ごろ太三昧

(雑種猫ごろ太の乳母日傘な日々)

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げに有難き星月夜



襟巻きの裾翻し扉を出でたる靴の先、
人影凪いだ濃藍染めの夜の気配に浸されん。
刻一刻と満ちてゆく鳥の子色の宵の月。
白銀色のシリウスとベテルギウスの赤銅が
冷たき風に磨かれて月に負けじと煌めける。
星が季節を巡るごと繰り返される降誕祭。
この不慥かな世界の上のげに清らなる星月夜、
前夜の度に天を仰ぎて呟く吾の繰言を
今宵も何卒聞こし召せ。


クリスマスのご馳走も贈り物も要らない。
天に輝くあまたの星よ

願わくば、

病のに希望の灯と平穏な日々を、
迷いに道案内の星明りを、
身体の不自由なに自信と歓びを、
盲たに安心と温もりを与え給え。

人間と共に暮らすすべての
変わらぬ愛と庇護とを与え給え。

己の力で生きるすべてのに今宵だけでも
空腹を満たす食べ物と、
暖かな寝床と安き眠りとを与え給え。
彼らを暴力に遭わせず、悪意より救い出し給え。
その命が等しく尊ばれる安寧を与え給え。

ヒゲとシッポと鉤爪は・・・


浅はかなりし祈りより夕餉どきだと猫が呼ぶ。
宵闇の中現れし銀と雉虎猫の影
尻尾震わせすり寄れば愈愈響く猫の声。
この不慥かな世界の隅でげに小さやかなる晩餐を
頬張る彼らの慥かさに吾沁々と感謝せん。
腹満ち足れば身を寄せて猫らは眠る小屋の中、
冷たき風の当たらぬ場所で今宵慥かに眠れると
安堵の色の瞳して身を繕える幸いに
ただ沁々と感謝せん。

また明日ねと呟けば微かに潤む夜空哉。
家に戻れば茶虎の猫が甘えた声で吾を呼び、
喉を鳴らして膝の上。

陶陶眠れ猫の子ら
憂うことなど何も無し。
等しく注ぐ月光と星の明かりに見守られ、
軽き心で安らいで、いざや楽し夢を見ん。



ヒゲとシッポと鉤爪は
とこしえに彼らのものなればなり。


・・・ニャーメン。





【蛇足的後付巻物】
毎年クリスマス前夜にはすべての猫のために祈っている饅頭なのである。
キリスト教徒でもないからして誰に向かって祈ればいいのかわからないので、宇宙に向かって祈っているのである(笑)。
世界には恵まれない境遇に置かれた猫がゴマンと居るけれど、どの猫も己の境遇を何かの所為にしたりせずそういうものだと受け容れて、それぞれの命を星の光のように煌めかせ生きている。

そういう彼らの真摯さにどれほど胸を打たれても、全ての猫をシヤワセにすることはできないんである。それどころか、アパート住まいの我が家が引き受けられるのはごろ太ひとりが精一杯なのだ。
アパートが建っているのは大家さんの敷地なのだからして、そこで近所の野良猫にやたらに食べ物を配るワケにもいかない。
ボランティアをしようにも時間が取れず、せめて猫を助けようと頑張ってくれているボランティアのかたに寄付をと思っても貧乏でそれすらできないんである。
(我が家はこの3年ばかり嘗てない経済危機に見舞われているのだ)

外に出れば指先が痛くなるほど寒い夜に、自分は暖房の効いた部屋でぬくぬくと温まり、その温もりをどこかで震えている小さな猫一匹にだって分け与えられない、浅ましく吝かで業深でないない尽くしの己の不甲斐なさや駄目さに嫌気がさすのである。それで、欺瞞だと知りつつも祈っているのである。
何もできなくても何も感じていないわけではない、と言い訳しているだけじゃないかと言われたら返す言葉もないのである。

けれども今年の前夜は少し違うのである。
師走を待たず11月に一体ナニを奔走していたのか、まだご報告できていない銀次郎と雉ノ介の話を思いっきり端折ってここに記させていただく。
(じゃないと今年のお祈りがサッパリわからないモノになってしまったので ^^;)

銀次郎と雉ノ介は饅頭庵のご近所の地域猫。
散歩中の猫隊長に町内雄猫同盟の合言葉を教えてくれたり、お伴と一緒に遊んでくれたりするようになった彼らは、決まった人にごはんをもらったり世話をしてもらったり家に入れてもらったりしていた。
地域猫というより自由に出入りできる飼い猫のようなものだった。
ところが、今年の春に事実上の飼い主が彼らを置いて引っ越してしまったのだ。

その日から困惑と煩悶と悶絶を繰り返しつつ、ヤキモチを焼く隊長をダマシダマシ、ご近所の皆様に平身低頭で挨拶して廻り、猫らにごはんの差し入れや身体と心のケアをしてきたのである。
しかし11月に彼らが置いていかれたオンボロアパートが取り壊されたんである!
飼い主を失って半年後になわばりも失うというのは、些か非道い話である。
で、見かねた饅頭は彼らの引越しを手伝っていたんである。

引越しと言っても猫には何も解からないし、はじめは彼らをせめて工事が終わるまで大きな重機が入る現場から避難させようという気持ちだった。
我が家では預かれず預かってくれるヒトがいるはずもなく、獣医と相談してかかりつけの動物病院に預けることにしたのだ。
ところがこの工事がちんたら工事で(笑)1週間過ぎても終わらなかった。
金策尽きた饅頭と猫たちを今度はウチのアパートの大家さんが見かねて、救いの手を差し伸べてくれたんである。
アパートの目の前にある大家さんの車庫兼倉庫小屋に、彼らを住ませてもらえることになったのだ!

なんちゅう有難い話なのっ!!

つまり銀次郎と雉ノ介は以前の住まいからほど近い場所に自由に出入りできる小屋を持ち、朝は大家さん、夕方と夜は饅頭から日用の糧を得、新しいなわばりに馴染んで地域猫のまま今日も元気に生きているのである。

121224-2.jpg
小屋に置いた寝床で身を寄せ合って眠るふたり

神様仏様大家様。ウチの大家さんは最強の女神さまなんである。
他力本願ながらも駄目饅頭は彼らに何かしてあげられたのだ。
彼らが凍てつく夜に風雨に晒されることなく安全な小屋の中で団子になって眠る姿を見るにつけ、真に有難い幸いだという想いがこみ上げて来るのである。

そして経済破綻しそうな我が家の晩餐は、銀次郎と雉ノ介を病院から連れ帰って以来ずーっと湯豆腐なんである!わっはっは~!
たぶんお正月も湯豆腐なんである。ブラボー豆腐、ブラボー白菜(爆)。
銀次郎と雉ノ介の満ち足りて元気に過ごす様子を見られれば、冬中湯豆腐が続くとしてもこんなにウマイ湯豆腐はないのだからして、結構シヤワセなんである。
そんな生活を甘んじて一緒に受け容れてくれているウチの連れ合いにも、諸々のご理解とご協力を戴いたワケで、彼にもとても感謝している。
ヤキモチ妬きながらもそれなりに状況を理解してくれているらしいごろ太にもね。
最近夜廻りをサボッている彼には、ワタシの膝を毎夜ご満足いただけるまでご提供させて戴いている。

121224-3.jpg
猫隊長は今宵も膝の上

端折って書いても長くなってしまったけれど、銀次郎と雉ノ介の引越し騒動は大変だったし色々なことがあったので、饅頭は全然話し足りないんである。
年明けからでも写真つきで少しずつお話したいと思っているので「もうあらすじは知ってるから結構」などと仰らずに、その折にはおつき合いくださいませませ。

そして、皆皆様もどうぞ良いクリスマスを!
ニャーメン(笑)。





【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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やっぱり風邪をくらっているかたがいっぱいいそうですね。
なんか治りが遅く感じるのはウィルスが強力なのか?饅頭がトシだからなのか?
風邪ひいちゃったかたがた、イベントの多い年末年始だけど無理せずお大事にね。

ワクチンについては以前から色々思うところあるんだよね。
そんなお話もしようと思いながらも例によって思うだけで侭ならないんだけど(^^;)、ウチが3年に1度にしたのは「3年くらいは身体の中にある程度の抗体があるんぢゃないか?でも3年経つと抗体の数がかなり減ってしまうんぢゃないか?」というテキトーな考えからだったんだけど、ごろ太の場合3年だとギリギリアウトなのかも。
(あるいはGaviちゃんが言うように抗体ができないタイプなのか?!)

