。
ゆうべから降り続いていた秋の雨は朝になっても止む様子を見せず、止まぬものかと何度も何度も窓から外を窺うは、できれば濡れたくないパトロール隊長とカッパ姿で猫と散歩しているところを見られたくない隊員である。
辛抱強い偵察の努力実って午後もすっかり遅くなった頃、雨の止み間がやって来た。サアサア早クイキマショウと気が急く猫に連れられて、濡れそぼった町内を今日も元気にパトロール。

ぐるり巡って戻って来ると金属製の配水管にポチャンポチャンと雫が垂れてキレイな音を奏でている。半ば及び腰で近づいて行った猫隊長、雨の名残の雫が立てる音と細波に魅了され、鼻もくっつかんばかりの姿勢で蓋の隙間を覗き込む。

住宅街の片隅に突如現る水琴窟。すっかりココロを奪われるその風流さは認めるが、足の濡れるも厭わずに雨でも散歩とのたまうは、やはり酔狂坊ちゃんと忍び笑いの乳母である。





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| 散歩猫 | 21:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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お駕籠に乗って


「ココはドコデスか?」


「知らないニオイがシマス」


「コレはヘンナニオイ」


「エート・・・」


「ボク、座ってマス」


「ここなら安心デス」




カンガルー親子、と連れ合いはのたまった。
写真は3ヶ月齢くらいの頃。お駕籠と称したソフトキャリーに乗って、幼い頃からあちこち物見遊山を楽しんでいた。坊ちゃんもお出かけがダイスキで、お駕籠越しに乳母のお腹にくっついてご機嫌だったものである。

ペット同伴でも買い物できる、とあるショッピングモールでの昼食タイム。知らない場所の知らないニオイを嗅いだり、行き交うヒトビトや飛び交うスズメを眺めたり、他所のヒトが連れたイヌを眺めたり、サンドイッチに挟まったシャケのお味見したりと幼い彼には刺激がいっぱい。

好奇心旺盛な仔猫には雑踏も物珍しい観光地のようなもの。オトナになった今では怖いものも増え、人出の多いところではこうまで落ち着いてはいられまい。かくして彼のお駕籠はもっぱら実家までの移動手段になってしまったのである。
それでも、自分で歩くのとは違った視点から世界を見ることは楽しいらしい。すっかり狭くなったお駕籠から身を乗り出しあちこち眺めながら200メートル足らずの距離をゆく彼は、大きくなってもやんごとなき過保護なお坊ちゃんなのである。5キロの猫を肩から下げる駕籠の背負い手はなんだか首が太くなったような気がしてならない。





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| 稚き頃 | 21:00 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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