それにごろ太は散歩で外に出るので、ワクチンを全く打たないという方向にはなかなか行き辛いのだ。
彼が猫風邪をひく心配もあるけれど、最低限の予防をしないとごろ太自身が感染源になる可能性だってあるので、外猫子猫のためにもワクチン要らん!とはなかなか言えないです。
今回彼が猫風邪くらったときも、銀次郎や雉ノ介に伝染したらマズイ!と焦った・・・しかし彼らはたまたま病院で預かってもらうためにワクチンを打っていたのでした。ははは。

室内飼いの猫たちはたぶん打たなくてもダイジョーブぢゃないかといつも思います。
先代猫はワクチンなんて打たなかったけど元気だったもんなぁ。
ただ、飼い主が野良猫と接する機会が多かったり、室内飼いでも外の猫を保護する機会があったりするお宅ではやっぱりある程度ワクチンは必要かも。
室内でも多頭飼育の場合にはワクチンは必要!という見解もあるよね。


うずら母さん、はじめまして(^^)。過去記事も読んでくださったなんてウレシイです。ありがとう!
猫の歯周病や歯茎や歯磨きの話、今のところあまり役に立つ話はできていないしホントずっと書きたくてうずうずしてるんだけど、なにしろすぐに巻物化してしまうので落ち着いて書く時間が取れないのです。
でも来年こそは(笑)!
 *お菓子の家、チョー可愛いです!ここに書くなって(^^;)。

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| 乳母式 | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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猫隊長は風邪っぴき


冴えない顔の隊長は


なんとまさかの風邪っぴき


大人しく寝ていてくださいね


「むむぅ・・・」




一難去って亦一難、隊長まさかの風邪っぴき。
銀次郎と雉ノ介の危機をなんとか回避できた霜月の末、ひと息つく間もなく今度はごろ太の元気がぱたりと消失したんである。
他所のにかまけていたので最初はヤキモチで拗ねているのかと思ったのだが、散歩に行きたがらないわゴハンは食べないわで、どうも口にモノが入ると痛いらしいと気づいた乳母は顔面蒼白に。
何故なら彼は歯周病持ち。いっときはかなり酷い状態だったのを工夫を凝らして毎日歯磨きを続けて、見える限りでは史上最高にキレイな歯茎なんである。
歯石もなく(裏側は見えないけど)ぐらついているような歯も見当たらない。


見よ!このスバラシイ歯茎!(2012.12.04撮影)

それなのにどこか痛いのだとすれば見えない部分がかなり悪化しているのではないか、そうであれば最早麻酔をして抜歯するしか手立てがないのではないか、と焦ったワケなのだ。
医者に診て貰わないことには始まらぬと、今回は迷わずかかりつけへ直行。
「口はキレイだよ」とセンセイ。
試しにシリンジで少し水を飲ませて、「ああ~コレは喉だね」ときっぱり。
なんと隊長、まさかの風邪だったのである!
おそらくカリシウィルスであろうというのがセンセイと乳母の見立て。
我が家では色々考えて3種混合ワクチンを3年に一度打つことにしていたのだが、銀次郎たちの騒ぎで後回しにしているうちに3年を過ぎてしまっていたのである。
ついでに灯油代をケチッて暖房の設定温度が例年より低かったのである。
うう・・・ごろ太よ済まぬ。


引き始めだったのでインターフェロンの注射を打ち、最初の2日間はほぼ絶食(しかし脱水はイカンので強制的に水分を摂っていただく)。
暖房の設定温度を20℃に上げ、毛布やタオルを持ってごろ太を追尾し、小さな音で静かなクラシックを流し、とにかく暖かく快適に過ごせるよう徹底ご奉仕。
対症療法の薬は出なかったので、センセイに確認を取った上でノドの炎症がラクになるようゴールデンシールという薬草の薄いお茶を乳母の判断で投入。(Gaviちゃんのお姉さん!ココでも役に立ちました!)*薬草には副作用もあるので無闇に使わないでね!
3日目からは練りに練った缶詰を少しずつ強制給餌。
おいしく水分補給できるようモンプチの具ナシスープを買いに走り、不調だと甘えん坊に拍車がかかりやたらと膝にのって来るごろ太に毛布を被せ・・・
というワケで大奔走後の乳母にはもうひと踏ん張り残されていたのである。



「ノド痛いナァ・・・」


「ココのところチョットばかり」


「張り切り過ぎたのかナ」


「むむぅ・・・」

手当ての甲斐あって、彼はめきめき回復中。
熱は出なかったところを見るとホントに引き始めだったのだろう。むしろ食べないせいで体温が上がらなかったくらいだったのだ(^^;)。
食欲も戻り強制給餌も必要なくなったのだけれど、ヘンな咳を未だ出し続けている乳母はホウホウノテイなので、秋の銀・雉危難の顛末はもうしばらく待っててね。
(コメントのピンポイントお返事もまだ書けなくてごめんちゃい・・・書けるのか?)




【お詫び】
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| 無病息災願えども | 21:25 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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熱中禁止猫隊長


隊長、とにかく首や脇を冷やしましょう


「うむ・・・復活シタ」


「それじゃ日陰を行くゾ、隊員」


「サラダを食べたら・・・」


「やっぱり日向でゴロン!」


「うひぃ~」              「アツイー」


「・・・また日陰で休憩ダ」




喉元過ぎれば何とやら、熱中禁止隊長。
開口呼吸の隊長、日照り道から脇に逸れ日陰の端で一休み。お供がすかさず差し出したペットボトルで涼をとりゃ、俄かに気力満ち満ちてすくとその腰上げにける。
日陰を行くぞと云ったのに、露地物野菜に気を取られいつの間にやらご失念。
コンクリートの眩しさは抗い難き魅惑だと、日照りに酔いしれ熱中し転げ回ればいとをかし。感極まって頭擦れば忽ち乱れるその呼吸。
再び日陰に放り込まれて、熱中禁止隊長。

(おそらくこの夏最後の昼散歩となった日の話・・・・・・・・前回の記事からの続き)





熱中症応急処置
も我々も恒温動物である。周囲の温度が変化しても自身の体温を一定に保つ恒温動物の身体というのはうまく出来ていて、何らかの活動によって体温が上がると、

 ● 皮膚に血液を集めて皮膚温を上げ、その熱を外気に放出したり
 ● 汗をかいて、その汗を蒸発させることで

体温を下げて平熱を保とうとする。
食事をすると身体が温まるのは消化器官が活動したことで生まれた熱を外に出すためだし、眠くなると手足がぽかぽかするのは体内の熱を出して体温を下げて色々な器官を休ませるための準備なのである。

ニンゲンが汗をかくことは体温を下げるには非常に効率の良い方法なのだが、毛衣を纏い汗をかけないにとって暑さは生死に関わる大問題。
彼らは汗をかく代わりに、毛繕いして唾液を蒸発させたり、時には開口呼吸を行ったりして、例え効率が良くなかろうと少しでも体温を下げようとする。
血液を皮膚に集めて体表から放熱する点においてはニンゲンと同じだが、毛皮があるのでやはり効率はそれほど良くはない。
夏になると彼らが冷たい床やタイルに腹這いになったり、あるいは仰向けに転がったりしているのは、そうやって体内の熱を床や外気に逃がしているのだ。
(熱は高いほうから低いほうへ伝わる性質があるから)

けれども気温が高いければ皮膚から熱を逃がすことが難しくなるし、湿度が高ければ汗だろうと唾液だろうと開口呼吸だろうと気化熱効果はなくなる
そうなると外に逃げられなくなった熱が体内にこもり、もはや体温の上昇を自分の身体では制御できなくなってしまう。

体温の異常な上昇=高熱である。
の平熱はニンゲンより少し高めの38度台くらい。これが40度に達するようだとかなり危険な状態で、41度に達すると神経・心臓・肝臓・脳などに重大な損傷を及ぼしたり、臓器不全に陥ることもあるそう。
これらの症状の進行は非常に早いので、熱中症に限らず高熱の状態が続くというのは命に関わるし、一命を取り留めたとしてもその後身体のどこかに損傷を抱えることになるのでとってもコワイのだ。

そうして体温の調節機構が破綻したり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたりすることで、めまい, 失神, 頭痛, 吐き気, 悪心, 高体温, 発汗異常などが起きる。『熱中症』はそれらの総称で、病状によって熱虚脱, 熱失神, 熱痙攣, 熱射病(日射病)と呼ばれるが、最近では重度別に分類されているようである。


(動物の場合の熱中症重度別分類)
重 度症 状
元気がなくなり激しく喘ぐ。大量の涎, 粘膜および目の充血。
浅い呼吸, 早い脈拍, 体温上昇(直腸温で40℃超), 下痢や嘔吐。
ぐったりと動かなくなり、痙攣を起こす場合も。
脱水による血液濃度上昇, 酸素欠乏, ショックによるチアノーゼ。
非常に危険な状態。

度数が増すほど危険な状態ということらしいが、身体の小さな猫は体液も少ないため軽症と思っていても容態が急変する場合があることを憶えておきたい。
ふらつき, 泡を吹く, ひきつけを起こす, 失禁なども熱中症の諸症状。
また、暑熱に晒された直後ではなく数時間後に症状が現れることもあるそうなので、心当たりのある時は猫に異常がないかどうか注意を払っておくと良い。

熱中症の症状が現れたら、とにかく涼しい場所でまず身体を冷やすこと。
ぐったりとしていたり、浅く速い呼吸をしていたり、体温が上昇しているような場合には、ほんの数分の遅れが命取りになりかねないので一刻も早い処置が必要
猫の状態によって行う処置は異なるのだが冷やすことは鉄則。応急処置としてまず身体を冷やしながら、動物病院に連絡して獣医師の指示を仰ぐと良い。
水をかけると良いと言われているが、身体を冷やすには水を皮膚まで届かせる必要がある。また、直射日光下などの暑い場所で毛皮の表面だけ濡らすと熱のこもった身体が水の膜に覆われた状態になり却って危険だとも言われている。

熱中症以前の、暑がっている状態の猫の身体に凍らせたオシボリやペットボトルを当てたり、氷で撫でてやったり、濡らしたタオルを当てたりすると、身体を冷やす効果は実感できる。
それに猫は毛繕いで毛皮(の表面)を濡らして涼を取るワケだから、皮膚まで濡れなくてもある程度体温を調整する効果はあるはずなのである。ただそれらはあくまでも猫が元気な状態での効果。
動物の身体を冷やしたい折に必ずしも皮膚まで濡れる必要はないのかもしれないが、その時その時の動物の状態や周囲の状況によって、どんな手段を取るかということはケースバイケースということなのだろう。

 ● 暑熱に晒されない場所で全身を常温の水に浸す(氷水厳禁)

のが、いちばん手っ取り早く効率も良い方法。
ただし心臓が弱い猫や高齢の猫, 水を怖がる猫の場合、いきなり水を掛けたり浸けたりしないこと。パニックでショック死してしまうかもしれないからである。
そのような場合には

 ● びしょ濡れのタオルを首筋や四肢の付け根に当てる

いずれの場合も身体は濡らしたままで休ませながら弱い風を当て、気化熱も利用してとにかく身体を冷やす。
猫に意識があり、様子が落ち着いて来て飲めるようであれば

 ● 少しずつ少しずつ水を飲ませる

水を飲ませると多少なりとも内側から身体を冷すことができる。また脱水状態を回避するためでもあるのだが、決して大量に飲ませないこと。脱水を起こしている場合に大量の水を飲ませると体液のイオン濃度が急激に薄まり危険なのだ。
心配であれば水の代わりに乳幼児用イオン飲料(または成人用を2倍以上に薄めたもの)を飲ませても良いが、これも少しずつ飲ませること。
飲めない状態であっても口元を水で濡らすだけでも多少の効果はあるのだそう。

これらはあくまでも応急処置なので、猫の状態が良くなったように見えても

 ● 病院に連れて行く

ことをお忘れなく。より重篤な状態だった場合には濡らしたタオルでくるんだ保冷剤を猫の脇の下などに挟み込ませるなどの応急処置を行いながら大至急病院に向かうことになるが、その間もとにかく涼しくして冷やすことが大切。
急がねばならないが、間違っても炎天下で熱された車にいきなり乗せたりしてはイカンので、まず車の中をエアコンで少しでも冷やしておくのが吉。車が冷えるまでの間に応急処置もできるし、病院に連絡して獣医師の指示を仰ぐこともできるのだ。



【屋内で気をつけたいこと】
熱中症は病気というより飼い主の不注意による事故と言える。
ここまで書いておいて(しかも夏の日中に散歩させておいて)アレだが、熱中症の応急処置など行う必要に迫られぬよう、日頃の注意が肝心なのだ。
散歩なぞ酔狂という深窓の猫たちにも、熱中症の危険は案外とあるのです。

熱がこもらぬよう風通し良くしておけば、大抵猫たちは家の中で少しでも涼しい場所や居心地の良い場所を自分でみつけて暑さをやり過ごしてくれる。
やたらにエアコンで冷やし過ぎるのは猫にもニンゲンにもよろしくないので、飼い主と屋内で一緒過ごしている状態ならば左程心配は要らぬのではないかと思う。
子猫などは暑い盛りに遊びに夢中になって興奮し過ぎるとチト危ないけれど、一緒に居ればすぐに異変に気づいてすぐに対処できるはずだし、風通しの良い屋内ならば体温を下げるために休む場所は幾らでもある。

しかし猫に留守番をしていただく場合、風通し良くしておくのは防犯上難しい。閉めきった室内というのは異常な高温になることもあるのでエアコンに頼らざるを得ないが、留守中に停電が起こらない(あるいはエアコンが突然故障しない)という保証はないので、もしエアコンが動かなくても暑さを凌げるような工夫をしたい。

 ● カーテンを閉めておく
    強い直射日光が入るような窓は、カーテンや雨戸を閉めておくことで室内の温度上昇が和らぐ。

 ● お風呂場など、床にタイルが貼られている部屋を開放しておく
    ひんやりしたタイルの上に横たわれば猫は身体の熱を逃がすことができる。
    床がタイルでなくともお風呂場は家の中で比較的涼しい場合が多い。
    床が濡れても大丈夫なので氷水を張ったバケツなどを置いておける。
    シャンプーや石鹸, 洗剤の類は猫が絶対に触れない所に移しておくこと。

 ● 濡れてもいい場所に凍らせたバスタオルやペットボトルを置いておく
    氷が溶けるときの気化熱効果で近くにいけば涼しい。
    お盆などにのせれば床の材質を気にせずどこにでも置いておける。
    小さなものはすぐに溶けてしまうので大き目のものが吉。ペットボトルは寝かせて置く。

 ● 市販のひんやりマットなどを複数置いておく
    色々なタイプを効果の持続時間を考えて複数組み合わせて使う。
    アルミ板などは温まってしまうと効果がなくなるので日の当たらない場所に置く。
    水を含ませるタイプは乾いてしまうと効果がなくなるので長持ちしない。
    保冷剤タイプも溶けてしまうと効果がなくなる。

などなど工夫を凝らし、猫が好きな場所を選べるようにしておく。
飲水もあちこちに置いておけば安心。

このような工夫で留守中の閉めきった屋内でエアコンがなくても確実に熱中症を防げるというワケではないけれど、何もしないよりはいいだろうし、少なくとも凍らせたものが凍っているうちは多少の効果はあるはず。
エアコンなしでどれかを試してみて、留守中の家の中の暑さや効果の持続時間を確認しておくといいのかも。

ちなみに、冷やすという観点においては扇風機は効かないのだそう(!)。
汗をかくことのできるニンゲンは扇風機の風が身体に当たって汗が蒸発するときに涼しいと感じるが、汗をかかない猫は風が当たっても涼しくはないらしい。

この見解についてはワタシとしては多少ギモンが残る・・・。たしかに理論上はそうだけれど、ごろ太は子猫時代からごく弱い扇風機の風に当たるのが好きだし、外で風が当たると気持ち良さそうにしている。
そして、夏の風通しの良い場所の気持ち良さも、彼らは知っているように見受けられる。
ただ、動物というのは微風で毛が揺れると心地良く感じてリラックスするという説もあるので、風に当たる心地良さ=涼しさではないということなのかもしれないが、ホントのところはどうなんだろう?

ただし、熱が特定の場所にこもらないように空気を動かす効果はあるので全く役に立たないとこともないはずなのだが、熱中症の危険回避のためにも「扇風機をつけていれば動物も涼しい」ワケではないのだ、と憶えておきたい。

屋内には他にも、熱中症を引き起こす可能性がある意外な落とし穴がある。
シャンプー後にドライヤーを長時間当てると熱中症になることがあるらしいのだ。
猫は大抵ドライヤーを厭がるから当てない方も多いだろうし、夏は毛皮が濡れてもそれほど身体は冷えないのでタオルでよく拭いたら自然乾燥させれば充分。
どうしてもドライヤーを当てるなら、エアコンを効かせて短時間で仕上げませう。
自然乾燥のときにはエアコンは不要。ニンゲンが暑くて敵わんというときも猫が冷え過ぎぬよう、少なくとも乾くまでは控えめに。
ついでに、熱中症は夏のものとは限らない。真冬にこたつなどの暖房器具によって熱中症が起こることもあるので、温度管理は適切に。
ボイラー室をお持ちの方は、くれぐれも猫を閉じ込めぬようご注意あれ。


【夏の通院と車】
ある実験データによれば、外気温22℃の炎天下で1時間駐車した場合の車中の温度はおよそ46℃まで上昇するのだと言う。
日陰に駐車したとしても車中の温度は少なくとも5~10℃は高くなるそうで、窓を少し開けておいたとしてもほとんど効果はないのだとか。
46℃って・・・猫や我々の平熱を遥かに超越した温度じゃん!!

気温30℃を超す夏の日中のアスファルト上の空気も、おそらくそのくらいの温度になっているはずで、驚いている場合ぢゃないし散歩してる場合ぢゃないのである(^^;)。

外気温22度程度でもそのような状態になるのだから、軽く30℃は超えるニホンの夏の車中は一体どのくらい暑いのか、考えただけでもオソロシイ。

猫とドライブするという方はあまり居ないと思うけれど、どうしても動物病院に連れて行かねばならぬということは誰にでも起こり得る。
更に外出や病院を怖がる猫の場合、厭がるあまり興奮状態になって体温が上がりやすいので、病院に向かう道中に熱中症にならぬよう気をつけてあげたいところ。

 ● 車の窓ガラスに日除けをつけて

 ● 猫を乗せる前に充分車中を冷やし

 ● 念のため保冷剤や水を携帯し

 ● 決して車中に猫を置き去りにしない

ようにして、安全な通院をしたい。
猫を入れたキャリーなどはなるべく直射日光の当たらぬ場所に。
診察が終わって車に戻った折にも、駐車中に車中の温度が上がっている。猫が暑がるようなら用意しておいた保冷剤などを脇に挟んで冷やしてあげませう。


【熱中症予防の色々なアプローチ】
ニンゲンの場合も同じだけれど、同じ気温・同じ湿度の条件において熱中症にかかりやすい個体とそうでない個体がある。前回の記事でも少し触れたが、

 ● 子猫と老猫(体力が少なく体温調節が難しい)

 ● 北方原産種の猫(冬生まれの猫も暑さに弱い傾向がある)

 ● 被毛が厚い、または長い猫(熱が発散しにくいので身体にこもりやすい)

 ● 被毛が黒い、または黒っぽい猫(日光を吸収しやすく体温が上がりやすい)

 ● 被毛が薄い、または無毛の猫(日光が直接肌に当たり体温が上がりやすい)

 ● 鼻の短い猫(呼吸の際空気を充分冷却できず体温が上がりやすい)

 ● 太った猫(皮下脂肪が断熱してしまうので体内に熱がこもりやすい)

 ● 心臓・呼吸器に問題のある猫(苦手な体温調節を行うことが身体の負担)

は暑さが苦手で熱中症にかかりやすいと言われている。
ただ、大抵の猫は過ごしやすい屋内に居るワケなので、それほど神経質になる必要はないはず。ウチの子は暑いの苦手なんだね、とわかっていればいいのである。

彼らの身体は気候の変化を感知して換毛を行っているはずであるし、被毛には日光や怪我などから身体を守る働きがあるのだが、長毛でなおかつ毛色の濃い猫のサマーカットは、日光を吸収しやすく蓄熱しやすい黒く長い毛の面積を減らすことになり体温調節を助ける効果があるのだそう。
逆に毛色の明るい猫の場合には被毛が日光を反射する働きがあるので、毛を刈ることが必ずしもベストではないのだとか(見た目には涼しそうだけど)。
そして長毛の猫はとても美しいけれど毛玉ができやすい。
長い毛足の中でフェルトのように固まった毛玉は彼らの体温調節を妨げるので、毛玉ができてしまっていたら切り取ってあげるほうが良さそうである。
こまめなブラッシングも、熱中症予防と言えるのかも。

太っている猫というのは熱中症以外の病気のリスクも増えてしまう。
肥満とは脂肪組織が必要以上に多くなること。
脂肪が1kg増えると血管は3000m延長されたことになるのだとか。心臓はその脂肪組織にも血液を循環させようとしてオーバーワークになってしまう。
皮下脂肪が増えすぎると皮膚への栄養血管にも負担がかかるし、身体の隅々まで十分に栄養をいき渡らせることが困難になる。
(それが皮膚病の原因となることもあるし、傷の治りが悪くなったりするそう) 
ダイエットで適正体重を目指したいところだが、急激な体重の変動は身体に良くないので、1日にカリカリ1粒ずつ減らしていければいいやという気分で気長に取り組むのがお奨め。年単位で少しずつ体重が減ればいいのだ!


ところで上記の条件に当てはまろうと当てはまらなかろうと、猫の暑さに対する感受性というのはそれぞれ違う、ということも忘れてはならない。
普段の生活(環境や運動量, 水分補給量, 食事の内容など)によって、なんと猫の耐暑性はある程度変化するのである。

3匹の猫と暮らしているワタシの知人によれば、同じ屋根の下に居るというのに1匹だけが軽い熱中症にかかってしまったことがあるのだそう。その猫はとてもおっとりした猫なのだが、彼ときたら夏の日中にサンサンと光の降り注ぐ窓辺で昏々と昼寝をしていたのだとか(笑)。
大事に至らなかったから笑い事で済むのだが、性格によっても注意すべきポイントが異なるのかも。

 ● 生活環境や住宅事情
    比較的気温の高い地域で生まれ育った猫はある程度の暑さに適応できる。
    エアコンをあまり使わない家で暮らしている猫のほうが暑さに強い。
    外出自由の猫も、外の暑さに慣れているので比較的暑さに強い。
    (ただし帰宅時にエアコンが強くかかっていると体調を崩しやすい)

 ● 運動量
    活動的でよく動く猫は体温調節機能がよく発達する。
    また、筋肉組織は水分を保持するので、筋肉の多い猫は脱水症を起こしにくい。

 ● 水分補給量
    水分を充分に摂っている猫は、当然だが脱水症を起こしにくい。
    そもそも猫というのはモノグサで、水分は食べ物に含まれているからわざわざ水を
    飲まなくてもいいと思っているフシがあるし、少々水分が不足しても生きられる。
    実際猫の「自然な」食餌とされているネズミなどの小動物を食していれば、その肉に
    含まれる水分(血液も含む)は結構な割合なので大丈夫なのかもしれない。
    けれども、缶詰やカリカリを食べているだけでは水分は不足しがちなのだ。
    生肉を食べさせていたとしても、その肉は血抜きされてしまっているではないか。
    ウチの子は水をよく飲むから大丈夫と思っていても、飲んでいる量は案外と少ない
    ということも多多あり、大抵の猫はやや脱水気味と考えてもいいくらいなのでは。
    だから適切な量の水分を摂っていただけるよう、工夫が必要なのだ。
    充分な水分=十分な体液となり、効率良く体温を下げられるようになる。

 ● 食餌の内容
    身体の各器官が正常に働くには、それぞれに適した栄養素が必要とされる。
    必要な栄養素を吸収して利用するために、また別の栄養素が必要だったりする
    ワケで、バランスの良い食餌は体温調整機能を助ける。
    良質な蛋白質を適量摂っていれば筋肉量も増える。

むむ・・・これってつまり健康的かどうかってことなんだよね。
暑くなってからじたばたするのではなく、日頃の生活が大切ということなのだ。
健康であれば身体というのは暑さや寒さに慣れることができる。慣れてしまえば身体は周囲の温度に適した処理をある程度効率良く行えるようになるのである。
体力と身体能力をつければ気温変化への許容範囲が広くなる、というところか?

急激に気温が変化すれば猫だって犬だってニンゲンだって按配が悪くなるのは当たり前で、急に高温に晒され身体が追いつけないから熱中症は起こるとも言える。
身体が慣れるためには徐々に暑くなることが必要で、その間に身体は脱水を回避して効率良く汗を出したり(ニンゲンの場合)、皮膚近くの毛細血管からより効率良く体熱を逃がすための練習をしているのだ。
この慣れるための準備期間はニンゲンでおよそ2週間と言われている。
また日本生気象学会熱中症予防研究委員会の熱中症予防指針によると、やや暑い環境で少しきつめの運動を1日あたり30分行うことを1~4週間続け、糖質とタンパク質を豊富に含んだ食品をコップ1~2杯摂ると効果があるのだそう。
(コップで摂る食品って・・・プロテイン飲料とかのことなんだろーか? ^^;)
もちろん本格的に暑くなってきたら運動量は普段より少なめにする。

これをそのまま猫に当てはめることは難しいけれど、根本的な生理機能はニンゲンとそう変わらないはずだからして、春から陽のよく当たる窓辺で一緒に遊んだりベランダで日向ぼっこさせたり(日向ぼっこは運動ぢゃないが徐々に暑さに慣れるという意味で)と、応用の余地はありそう。
(ただ暑さへの感受性には個体差があるのでくれぐれも無理させぬようご配慮あれ)

ごろ太には散歩という日課があるので、今年は春から梅雨明けくらいまで真昼間に散歩させる(虫や小鳥を追いかけたりして頼まなくても運動してくれるし)ということを試して来た。
食餌に関してはラクして缶詰生活なのでアレだが、季節を問わず意識して肉を食べさせたりしているし水分摂取にもかなり力を入れている。(*水分摂取の話も書かなきゃだよね ^^;、Kotora さん)
その甲斐あってか今年はかなり暑くなっても昼間の散歩に出ると言われて困ることになった(笑)。
熱中症予防のつもりが熱中症になりそうな状況を作ることになるとは・・・。
でも、たしかに彼の耐暑性は例年よりアップしているように感じるのである。
これは「ウチの子健康自慢」では断じてない(笑)!
むしろ食べ物を選好みしたりハンストしたり依存心が強かったり水を飲まなかったりで、どちらかと言えばごろ太は不健康なのではないかと常日頃感じている乳母なのだ。
そんな彼でも、意識して暑さに慣らしたら夏を元気に過ごせているというご報告なのです。


動物も我々ニンゲンも、気温変化が急激であるほど体調を崩しやすい。
前述したように気温の変化に徐々に慣れてもらう方法以外に
その動物にとって快適な気温を常に保つというアプローチもある。
暑さに弱く屋外飼育には向かないチンチラやフェレットなどはそうして飼われていることも多い。諸々の事情により完全室内飼いが当たり前となりつつある猫も、同じように徹底した温度管理下で暮らしていただくという方法もあるのだ。
そうすれば熱中症の心配もないし、少なくとも気温変化で体調が乱れるということは理論上なくなるはず。(猫の場合気温23℃, 湿度50%くらいが適当?)

どちらが良いとか悪いとかワタシには判断できないが、そうせざるを得ない状況というのもあるはずで、状況に応じた最良の方法を選べばいいのだと思っている。
ただ、我が家の場合には毎日散歩で外に出るワケだし、停電や災害などが起これば適性温度を保つことは不可能になるので、気温も含め周囲の環境の変化に猫自身がある程度対応できるようにしたいと心掛けているという次第。
なので、家を閉めきって留守にせねばならぬ場合と使わなければ間違いなく具合が悪くなる場合にのみ、エアコンに頼らせていただいている。
設定温度28~9℃で除湿するだけで室内はかなり快適になるから有り難い。

ついでに猫というのは肉食獣である。
肉を食べるというのは猫が生きていく上でどうしても必要なことなので食べさせないというワケにはゆかぬ。
されど食肉が我々の食卓に届くためには数多のエネルギーと飼料と、当然家畜の命もが費やされている。
その貴重な肉を食べなければ生きてゆけない猫を飼うというのはエコぢゃないのだ。ゼイタクなのだ。
だからせめて、それ以外のエネルギーをなるべく使わないようにしようとか、猫が食べる肉の分自分が食べる肉を減らそうとか、そのくらいの努力はしたいという個人的思想の問題でもあるのかも。
・・・いや、ホントはただ単にウチが貧しいからなのかも(笑)。

ニンゲンと一緒であれひとりであれ、散歩に出かける猫が居る場合にはエアコンの効かせ過ぎに注意が必要。
これは飼い主が昼間出かけていて、家に戻ったときだけエアコンを点けるというような場合も同じで、屋内外の温度差が激しいと猫は大抵体調を崩す
それは急性というよりはじわじわと起こる所謂夏バテのようなものなので、やはり体温調節がうまく行えないことによって起こる。長期間極端に食欲が落ちると脱水が起こったり肝臓の負担になったりするので気をつけたい。



【蛇足的散歩猫の熱中症対策
もう十二分に巻物だしこの記事もここで終わりにしたいところなのだが、ワタシの忘備録も兼ねているのでご容赦あれ(^^;)。

ごろ太は気温が25℃を超えるようになると暑がって歩く距離が減り、散歩時間は徐々に外での昼寝タイムへと移行する。
(それに合わせて昼散歩を行う時間帯も午後3時スタートへと徐々に移行する)
30℃を超しているのに調子に乗ると、前回ご覧戴いたような開口呼吸が見られる。
初めて開口呼吸を目にした時は少々うろたえたが、そういった季節による推移を見るのも早4年目なので、少々開口呼吸したくらいでは乳母は驚かぬ(笑)。
たとえ暑くとも、寝転がっているだけだとしても、外で風や太陽を直接感じたいという彼の気持ちもよく解かるし、そうでなくとも飼い猫というのは飼い主に「ダメ」とか「あとで」ばかり言われがちなので、できることは自分で判断させて選ばせたい。
そんなワケで真夏の昼散歩はいつから夏休みにするのか、毎年ごろ太に決めてもらっているのである。

決めてもらっているのではあるが熱中症となると命に関わるので、乳母の中で幾つか線引きを定めていて、それが我が家での熱中症対策となっている。

まず、熱中症云々ではなく慣わしとなっているのが、夏冬を問わず

 ● 出発前には水を飲んで頂く

こと。散歩の後シッコが出やすくなるのではないかという目論見(トイレに行きたくなると基本家に帰るので、散歩が少しは早く終わるんぢゃないかという企みでもある)から始めたのだが、脱水予防に少しは役立っているかも。
水を飲んでハーネスを着けたら、逸る気持ちを抑えて頂いて地面の温度チェック。
本当は土の上を歩かせられれば熱さはかなり違うのだが、残念ながら我が家の界隈はすべて舗装されている。近所に小さな公園があるにはあるが、普段行かないところだしコドモも居るしで散歩猫には敷居が高い。
我らの隊長の世界はアスファルトとコンクリートで出来ている。それが不本意であってもどうこうできる話ではないので、目の前の現実を受け止めて、

 ● 火傷せぬよう散歩に出る前にアスファルトに触って熱さを確かめ

 ● さらにアスファルト上にしゃがんで猫がどのくらい暑いか確かめ

 ● 猫を外に立たせて、すぐに開口呼吸になったりしないか確かめる

これらをクリアできればとりあえずその日の昼散歩は目出度く決行となる。
散歩と言っても、外が暑ければ以前お話したように日陰から日陰へとダラダラ歩いては休むという繰り返しなのだが、何故か衝動的に日向を歩き続けたり、さらには転げたり、小鳥や虫を追いかけたりして開口呼吸になったら

 ● 涼しい日陰で休憩して頂く

風通しの良い日陰(長時間日陰になっていた場所のコンクリートや金属製のマンホールの蓋は周囲の地面よりひんやりしている)が望ましい。実際猫も自らそういった場所を選んで休憩することが多いのだが、念のために

 ● 寝転んだ場所が熱くないかどうか必ず確認

するようにしている。熱い地面に寝転べば却って身体が熱くなってしまうし、地面の熱が内臓に伝わってしまうから。

地面に触ったりしゃがんだりして温度を確認し、猫が喘いだりぐったりしたりしていないかどうか、1~2分経過して開口呼吸が治まるかどうか様子を見たり、

 ● 耳の皮膚や結膜の充血具合を確かめたり

本日の記事の冒頭にある写真のように、凍らせたオシボリ, 保冷剤, ペットボトルのいずれかを使って

 ● 猫の首筋や脇の下を冷やしたり

と、隊長のご休憩中も乳母は大忙しである(笑)。
冷たいものを身体に当てられるのを厭がるようであれば無理に冷やそうとはしない。興奮させると余計に体温が上がって逆効果になるし、厭がる元気があるということはまだ身体に余裕があるということだと考えている。

しばらく休んで呼吸が整い、ごろ太がまた歩くと言えばおつき合いするのだが、数歩も進まぬうちに再び開口呼吸が始まるようであれば強制送還と決めている。

 ● 猫が限界に達する何歩か手前で食い止める

ことが、安全な散歩の鉄則なのだ!
もちろん、日陰で休ませても開口呼吸が鎮まらないようなときも強制送還である。
が、早く帰りたいこちらの意に反して、そのようなことはまだない。
でも次は起こるかもしれない。
それにあと何年かしてごろ太が老いてきたら更に注意しなければならないし、自分で選ばせるワケにいかなくなる日が来るだろうな、などといつも思っている。
隊長の任務が今後も安全で楽しいものであるためにも、限界手前を見極めることが隊員の務め。・・・しかし紐つき猫との散歩自体ワタシの希望で始めたワケじゃないというのに、お伴はツライよ、と、自分の手をジッと見詰める乳母なのであった。


(それにしても開口呼吸の猫って目がテンになってて可笑しい・・・可笑しがってる場合ぢゃないけど)




【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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暑いときはじっと動かないでいるのがイチバン涼しいのだ!
汗だくになって働いちゃうニンゲンが間違っているのだ!
なのに、暑くても任務にでかけたがる隊長には困ったモンですが、暑さに負けず元気なのだと思えばまぁいいか・・・いいのか(^^;)?
昼の散歩が夏期休業になってからというもの、夜の散歩で張り切ること。
張り切り過ぎてダッシュしてはハァハァしているので、夜の散歩のほうが危険かもと思う今日この頃(笑)。

そして、この暑いのにこんな巻物書いてるワタシも間違っちょる!!
(書き始めたことを途中何度悔やんだことか)



ましゃ治さん、はじめまして(^^)!
ウハハハハ!暑いことはじゅうじゅうわかっておるのです。たぶんごろ太もわかってはいるのです。
彼との夏の散歩も4年目、子猫時代遊びに熱中してなったのも含めれば開口呼吸も早5年(笑)。
猫につき合うワタシも阿呆だけど命懸けで散歩させるほど阿呆では(たぶん)ないので、本猫に判断させるとは言え歩かせて良い地面の温度や猫の体高付近の気温には(↑に書いたように)かなり気をつけています。
記事を2回に分けたことでそういった話が後出しになったり、
文章が長すぎて読むのメンドウだしわかりにくかったりで申し訳ないです。
でもご心配いただいてとても有り難いです。ありがとうございます。

| 無病息災願えども | 20:00 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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開口呼吸猫隊長


隊長、日陰で遊んでくださいね


「むッ、隊員のクセに生意気ナ・・・」


「ボクがコッチと言ったらコッチだモン」


「・・・いナ」


「こりゃ些かアツイ」


隊長!大至急日陰で休憩してください!


「・・・そのつもりだったモン」




開口呼吸隊長、日照りの道を何故選ぶ。
たとえ真であろうとも任務は任務と言い張って、捗らざるとも欠かさずに鼻息荒く隊長は今日も炎天右左。
呆れたも居るものとお天道様がちらり見遣れば、いよいよ濃くなる木々の影。そこで遊んでくださいとお伴の余計なお節介、指図するなど生意気と逆らうように隊長は、涼やかな影くぐり抜け最初の角を曲がりゆく。
わざわざ選んだ日照り道、些かいと気づいた途端開口呼吸隊長。ついにその場にへたり込み、慌てたお伴に促され日陰で休憩むくれ顔。

・・・というワケでちょっと趣向を変えて(?)とニホンの真のお話。
休み巻物スペシャル?!)



開口呼吸
身体じゅう毛皮に覆われて四肢の肉球以外に汗腺を持たない彼らは、我々のように気化熱(汗が蒸発する)によって体温を下げるということができない。
それではいときにどうやって体温を下げるのかと言えば、の場合まず毛繕いをして毛皮を濡らし、唾液を蒸発させることで身体を冷やそうとするそうな。
実際くなるとごろ太も散歩中の毛繕いの頻度が高くなるので、この説はあながち間違っていないと思う。探してみたら過去にワタシ自身もそれについて考察していた。
(この行動についての過去記事
しかしこの方法、湿度が高いとあまり功を奏してはくれないのである。さに追いつけず必要以上に体温が上昇して来ると、猫だって大きく口を開けてハアハアと息を吐き、それで足りなければ舌をだらりと出し、少しでも体内の熱を外へ逃がそうとする。猫だってハアハアするんである。
そういえば鳥だって、くなると翼を広げながら嘴を大きく開けていることがある。

飼い主と運動することや走ることが大好きな犬ではよく見られる開口呼吸、猫ではあまり見かけないが、これは猫が基本的に無理をしない動物だからなのだそう。
になり気温が上がって来ると、猫は家の中のいちばん涼しい場所で転がったり、開きになったりしてだらだらと過ごすものである。だらしないねぇとつい言いたくなるが、暑いときは少しでも体温を上げぬようにじっとしているのがいちばんの得策ということを彼らは知っていて、ハアハアせねばならぬような無理はしない。
そういえば野良猫が真にハアハアしている姿など見たことがないが、彼らはちゃんと涼しい場所を知っていて賢くじっとしているのだろう。

もちろん犬だって真の炎天下に散歩をしたがるはずもなく、暑い日中は涼しい場所でごろりと転がって寛いでいるはずである。

ところが、無理をしないのが身上の猫たるはずの我が家の隊長は、まだ日も高いうちにどうしても外に行くのだと聞かぬ。特に今年は、梅雨が明けてもなお日中の散歩に出たがった。
気温と地温が多少下がる夜の散歩に至っては調子に乗って100メートルダッシュを仕掛けて来たが、足を縺れさせつつ必死でついてゆく乳母の耳に聞こえてきたのは、ハッ!ハッ!という隊長の犬の如き開口呼吸の大きな息遣いであった。

チミは一体何の生き物なのだ?!

暗闇の中、リードの先で息を弾ませている生き物が犬なのではないかとホンキで思った瞬間であった。(昼間の開口呼吸時にはハアハアは聞こえない)
・・・彼はどうやら無理をするタイプの猫らしい(阿呆とも云ふ)。

無論、隊長がどんなに出たがろうと「行けません!」と宣言することはできる。
飼い猫が暑さに晒されることによる諸々の危険を回避するためには、それが飼い主として手っ取り早く賢い選択肢だということも解かっている。

されどもワタシとしては、
猫が「飼い主に楽しみな日課を奪われた」と感じることは大変不本意なので、
猫が自らの意思で「暑いから外に出るのは止めよう」と決めることを望んでいるのである。どうするべきか猫自身に選んでいただきたいのだ。

それに動物たるもの、「自分の身体が対処できない暑さの中に身を置かぬほうが良い」という判断くらいできなければおかしいではないか。

だからこそ彼がそのことに気づくまで、灼熱のアスファルトからむんむんと立ち昇る熱気に耐え、猫の身体に異常がないか細心の注意を払い、老いつつある身体に鞭打って、隊長におつき合いするという茨の道を選んだのである(笑)。
ついでに、わざわざ日向を歩く隊長に自分の影を日傘代わりに投げ掛けるのをちょっとやめてみたりしてみた(もともとそんな影にそれほど意味もないしね)。
その甲斐あって・・・



「アツイ・・・」             「アツイゾ」


「明日から昼間の任務は夏休みダ」

7月末になってようやく隊長は暑さに気づき、明日から夏休みだとギブアップ宣言をしたのである。この日(7月28日)以来、彼が昼間の任務について言及することはなく、猫らしく窓辺でだらだらと昼寝して過ごしてくれている。
猫としては珍しい開口呼吸で歩くその勇姿(?)と、ベロ出し夏休み宣言の証拠写真を掲げながら、乳母は胸の中で高らかに勝利宣言を叫んでいるのである。

ちなみに「昼散歩の時間を早朝にする」という折衷的選択肢は我が家にはない。
ワタシの活動時間帯が一般的なニホンの皆様より6時間ほど遅れている(これを国内ひとり時差と云ふ)こと、それから、どういう訳か近隣に犬をひとりで外に出すお宅が何軒かあり、特に早朝は大型狩猟犬を放している困った輩がいるので猫の散歩など危なくてとてもできない、というのがその理由。
とは言え、隊長が望めば夜の散歩時間を延長せねばならないが、今年はどうなることやら・・・。


ところで、酔狂な散歩なぞしない屋内の猫でも気温や湿度の高い室内で猫が遊びに夢中になり過ぎたりすると開口呼吸をすることがある。

前述のように、足の肉球からしか汗をかけず毛衣を纏った猫たちが、上昇する体温をなんとか下げようとする奥の手が開口呼吸。
普通の呼吸よりは効率良く熱交換ができるが、かなり体力を消耗するらしい。

ニンゲンの体表にある汗腺はエクリン汗腺で体毛とは無関係に開いて水分を多く分泌するのだそう。
このエクリン汗腺、動物の場合には四肢の裏にしかなく、体温調整でなく極度に興奮したり怒ったり緊張した場合に汗を出す働きをしているらしいので、暑いからといって左程役に立たないようである。

ついでに毛皮のある動物の中で体表に汗腺を持つ馬は汗をかくことで体温を下げられるのだそうだが、この馬の汗腺は毛の根元にあるアポクリン汗腺。通常アポクリン汗腺はあまり水分を出さず、馬のアポクリン汗腺は例外的働きをしているらしい。

だからして、ホントはその姿を見て勝利宣言などしている場合ではないのである。
実際、日陰にから出たごろ太が日照道を歩いたのはほんの数メートル。そのわずかの間に体温が急上昇したから、彼はハアハアしながら歩く羽目になったのだ。
まぁ開口呼吸できているうちは自分でなんとかしようと身体が働いてくれているワケだし、涼しいところで暫し休めば大抵ケロリと復活するのではあるが、猫の開口呼吸を見かけたら熱中症の一歩手前だと思っておくほうが良い。

猫の開口呼吸は『そろそろ限界デス』というサインなのである。

体温調節がうまくできない幼い猫や高齢の猫、高温高湿の環境が特に苦手な黒猫, 長毛または被毛が厚い猫, 逆に極端に被毛の薄い猫, 鼻面が短い猫, 太った猫なども暑さには特に気をつけてあげたほうが良さそう。
また心臓や呼吸器の按配が良くないと、暑い盛りでなくともちょっと運動したり興奮したりしただけで開口呼吸になってしまうことがあるようなので注意したいところ。

熱中症とは高温高湿下で起こる体の異常の総称なので、症状を起こす原因によって手当ても少しずつ異なる。ただしいずれの場合も症状が現れてしまうと命に関わるし、運良く一命を取り留めたとしても脳や内臓に大きな損傷を残す可能性も高いので、決してあなどってはイカンのである。
そこで、隊長が真夏の昼間は家で過ごすに限ると気づくまでの間に何かあってはイカン!と乳母が必死で調べた、熱中症とその対策についてお話したい。
・・・のだが、例によってここまででかなりの尺を使ってしまったので次回に続く(笑)。





【お詫び】
諸々の事情により、いただいたコメントへの個別のお返事できず不義理しております。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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隊長が気づくまで随分時間がかかったけれど、今年もお暑うゴザイマス。猛暑お見舞い申し上げまする。
ワタクシもお蔭様でやっとこさ、「熱中症の危険を冒して炎天下にほっつき回って無駄な汗をかき、隊長の体調を気遣ってハラハラし冷や汗までかかせられるという不毛過ぎる昼の任務」から目出度く開放され、そのあまりの開放感に酔いしれてうっかり巻物に手をつけてしまいました(^^;)。

うっかりついでに本日はこの場でちょっとだけ個別にお返事。


myaumyau さん、ダジャレ早速使わせてもらったよー!ウヒヒ。
適正体重がナンダと云うのダッ!ルーさんの生命力に乾杯(笑)!・・・けど、あまりお肥えになると諸々の病気に罹るリスクが増えてしまう(ボーコー近辺も多少関係あるし)から、うまいこと調整できるといいね。
カリカリを1回の食餌につき1粒ずつ減らしていくくらいのゆるさで、1年くらいかけて行うダイエットがおすすめよ・・・って、ルーさんそこまでお肥えじゃないよね?

mogu07 さん、お祝いのコトバをありがとう!
アナベラ姉さんに見守られて、カノくんもリッパに健やかに育ってくれてるよね。このまま健やかにmoguさんの側でずーっと齢を重ねてゆけますように。
涼みながら進むはずの隊長、ペース配分をマチガエタのかついにギブアップしてくれたよ(笑)。

Kotora さん、2週間で終わる夏というのが逆にウラヤマシイ饅頭です。
ついに昼間の任務からは開放されたけど、この暑さがまだ1ヶ月以上続くかと思うとウンザリ・・・。暑いのは年に半月で充分よ!できることならドイツに引っ越したい~。
毛色を薄くする遺伝子って、その毛色特有の性格的な特徴(があるらしいよね)も薄めるんだって。ふんわりした薄茶トラも悪くないけど、なんかそれって茶トラダッシュ(')ってこと(笑)?!

リヴさん、暑さが年々堪えるのは齢のせいばかりぢゃなくて、年々暑さが増してるから(笑)?
ヒーヒー言いながらごろ太と炎天下を歩くことで、首と肩の痛みが良くなるってのも皮肉なのだ。
でもさ、本格的な暑さが来る前から日中の気温が高い時間帯に動くように心掛けておくと、身体が暑さに慣れて耐暑性能がアップするらしいのです。
リヴさんの徒歩通勤も、きっとそういう効果をもたらしてくれたに違いない!

| 無病息災願えども | 20:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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師走晦日の湯浴猫


「泡だらけにされるトカ」


「今更ボクは動じマセン」


「・・・泡の味ヘンな味?」


「なめたらダメだそうデス」


「アタマからお湯かけられたって・・・」


「ブヒ!ボクは動じナイゾ!」


「湯気の向こう~にゃ~」


「ボクがァ~居~るゥ~」


「背中掛け流しの温泉だモン!」


「そろそろ上がりマス」


「・・・あと50数えたらだって」




団栗眼で湯に浸かりゃ、師走晦日も更けてゆく。
が好んで転がるは枯草積もる土の上やら埃まみれのアスファルト。
撫でりゃ埃の出る身体、泡塗りたくり擦っても年神様をお迎えするにゃまだまだ禊が足りないと、ついには湯浴みとなりにける。
もやもや白い湯気の中、動じないぞと言いながら団栗眼で湯に浸かる師走晦日の湯浴み。慌てず騒がず身を任しゃじんわり沁み入る温もりに、湯の花溶けた温泉もなかなかにして乙なものだと思っているやらいないやら。






【蛇足的補足】
お湯に溶けているのは湯の花ではなく『六一〇ハップ』というイオウ系の入浴剤。
実はもう販売されていないのだが、連れ合いの汗疹予防に長年使って来た。近年誤った使用法が多発したために販売中止となってしまったのだが、我が家に残された貴重な在庫を使っている。
何故風呂に入浴剤を使うかというと、今年の夏ノミがついて大変だったから!
ノミに気づいたのはごろ太の右腋に1円玉おハゲを見つけたのがきっかけだった。最近よく首を掻いているなと思ったらノミだったのである。

散歩3年目にして初めてのノミ。むむ、それじゃ例の超音波虫除けはちっとも働いていなかったのか?!と首を捻りつつ、「もしもノミがついてしまったらスポット式ノミ取り薬を使う」と決めていたので早速動物病院で垂らしてもらった。
が、薬の効きが非常に悪かった!後で知ったのだが、同じ薬をプリンは月に1度使っているらしく、どうやらその薬に耐性がついてきたノミがいるようだった。
ノミはわんさかたかっていたワケではないけれど、放っておくとあっという間に増えてしまう。ノミが増えるほどに寄生虫(条虫)のリスクも高くなるので焦った。

そんな我が家でノミ退治に最も効果があったのはなんと湯浴みだった。
まず強めのシャワーでの首を一気に濡らす。そうするとノミがアタマに逃げることができなくなるからである。続いて全身を濡らし泡立てたシャンプーでよーく洗い、最後に湯船にどぶんと浸かっていただくのだ。
しばらく浸かっていると弱ったノミが浮いてくる。
イオウ系入浴剤は、その効果をより高めるために使っていた。
濃度に気をつければ比較的安全と判断しているが、大雑把に言えば石灰硫黄合剤。
正しく使えばや犬の皮膚病(疥癬)などに一定の効果があるとされているが、決して原液を経口摂取してはイカンのだ。しかし入浴剤が身体に残れば当然は舐める。薄めに使っても果たしてどの程度毛皮に残留するのか把握する手立てがないので、頻繁に使用すると危険かもしれない、と気をつけている。

もう真冬なのでノミも活動休止中。よって入浴剤ナシのお風呂でよかったのだが、撮影に当たってごろ太を抱いて一緒に湯船に入っている乳母の身体ができる限りナマナマしく写り込まぬよう、お湯に白濁していただいた次第(笑)。
何を隠そう彼はワタシの膝の上で湯に使っているのだ。ひとりで入浴させようとしても、何がどうなっているのか決して湯を張った浴槽に入れられない彼だが、一緒に入れば意外なほど大人しくしている。のぼせないよう、時々膝を昇降機のように上下させている。
案外アッサリと湯船に入り騒がないので、湯浴みはシャンプーとともに月に一度の習慣になってしまった。

湯浴みを始めて早半年経つが、最近では手で押さえていなくとも落ち着いてお湯から顎を出したり入れたりしているところを見ると、満更でもないのだなと笑ってしまう。
猫と湯船につかるなどよもや考えてもいなかったが、湯気の向こうに見え隠れする団栗眼の猫の顔というのもなかなかオツなものである。わはは。
デジタルカメラのレンズが曇っていい具合に湯気っぽい写真があるが、もしもレンズの内側が曇ったらカメラは駄目になる。そんな決死の撮影だったので、ごろ太の湯浴みの貴重な記録になるかもよ~?



・・・ネッシー(笑)?



年内更新はもうできないかもなので、どうぞみなさん良いお年をお迎えくださいね。



【お詫び】
諸々の事情により、しばらくコメントへのお返事をお休みさせてください。
コメントのお返しもできなかったりできなかったり、できなかったりしてます(^^;)。
それでも、とコメントくださる方、嬉しくありがたく拝読させて頂きます。

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もう間もなくお正月!早いものですねぇ。
クリスマス、ウチはいつも通り(=猫にこき使われ)過ごしていました。ま、今年に限らずいつもなんだけど、今年は家のどこかに飾り付けする時間もなく、なんとなくうっかりしているうちに終わってしまったかも(笑)。
何か楽しい記事をとも思うのですが、クリスマスは家族で家で静かに過ごすというのもいいね、と常々思っていることもあり、こんなときくらい真面目にお祈りしよう、とツマランお祈り記事も3回目(^^;)。
祈ったからといって物事がなんとかなるはずもないのだけれど、いつも頭の中にある願いというのは、その願いを叶えるための行動を起こす力にもなるかなと考えています。
その行動がたとえ微々たるものだとしても、ね。

ボランティアに参加するとか、どこかに寄付をするとか、そういう大きなことができないとしても
たとえば自分の家にいる動物を大切に可愛がるだけだって、シヤワセな動物を増やすための行動なのだ!
めっきり土が減ってしまった昨今、外猫たちのために庭の一部分をトイレとして開放するとか、
彼らが捕まえて食べるかもしれない小さな生き物に毒をかけたり毒餌をまいたりしない、
などというのも充分に意味のある行動なんじゃないかと思う。
直接猫には関係ないと思い込んで我々が何気なく行う何かが、まわりまわって不幸にしたくない相手を不幸にする可能性というのを、忘れずにいつも意識していたい。
もちろん、大きなことができる人々は素晴らしいし、自分の家族以外の動物に直接手を差し伸べられればもっと素晴らしいけれど、それぞれ事情もあるしできることをするのがイチバン、とワタシは思っています。
・・・あり?大きなことができない自分を慰めているのか(^^;;)?!

| 無病息災願えども | 20:00 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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